SIMGOT MEETURE MT3 PRO|ぶっ飛ぶイヤホンレビュー

ハイレゾ対応イヤモニ、SIMGOT MEETURE MT3 PROのレビューです!
※商品提供 SIMGOT

 

SIMGOT MT3 PROが凄い3つのポイント

ハイエンドモデルと同じドライバーを搭載!

SIMGOT MEETURE MT3 PROは、なんと実勢価格1.8万円のイヤホン「EN700 Pro」と同じダイナミック型ドライバーを1基搭載しています

ドライバーとは?
電気信号を音声に変換する、言わばヘッドフォンの心臓部。
一般的なヘッドフォンでは、主にダイナミック型、BA型の2種が存在します。

■ダイナミック型

最も一般的なヘッドフォンの駆動方式。
歪みが少なく、1つのドライバーで広い再生周波数帯域をカバー可能。

■BA型

レスポンスの良さ、特に中~高音域の表現力に優れているが低域が苦手。
補聴器に用いられるほか、音域ごとに複数のドライバーを組み合わせたハイエンドヘッドホンにも用いられる方式。

ちなみにMT3 Proの価格は7800円。
非常にコストパフォーマンスに優れたモデルだと言えます。

 

ハイレゾオーディオ認証取得済!

SIMGOT MT3 PROはハイレゾ音源の再生に完全対応。
再生周波数帯域(Fレンジ)はなんと15Hz-40kHz。
カラダで感じるような超重低音から、CDだとバッサリカットされちゃう高域までクリアに再生できます。

ハイレゾなんてファイルもプレーヤーも持ってないよ!って方でも大丈夫。
SIMGOT MT3 PROの豊かなFレンジは、spotifyやApple Musicのようなサブスクサービスやmp3ファイル再生、Youtube視聴においても絶大な効果を発揮します。

 

リケーブル対応、イヤーチップも豊富!


SIMGOT MT3 PROは安心のリケーブルに対応。
断線しても心配無用、ケーブルのみ買い換えればOK!
※ケーブルはamazon等で販売されている汎用0.78mm 2pinケーブルが使えます

 


また、2タイプ3サイズのイヤーチップが同梱されていますので、音質・装着感ともに納得のいくカスタマイズが可能です。

写真左:バランス型イヤーピース
音に厚みのある低音増強タイプ
写真右:高域強調型イヤーピース
透明感と解像度のある中・高音増強タイプ

 

質感、ルックスともに良し


MT3 PROのパッケージはすごくお洒落。
MEETUREというのはSIMGOT社のブランド名で、一万円以下の価格帯の製品を展開していくようです。

 


裏面にはスペックなどが書かれたシールが貼り付けられています。

 


上蓋をあけると、お行儀よく鎮座するMT3 Pro様がこんにちは。

 


イヤーピースやマニュアルはポーチの中に入っています。

 


本体の質感は上々。
デザインもゴテゴテしてなくていい感じ。

 


中央に見えるのがEM700 Proと同じ「10mm高磁気複合ダイナミックドライバー」。

 

 

大きさや厚さもZSN-PROなどのイヤモニとほぼ同等。
フォルムもサイズもごく標準的なので、初めてカナル型イヤホンを使う方にもオススメ。

 


ケーブルは高純度無酸素銅と銀メッキ銅の4本混合編線タイプ。
これが意外と絡まりにくくて使いやすい。
本体カラーに関係なくケーブルのカラーはピンクのみっぽいです。

 


イヤーピースを装着してみました。
写真のものは低音を強調させるバランス型イヤーピース。

 


本体にケーブルを接続すれば使用準備完了です。

 

震える心臓、ココロ踊る音

MT3 PRO、早速試聴してみましょう。
バランス型イヤーピースを装着したMT3 PROをAndroidスマートフォンに接続。
アプリはAndroidにプリインストールされているGoogle Play Music。
EQ、サラウンド、バスブーストは全てオフ、エイジング無しの箱出し状態での試聴です。

