HELLVAPE DEAD RABITT MINI RDAレビュー

ちっこくて上品で旨いヤツ！！

直径20mmのフレーバーチェイサー『HELLVAPE DEAD RABBIT MINI RTA』のレビューです！

※商品提供　Sourcemore

HELLVAPE DEAD RABBIT MINI RTA製品詳細
ディテール
フィッティング
使用感
総評

HELLVAPE DEAD RABBIT MINI RTA製品詳細

直径	20 x 29mm
材質	SS
重量	26g
スレッド	510

セット内容

1* Dead Rabbit Mini RDA
1* Beauty Ring
1* 0.45Ω Ni80 Clapton Coil
1* Shoelace Cotton
1* BF Pin
1* Coil Cutting Tool
1* Extra 510 Drip Tip
1* Accessory Bag
1* User Manual

ディテール

ちっさ！！

DEAD RABBIT MINI RDAを手に取った時の印象はこれ。
さすが直径20mm、一般的な22mmアトマとわずか2mmしか変わらないのに体感的に小ささが伝わってきます。
とりあえずまずは分解してみましょう。

パーツ構成は非常にシンプル。
左からデッキ、キャップ、ドリップチップの３ピース。
キャップを左右に回転させることでエアフローコントロールができる仕組みです。
ちなみにDL向けアトマが主流のデドラビシリーズとしては珍しい「RDA」向けのアトマイザーです。

エアホールは4個×2か所。
キャップの内側はいかにもおいしいミストを楽しめそうなドーム型。
このフォルムでハズレはめったにありません。

キャップ内側の突起はデッキと噛みあうようになっていて、エアフローコントロール時にキャップを回転させてもちゃんとストップが効くようになっています。

キットにはクリアタイプのドリチも付属。

気分によってドリチの着せ替えができるのはうれしいんですが、残念ながらいずれのドリチも内径大き目のストレートタイプ。
咥え心地以外、変わりはありません。

キットにはBFピンも付属。
付属の六角レンチを使って簡単に換装できます。

もう一つのオマケが22mmのスラントリング。
上の写真はスラントリングなしでARESに乗せたものですが…

スラントリングを使用するとMODとのコネクションがとてもカッコよくなります。
これは使わない手はありません。

デッキはポストレスのシングルコイルビルド用。
デッキ中央にコイルを設置し、左右のジュースウェルへウィックを垂らす感じですね。
早速ビルドしてみましょう。

Ka24G 2.5mm 5wrapで0.37Ω。

コイルトリミングツールが同梱されてるので、コイルレッグの長さには困りません。
▲印がプリントされている右から二番目のところにビルドしたコイルを差し込み、下からはみ出たコイルレッグを切ればちょうどイイ長さになります。

ホットスポットを除去したらウィックを通してウェルへ両端を差し込みましょう。
ビルドは実に簡単に行えます。

フィッティング

BFピンに換装し、スラントリングを装着してピコンカーにON！
やばい、これはハマる。
ピコンカーがまだ現役の方はぜひこの組み合わせでつかっていただきたいです。

使用感

20mmだしデドラビシリーズしては珍しく「RDL」なんて書いてあるから、ひょっとしたらMTLでもイケるんじゃね？と思ったら全然無理でした。
エアフローコントロール全閉でもドローはスッカスカ。
しかしDL派の方からするとこれはRDLだってなるんでしょうね。

ドローの話はさておき、素晴らしいのがフレーバーの美味しさ。
すごくバランスが良くて上品。
ボトムエアフロー＆DL向けのRDAとかだと、リキッド直飲してるみたいな暴力的かつマッシブな味ですが、本作はしっかり濃い味でありながらちゃんと気化されたリキッドの味を偏りなくフラットに楽しめます。
これはひとえにサイドエアフローと直径20mmと狭小なデッキのなせる業なんでしょうね。

各パーツの加工精度も大変素晴らしく、デッキとキャップがガチガチで外れないとかAFCしにくいとかそういったことは全くありません。
デッキとキャップを外す時もイイ感じの固さで「ヌルッ」と外れてくれます。