
あのMQがパワーアップして帰ってきた!
YIHI418Jチップセット搭載、18650/20700/21700シングルバッテリーMOD『SXmini MQ PLUS』のレビューです!
※商品提供 Sourcemore
SXmini MQ PLUS製品詳細

| サイズ | 81.5 mm x 42.4 mm x 28.2 mm |
| 材質 | SS+アルミニウム |
| 搭載チップ | SX418J |
| 搭載モード | VW/VV/TC(SS316,Ni200,TCR)/VT COIL |
| VW | 5W~100W |
| VV | 1V~8V |
| 対応抵抗値 | 0.1Ω~3.0Ω(Watt)/0.05Ω~3.0Ω(TC) |
| ディスプレイ | 0.91インチモノクロOLED |
| USBポート | タイプC(5V/2A) |
| バッテリー | 18650/20700/21700 x 1 |
セット内容
SXmini MQ PLUS MOD x 1
タイプCケーブル x 1
バッテリーアダプタ x 1
マニュアル x 1
保証書 x 1
ディテール

YIHI SXmini MQ PLUSは、昨年スマッシュヒットとなったSXmini MQ Classの後継機。
シンプルなデザインはそのままに18650/20700/21700の3種のバッテリーに対応、最高出力100Wにパワーアップしたほか、スマートブーストなる新機能が追加されています。
ちなみに前作のレビューはこちら↓


前作と比較してみましょう。(写真左:MQ Class、写真右:MQ PLUS)
サイズがひとまわり大きくなったことに加え、なんとインターフェースが左右入れ替わってるんです。(並べて見るまで全く気づかなかった)
右利き用とか左利き用とかいう事ではなくて、どっちの手でMODを握ってもちょうど親指の第一関節あたりがパフボタンに当たるようになってます。

バックのプレートにはMQ PLUSのエングレービング。
プレートにはヘアラインが施され、指紋やほこりが目立ちにくくなりました。
これはナイスな改良ですね。

底面にはバッテリーキャップとタイプCポート。
バッテリーはポジティブをアトマイザー側にして装填しましょう。
18650バッテリーを使用する際は同梱のバッテリーアダプタを介します。

コネクションは510,スプリング式のコンタクトピン。
直径28mmまでのアトマイザーであれば本体からはみ出さずに乗せられます。

22mmのアトマイザーを乗せるとこんな感じ。
スラントリングが欲しいところです。
SX418Jチップ解説
SXmini MQ PLUSに搭載されるのは、SX418Jチップ。
前作に搭載されていたSX416Jチップの後継で、最大出力の変更と新機能が追加されています。
ここでは操作方法と各機能を説明します。
操作方法
電源オフ メニューモードから電源オフ
パフボタンロック UP+DOWN同時長押し
ボタンロック パフボタン3クリック
メニューモード 電源オン時にパフボタン5クリック
超多機能なメニューモード
電源オン時にパフボタン5クリックでメニューモードを表示。
メニューは2画面分あります。
CURVES VWカーブまたはTCカーブの設定
S.BOOST SMART BOOSTの設定
EXIT VAPEモードに戻る
BRIGHTNESS スクリーン輝度を5段階に調節可
電源マーク 電源オフ
UPDATE ファームウェアアップデート
あるとウレシイCURVES設定

CURVESとはパフボタンオンからの10秒間、ワッテージ増減または温度変化をカスタマイズできる便利機能。
TEMPモードからメニューモードに入った場合はTCカーブ
をそれぞれ設定できます。
1 SOFT(緩やかな立ち上がりのソフトモード)
2 HARD(強い立ち上がりのハードモード)
3 NEUTR(フラットなニュートラルモード)
4 SXi EQ1(ユーザーバンク)
5 SXi EQ2(ユーザーバンク)
6 SXi EQ3(ユーザーバンク)
いちいち設定するのが面倒という方は、SOFTかHARDにプロファイルを切り替えるだけでも吸いごたえの変化を十分効果を感じられます。
SMART BOOSTモードも追加されました

SMART BOOST機能の面白いところは、ブーストが再び作動するまでの時間を設定できる点。
パフの度にブーストをかけるのではなく、コイルが冷めた状態の時だけブーストをかけるといった使い方ができるスグレモノです。
もちろん、従来のようにパフの度にブーストをかけることも可能です。
多彩なVAPEモード
MENUモードで「MODE」を選択するとVAPEモードの切り替えができます。
TEMP TCモード。
VT.COIL SX社の※VT COILを搭載したアトマイザー専用モード。
V.VOLT MAX8.0VのVVモード。調節は0.1V刻み。
※VT.COILモードはコイルの抵抗値変化を監視し続け、リキッドが無くなる前にカットオフを作動させるという画期的なアンチドライヒットシステム。通常のアトマイザーでは期待する動作は保証できません。
とことんこだわったTCモード
以前から温度管理へのこだわりがハンパないSXチップ。
SX418JでもとことんこだわったTCモードを搭載しています。
メニューからVAPEモード選択画面に行き、「TEMP」を選択すると下図のメニューが順番に表示されます。