サンプルとしてチョイスしたのは、冒頭からブンブン唸るサイン波が心地良いAphex Twin 1st 44。
320kbpsでエンコードしたmp3ファイルです。
YouTubeにもアップされてますのでぜひお持ちのイヤホンで聴いてみて下さい。

 

「これヤバい、アガる。」

 

耳じゃなくてカラダで感じる重低音。
あまりに感動して、「どんだけ低い音出るねん!」って思わず一人ツッコミ入れたほどヤバいです。

高域に関してはスネアは抜けがバツグンだし、ハイハットや左右に振られたパーカッションは非常に高い解像度を持って聴こえてきます。

こう書くとドンシャリ特化なのかと思われそうですが決してそうではありません。

低域と高域に広がりがある分、中域の明瞭度の高さもまた圧巻。
これが再生可能周波数の広さの成せる業なのでしょうか。
正直スマホについてくるようなイヤホンとは全く次元が違います。

 

ここでちょっとドンシャリなセッティングにEQをオン。
これがまたヤバかった。

耳通り越して心臓にバクバク来ます。

MT3 PROで4つ打ちモノなんか聴いた日にはもう完全ぶっ飛びます。
EQで自分が思い描いたとおりの音をちゃんと出してくれる自由度の高さもMT3 PROの良い所。
フラットでの音質の高さに加え、音作りがしやすい。
MT3 PROは誰でも簡単に音楽を心地よく楽しめるイヤホンだと言えるでしょう。

 

イヤーピースによる聴こえ方の違い

MT3 PROにはバランス型と高域強調型の2種類のイヤーピースが付属し、それぞれ聴こえ方が異なります。
微妙な違いなんですが高域強調型だと気持ち低音が物足りなく感じるため、筆者はバランス型イヤーピースのほうが好み。

 

装着感と使用感

MT3 PROは、つけてることを忘れてしまうくらい自然な装着感が得られます。
長時間使用しても耳が痛くなったりすることは無く、なおかつワイヤーの耳かけ部分は絶妙なホールド感があってズレたりすることもありません。
ノイズキャンセリング性能も上々で音への没入感ハンパない。
文句なしです。
 

総評

 

ぶっ飛ぶイヤホンです。

 

超低域から超高域まで解像度の高い音像が得られ、EQ次第でドンシャリにもなる高いポテンシャル。
テンション上がるイヤホンです。

結構ベタ誉めてしまくっちゃいましたが唯一イマイチだと思うのは微妙な価格。
ドンシャリが好みなら実勢価格3000円以下で買えるKZ-ZSN PROのほうがコスパ的には優れてるなと。

逆にEQなどで自分好みの音をカスタマイズしたいという方であれば、癖のないMT3 PROがオススメです。

・スマホ本体に付属のイヤホンしか使ったことがない人
・自分好みの音をカスタマイズしたい人
・1万円以下のハイレゾ対応イヤホンが欲しい人

どれかいっこでも当てはまる方は購入を検討してもいいいかと思います。

SIMGOT MT3 PROはAmazonにて絶賛発売中です。
お買い求めはこちらからどうぞ!

 

SIMGOT MT3 PROスペック

ドライバー 10mm高磁気複合ダイナミックドライバー
ダイヤフラム 高分子複合チタン振動膜
再生周波数帯域 15Hz-40kHz
音圧感度 ≥108dB(1000Hz)
インピーダンス 18Ω
音圧感度誤差 <1% 108dB(20μpa)
定格電力 10mA
左右音圧感度誤差 <1.5dB(1000Hz)
コネクタ 0.78mm 2pin
ケーブル 高純度無酸素銅/銀メッキ銅 4本混合編線
カラー クリア、クリアブラック、グリーン、ピンク
材質 ポリカーボネイト樹脂、アルミニウム合金等
備考 ノイズキャンセリング、エルゴノミクスデザイン、ハイレゾ・オーディオ認証取得済、リケーブル対応

SIMGOT MT3 PROセット内容
イヤホン本体、0.78mm 2pin OFC&SPC混合ケーブル、イヤーピース、収納袋、VIPカード&保証書、取扱説明書

お買い忘れはないですか?
ガジェット
タイトルとURLをコピーしました