ベルリン発の激ウマリキッドTom Klark’s最新作、「der Zipfel, der Zapfel」のレビューです。
※商品提供 Vaper’s Nest
Tom Klark’s der Zipfel, der Zapfel
原産国 | ドイツ |
内容量 | 60ml(写真は10ml) |
ニコチン | 0mg |
VG/PG比 | 70:30 |
市場価格 | 2948円 |
メーカーキャプション要約
der Zipfel, der Zapfelはトムクラークのユニークなリコリス作品。
リコリス好きを満足させるだけでなく、誰もが楽しめるリコリスリキッドに仕上がっています。
このリキッドの開発は新しいアプローチに始まりました。
完全に純粋なリコリスと厳選されたフレーバー、それらを細心の注意を払ってブレンドすることにより、クリアなリコリスフレーバーを維持しながらも「全く新しいリコリスリキッド」として再定義することができました。舌の上をくすぐるリッチでまるい甘さ。
それはやがて口の中いっぱいに広がり、フルフレーバーなリコリスを体現。
フィニッシュは穏やかなハーブの香りで締めくくり。ワッテージによってリコリスの強さ、そして甘さとしょっぱさのバランスが変化し、高温でより甘く低温でよりしょっぱさが感じられます。
あなたがリコリスを求めていようがいまいが関係なくリコリスの味がするリキッドです。
塩リコリスの衝撃
Tom Klark’sのラベルはどれもお洒落。
特にder Zipfel, der Zapfelのラベルは最高にイカしてて、チェコの映像作家ヤン・シュヴァンクマイエルを彷彿とさせるシュールなイラストが描かれています。
好きな人はもうこれだけで買っちゃっても損はしないでしょう。
ちなみに、これらのアートディレクションはベルリン在住のアーティスト、Gito Limaの作品とのこと。
さて、いつものようにニコチンを添加し、1.08ΩのAntiquityに12Wでパフってみました。
「スコーー、プハーー!!」
これすごいぞ。
ミストを吐くや否や舌の上から鼻へと抜けるリコリスフレーバー。
そのすぐ後に、甘くてしょっぱい個性的なベースフレーバーが口の中いっぱいに広がります。
一言では到底表現しきれない複雑なフレーバー、しかしあえて言うなら「ソルティーリコリス」。
トムクラークのラインナップ中、最も濃厚かつスイートでクセがあり、息をのむ斬新さが味わえるリキッドです。
キモはベースフレーバーにあり
der Zipfel, der Zapfel最大のキモは、まるで糖蜜を煮詰めたかのような甘さと絶妙な塩っぱさが混在するベースフレーバー。
これがどっしりとしたボディを構築すると同時に、リコリスのクセをいい感じのウマさに昇華してくれています。
クセのあるリコリスに対し、思わぬ方向からのカウンターを繰り出すセンスはさすがトムクラーク。
そのアイデアに思わず驚嘆させられました。
また、メーカーキャプションの通りワッテージによって味わいが変化するのも面白いところ。
個人的にはニコチンを強めに添加してクールミストのMTLがもう最高。
確かな吸いごたえと甘さの中の塩っぱさという新しい感覚にチェーンが止まりません。
der Zipfel, der Zapfelは、リコリスやアニスのようなハーブ好きはもとより、タバコフレーバーに取って代わるADV向けリキッドを求めるベイパー達の舌を大いに楽しませてくれることでしょう。
ちなみに樹脂製タンクやキャップはクラックの危険性がありますので、避けたほうがよさそうです。
新感覚ソルティーリコリスリキッド「der Zipfel, der Zapfel」はVaper’s Nestさんにて絶賛発売中!
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