痛快ボトムフィーダー! Kangertech DRIPBOX 160W レビュー!


KangertechのボトムフィーダーDRIPBOXが160Wにパワーアップ&温度管理機能を搭載して帰ってきました!
初代DRIPBOXはVW機能こそありませんでしたが、その男心くすぐるガジェット感と優れたコストパフォーマンスにより国内でもスマッシュヒットとなった事は記憶に新しいと思います。
さて、新型DRIPBOXは先代を超える事ができるのでしょうか、早速レビューしてみましょう!

商品提供 ベプログショップ

Kangertech DRIPBOX 160W


・DRIPMOD160
サイズ 41mm x 84mm x 51mm
材質 亜鉛合金製
VW機能 7W~160W
温度管理機能 Ni200、Ti、SS、NiCr(100℃~315℃/200°F~600°F)
リキッド保持量 7ml
バッテリー 18650 x 2
充電用Micro USBポート搭載
ボトムフィード機能搭載

・SUBDRIP160
材質 ステンレススチール製
サイズ 22mm x 26mm
付属コイル 0.25ΩSSクラプトンコイルベース x 1、0.2Ωカンタルコイルベース x 1

特長

・MAX160W&TC搭載!中華スコンカーの決定版!
・直肺、タバコ吸い両対応の新型ドリッパー付属!
・ビルドできなくてもOK!コイルベースごと交換可能!

 

ディテール


パッケージを開けるとDRIPBOXが鎮座しておられます。
思わず「おおーっ!」と声が出てしまうニクい演出にKangertechの本気を感じずにはいられません。
開封の儀でこんなにテンションが上がったのは実に久しぶり。

 


セット内容はDRIPMOD160、SUBDRIP160、予備スコンクボトル、交換用コイルヘッド、充電用microUSBケーブル、オーガニックコットン、プリメイドコイル、フィルター、予備イモネジ、マニュアル、ワランティカード。

 


存在感抜群、人目を引く事間違いなしのデザイン。
そのフォルムはWismecのReuleauxを彷彿とさせます。
そういえばReuleauxを18650バッテリー2本のボトムフィーダーに改造してしまったツワモノが海外にいらっしゃいましたね。

 


正面にはパフボタン、ディスプレイ、+ボタン、-ボタンと充電用micro USBポート。

 


側面にベントホール、そして背面にはスコンクボトルを搭載。

 


アールを描くこの部分がやたらテカテカしていて若干チープに見えるのがちょっと残念。
ホワイトかブラックモデルの方が良かったか・・・?

 


スコンクボトルとバッテリー交換は底面から。

 


スコンクボトルカバーはマグネット式。
このあたりの作りは先代DRIPBOXと変わりありません。

 


バッテリーカバーはヒンジ式。
2本の18650バッテリーをスタックで使用します。

 


スレッドは510接続、スプリング式のコンタクトピンにはリキッドホールが開けられており、スコンクボトルを押す事でリキッドがこのホールを通じてアトマイザ―へ供給されるという仕組みです。
ディスプレイを見てみましょう。

・VWモード

左からバッテリーインジケータ、コイル抵抗値、カレントボルテージ、ワッテージ。

・Ni-TCモード

・Ti-TCモード


・SS-TCモード

・NiCr-TCモード

いずれも左からバッテリーインジケータ、コイル抵抗値、カレントワッテージ、設定温度、コイル種別。
非常にシンプルで見やすいディスプレイです。

 


オマケフィーチャーとして白黒反転機能も搭載。
これはなかなか新しい機能ですね。

 


こちらが同梱のドリッパー、SUBDRIP160。

 


側面にはDL(Direct Lang)用の幅広いエアホールと、MTL(Mouth To Lang)用の小さなエアホールがそれぞれ2か所開けられています。
トップキャップ兼ワイドボアドリップチップを回すことでDL用のエアホールを無段階に開閉可能、これによりスカスカドロ―からタイトドローまで自由自在。

