iQOSって新しいiOSかと思ったわ
ついこの前名古屋に行ったら、「煙と灰が出ない全く新しいタイプのタバコ」「さあ、あなたも世界初の体験を!」という煽り文句全開で人目を引きつけるサイバーでカッチョいい(死語)ショップが出来ているではないか。
時間の都合で立ち寄れなかったのでネットで調べてみたら、どうやらフィリップモリスが全世界に先駆け名古屋限定で先行発売しているiQOSという加熱式タバコのショップだったらしいことが判明。
加熱式タバコと電子タバコがどう違うのかというと、前者は本物のタバコ葉で作られたヒートスティックをiQUOSホルダーと呼ばれる本体に装着し、電気によって加熱させることでニコチンを含む蒸気を吸引するというもの、後者はこのブログを読んでいただいている方はご存じの通り、グリセリンやプロピレングリコールをベースに、様々なフレーバーやニコチンを加えたリキッドを電子タバコ本体に注入し、電気によって気化させてその蒸気を吸引するというもの。
本物のタバコ葉を使ってるかどうかで、法律上タバコにカテゴライズされるかどうかが決まるので電子タバコはタバコにあらず、加熱式タバコはパイプたばこに分類されるそうだ。
ちなみにこの加熱式タバコiQOSのスターターキットが¥6,980、電子タバコでいうリキッドにあたるヒートスティックが20本で460円という強気の価格設定。
ヒートスティックのラインナップはいまのとこマルボロ銘柄3種類のみの展開で、今後増える見込みらしいんですがどうなんでしょう。
特筆すべきはその使い勝手の悪さ
まずUSBかACアダプターでポケットチャージャーを60分間充電する。
次にiQUOSホルダー(本体)をポケットチャージャーに入れて3分間充電するとヒートスティック1本分が吸えるようになる。
ただし5分間吸った時点で終了もしくは12回吸引したら終了。
2本目を吸うにはまた3分間充電してね♪という鬼仕様。
どうしてこうなった。
高いし使いづらいし味も少ないしVAPE愛好者からするとメリットが1つも無い。
普段からリアタバ吸う人は高いスターターキットを買ってまで使いにくいiQOSに乗り換えるかどうか・・・。
7,000円出したら結構いい電子タバコ買えるのになーなんて思ったりして。
今後の動向に期待ですね。
※2015/9/3追記
実際に知人が吸ってるのを見ました。
吸ってる時は匂いはほとんど感じられないものの、吸い終えたヒートスティックを捨てたり入れ替える時にハンパ無い臭さが立ちこめます。
VAPEの方が断然イイっすね。