※画像はMQ PLUSのものを流用
TCモード使うのにこんなに設定しなきゃいけないの!?と思うかもしれませんが、精度の高い温度管理でウマウマミストをスコープハーできるなら朝飯前!ですよね。
とはいえ初心者にはやや敷居が高い項目もあるので簡単に解説を。
①摂氏/華氏設定
日本で温度を表記する際は摂氏℃が一般的ですが、VAPEでは華氏℉を用いることが多いです。
今回はわかりやすいように「摂氏」を選択します。
②室温設定
温度管理機能とは、コイルの抵抗値変化を読み取って、あらかじめ設定した温度を超えないように出力を自動調節してくれる機能。
多くのMODの場合、室温状態のコイル抵抗値のみをMODにメモリさせていましたが、MQ classではその室温が何度なのかもメモリさせることで温度管理の精度を高めていると思われます。
③ワイヤー選択 / TCR入力
ここでは温度管理モードで用いるワイヤーを選択しましょう。
プリセットされているプロファイルはSS316LとNi200の2つ。
これ以外のワイヤーを使いたい場合はTCRを入力します。
TCRについて

MQ classで入力できるTCRは0.00050~0.00700まで。
使いたいワイヤーのTCRがわかればいろんなワイヤーで温度管理ができます。
VAPEでよく使用されるワイヤーのTCR一覧を載せておきますので参考にしてみてください。
Ti 0.00366
NiFe30 0.00320
SS410 0.00155
SS430 0.00138
SS304 0.001016
SS316L 0.00092
SS316 0.00088
④抵抗値ロック/測定/調整
MQ classに接続されているアトマイザーの抵抗値をロックします。
先述した「室温状態でのコイル抵抗値(基本抵抗値)が何Ωなのか」という項目がまさにこれ。
ロック方法は4通り。
USE OLD すでにロック済の抵抗値をそのまま使用
AUTO LOCK コイルが基本抵抗値まで冷却されるとロック
抵抗値入力 表示されている抵抗値を選択すると任意の抵抗値を入力可

※AUTO LOCKを選択すると上図の画面が表示され、カウントダウンが始まる。
コイルが基本抵抗値まで冷却されたと検知されればカウントダウン中でもロックされる。
⑤温度 / 最大ワッテージ調節
TEMPモード時にUPまたはDOWNボタンを1クリック
UPまたはDOWNで温度を調節しパフボタンで決定
UPまたはDOWNで最大ワッテージを調節しパフボタンで決定
MQ classは温度設定の後に必ず最大ワッテージ設定を行うようになっています。
PURE NENV (No E-Liquid No Vape) テクノロジー
MQ PLUSに搭載されているPURE NENVテクノロジー。
これはVAPEモードの項で解説した「VT.COILモード」をそっくりそのままTEMPモード上で動作させるアンチドライヒットシステム。
コイル抵抗値の変化をMODが読み取り、リキッドがなくなると自動的にカットオフが動作してくれるスグレモノです。
麗しのフィッティング

23mmのRTA GTRとのフィッティング。
シルエットはイイ感じ。
MODの幅とアトマの幅がやはり気になります。

Antiquity V2 RDAだとこんな感じ。
ちいさなドリッパーを乗せても意外とかわいらしい。
22-28mmのスラントリングが欲しいところです。
使用感
手に取って驚いたのはその軽さ。
MQ Classも軽かったですが、それよりワンサイズ大きいMQ PLUSでもこんなに軽いのかとちょっとびっくりしました。
各部の作りも非常によくできていて、シンプルなデザインと相まって高級感すら感じられます。
バックにMQ PLUSなるロゴがデカデカと入っていますが、それすらおしゃれに思えてくるビジュアル的説得力がハンパない。
やっぱこのデザイン、カッコいいです。
肝心のVAPINGに関してはさすがSXチップ、円熟の域に達していると言っても過言ではない安定感です。
パフレスポンスよし、GUIの操作性よし、そして新たに追加されたSMART BOOSTの使い勝手がとてもイイ感じ。
レギュレーテッドMODの便利機能って正直もうネタ切れだと思っていましたが、ここにきて意外に便利な機能が実装されたのは嬉しい限りです。
総評

俺はMQ Classでいいかな。
18650しか使わないし低出力ベイパーだし、ぶっちゃけMQ PLUSは筆者にとってはオーバースペック。
手持ちのアトマもほとんどが22mmということを考えるとあえてMQ PLUSを選択する必要がないのが正直なところ。
それでもMQ CLASSと一緒に持ち歩いて「MQ兄弟」的な使い方をするのが案外楽しかったりします。
しかしデザイン、性能、使いやすさに関してはお墨付き。
豊富なVAPEモードにイージーオペレーション、そして飽きの来ないシンプルなデザイン。
間違いなく長く使える一台です。
今だともうMQ Classが手に入りにくくなってると思うので、代替候補としてMQ PLUSを手に入れるというのも良いかもしれません。
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