 



アンチスピットバック用のフィルターが同梱されていますので、装着しておくことをオススメします。
ドローには全く影響しません。

 


コンタクトピンは調整不可。

 


プリセットされているデッキは0.25Ωのデュアルクラプトン。
2ポールのベロシティタイプですね。
ちなみにコイル下の穴はエアホールではなくリキッド供給用のホールです。

 


同梱のデッキは0.2Ωカンタルデュアルコイル。
デッキは先代DRIPBOXと同じく丸ごと交換可能です。

 


ベースパーツを見てみましょう。
コンタクトピンにフィード用のホールが見えますね。
スコンクボトルから送られたリキッドはこのホールを通ってボトムパーツに一旦溜まり、周囲に開けられた7つのホールとデッキに開けられた2つのホールからコットンへと供給されます。

 


完全に分解してみました。
シンプルな4ピース構造です。

 

吸ってみた

スコンクボトルにROYAL JUICE PREMIUMのSTRAWBERRY MILKをチャージし、VWモード120Wにエアホール全開、ダイレクトラングでパフってみました。

 

「スコーーーー、ブッハァーーー!!」

 

これはヤバいです、めちゃめちゃ楽しいです!
あほみたいな爆煙でみるみるうちに部屋がホワイトアウト、もはやスモークマシンの域といっても過言ではありません。

特筆すべきはフレーバーがしっかり出ているという点。
大量のミストによる力技でフレーバーを押し出しているという感じですが、思いのほか美味しくてびっくりしました。
繊細なフレーバーのリキッドを味わう場合は、高抵抗のコイルでセッティングしなおす必要がありそうですね。
またMODの質感、操作性も非常に良く、先代のDRIPBOXより高級感が漂っています。
ただしこのサイズにこの重さはポケットに入れて持ち運ぶにはちょっと困難かもしれません。

 

コットンバーンテスト

さて、恒例のコットンバーンテストです。
DRIPBOX160WはNi200、Ti、SS、NiCrでの温度管理に対応しています。
上限ワッテージは160W固定、上限温度のみ設定するだけのイージーオペレーション。
ここではコイルにドライコットンを通し、200°Fから600°Fまで100°毎に10秒間通電させてコットンの焦げ具合を見てみることにしましょう。

0.15ΩNi200

200°Fでは変化無し、300°Fから600°Fまでコットンに焦げ目のグラデーションがきれいに出来上がりました。

0.23ΩTi

400°Fまではほぼ変化無し、500°Fと600°Fでほぼ同じくらい焦げ目がつきました。

0.34ΩSS316

200°Fでは変化無し、300°Fでかなり高温になったらしくコットンが痩せてしまっています。
これ以上は焼きちぎれると判断したためテスト終了。

0.2ΩKanthal

NiCrモードでのテストです。
SSと同じく200°Fでは変化無し、300°Fでコットンが真っ二つ。
SSとNiCrの温度管理はワイヤーの太さや抵抗値を見直す必要があると思いますが、Ni、Tiではちゃんと温度管理が働いていると考えてよさそうです。

 

Kangertech DRIPBOX 160W 総評

ハイパワー&優秀な温度管理機能を搭載したボトムフィーダー、DRIPBOX160W。
チップその性能もさることながら、やはり一番の醍醐味はボトムフィード。
イガりそうになったらボトルプッシュでラクラクチャージ。
気の向くままに爆煙チェーン。
ミストとフレーバーに夢中になってたら、いつしかボトルがすっからかん。
恐らく燃費はアメ車並み、しかしダラダラと爆煙チェーンするという素晴らしいエクスペリエンスは他の何にも代えられません。

DRIPBOX160Wだからこそ味わえる痛快なVAPING、是非一度ご体験ください。
Kangertech DRIPBOX 160Wはベプログショップにて大好評発売中。
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DRIPBOX160W 販売ページ

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