Jorda b RDAをNi80スペースドコイルでビルドしてみた

Jorda b RDA スペースドコイルビルド

適当に組んでもちゃんと美味しいJorda b RDA。
当初はマイクロで組んでましたが、試しにスペースドにしたら更にウマウマに。


Kanthal 26G 2.4mm 8wrap 1.2Ω

コイル幅が増えた事によってエアホールからのエアーが漏れなくコイルに当たり、コイルの冷却効率がアップしたからなのか、リキッドの気化効率が上がったからなのか、何にせよこれは紛れもなくスペースドコイルの恩恵。
ただしスペースドコイルの特徴のひとつ、「立ち上がりが遅い」のがどうしても気になる。
Colossalなどに搭載されてるカーブモードやプリヒート設定を使えばある程度立ち上がりはコントロールできますが、当然メカスコなどではできません。
どんなMODに乗せても快適に吸えるようにしたいなと調べてたら、いつの間にかNi80ワイヤーをポチっていました(笑)
カンタルよりも通電性が高く立ち上がりが早いと言われるNi80ワイヤーで、スペースドコイルを組んでみましょう。

Ni80とは?

Ni80とは「NiCr(ニクロム)」の名で広く知られる合金のこと。
温度管理で使用されるNi200が純度98%以上のニッケルなのに対し、Ni80はニッケル80%、クロム20%という組成です。

Jorda b RDA Ni80 スペースドコイルビルド


今回使用するのは、pulseやバーサーカーでおなじみのVANDY VAPE社製Ni80ワイヤー。
同ゲージのカンタルと比べるとやや柔らかい印象。
28G 30ftのものがFTで$2.75でした。


オーソドックスに精密ドライバーで巻いていきます。
ワイヤー間のスペースにバラつきが出たら今のうちに修正しておきましょう。
ネジなどに巻きつけると綺麗な等間隔コイルが作れるようですね。


精密ドライバーごとjorda bのデッキにセットし、コイルの足をポストに巻きつけます。


反対側のポストも同様に固定。


余分なワイヤーをカットしたら、コイルの高さ、左右の位置をエアホールに合わせましょう。
この時点で抵抗値を測定したところ、MOD読みで1.31Ωでした。


コットンの量は多からず少なからず。
コイルにコットンを通した時に、ややひっかかる感じがベストです。
無理に突っ込んでコイルの形を崩さなうよう要注意。


コットンの両端をモフモフしてデッキ内へセットすれば完成。

吸ってみた

VAGABOND VAPOURのSantorini Sunriseをドリップし、プリヒート無しの15Wでパフってみました。

 

「スコーーー、
プおおっ!すごいレスポンス!!」

 

カンタルとは明らかに違う立ち上がりの早さ。
26Gから28Gに変えたという点を差し引いても、吸いごたえのあるミストがパフボタンを押してから口の中へ入ってくるまでの初速が明らかに早い。
意図するミストが通電直後から得られるのはすごく気持ちが良いですね。
試しにドライバーンしてみたらものすごい勢いで赤熱してびっくりしました。

味についてはNi200やTiなど、それぞれのワイヤーに特有の喫味があるように、Ni80にも特徴があります。
Ni80の喫味はカンタルに比べてずいぶんとクリア。
フレーバー自体は濃厚なんだけどもっさりしてないというか、「ライト」な感覚。
吸いなれたリキッドでもどこか新鮮味を感じられるフレーバーに昇華。
使い勝手も味も良いし、Ni80は大変気に入りました。

Jorda b RDAはしばらくこのビルドで運用決定。
カンタルのパラレルスペースドという選択肢もあったんですけど、Jorda bのちいさなデッキにぶっ込むのはなんか違うような気がしてまだ 試してません。
Jordaだけじゃなく、いろんなアトマのポテンシャルを探るのってほんと楽しいですね。
これぞVAPEの醍醐味、次はメッシュビルドにチャレンジしてみます!

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Vapezine VAPEレビューブログ ベプジン
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