HELLVAPE DEAD RABBIT MTL V2 RTAレビュー

MTLなデドラビ第二弾!
HELLVAPE DEAD RABBIT MTL V2 RTAのレビューです!
※商品提供 Sourcemore

 

HELLVAPE DEAD RABBIT MTL V2 RTA製品詳細

サイズ 22.5 x 53.6
材質 SS
重量 46g
タンク材質 パイレックスガラス
タンク容量 2ml/4ml

 

セット内容
DEAD RABBIT MTL V2 RTA
ロングチャンバー
4mlガラスタンク
エアフローピン(0.8/1.0/1.5/1.8/2.0mm)
デルリンドリップチップ
シューレースコットン
0.7ΩNi80クラプトンコイル
アクセサリーバッグ
マニュアル

 

ナイスなフィーチャー盛りだくさん!

こちらがデドラビMTL V2 RTA。
簡単着脱タンク、ジュースコントロール搭載、ピン交換式エアフローコントロールを採用した直径22.5mmのRTAです。

 

まずは構造を知るために簡単に分解してみました。
左からデッキ、チャンバー、ガラスチューブ、トップフィルポート、トップキャップ、ドリップチップ。
一件シンプルな構成ですが随所にナイスなフィーチャーがちりばめられています。

 

かんたんトップフィル


リキッドチャージはみんな大好きトップフィル。
トップキャップのスレッドが浅くてリキチャが捗ります。

 

ジュースコントロール

デッキとチャンバーは2重のOリングでホールドされていて、回転させることでジュースコントロールが行えます。

・時計回りに最大限回すと全開
・反時計回りに最大限回すと全閉

上部のホールがジュースホール、その下にあるのがエアホール。
ジュースホールはエアホールと連動していて、ジュースホールが閉じるとエアホールも閉じるようになっています。
但しこれはエアフローコントロールを行うものではなく、エアホールからのリキッド漏れを防ぐためのもの。
エアフローコントロールについては後述します。

 

簡単着脱タンク


デッキとチャンバーに設けられたものすごちっこいドットが見えるでしょうか?
デッキとチャンバーを回転させ、この2つのドットを合わせるとタンクとデッキを分離できます。
スレッド式と違って着脱が非常にラクちんなのが好印象。
でもマニュアル読むまでタンクが外れねぇ!ってパニクってたのは内緒な。

 

ピン交換式エアフローコントロール


デドラビMTL V2 RTAには1.2mmのエアフローピンがデフォルトで装着されており、他に0.8/1.0/1.5/1.8/2.0mmのエアフローピンが同梱されています。

 


エアフローピンはコンタクトピン兼用で、マイナスドライバーで簡単に換装可能。
メカニカルMODでも問題なく使えるよう、ピンの出っ張り具合も十分あります。

 

着せ替えパーツ同梱

キットには4mlのロングタンクとチャンバーの他、ブラックデルリンドリップチップも付属。
着せ替えパーツがキットに含まれているのはお得感アリアリ。
ちなみに写真右のデフォルトのドリチは先端にスレッドが切ってあって分解できます。

 

超絶簡単!シングルコイルデッキ

デドラビV2のデッキはシングルコイルビルド専用のポストレスデッキ。
これがもうめちゃくちゃ簡単かつキレイにビルドできるんですよ。

まずはコイルをセンターに配置。
ジグガイドがあるので正確な位置にコイルを配置できます。
コイルの両足を2つのビスで固定したら…

 

両足の余ったワイヤーをカット!
ちなみにこのビスはフラットヘッドビス。
デッキとの間に隙間が全くできないため、細いワイヤーでもガッチリと固定できます。
ワイヤーをビスにぐるっと巻き付けるなんてこともしなくてOKです。

 

ホットスポットを除去して…

 

そのままウィックを通しましょう。

 

最後にウィックをウェルに収納すれば完成です。
めちゃくちゃ簡単でしょ?
初心者でも綺麗にビルドできること間違いなし。
写真のビルドはカンタル28G 2.5mm 5wrapで1.1Ωでした。

 

麗しのフィッティング

同メーカーのレギュレーテッドMOD、ARESとのフィッティングはこんな感じ。
シルエットも質感の相性も良い感じ
マットブラックなカラーリング同士、よく似合っています。

 

お次はPico Plus。
Picoはだいたい何乗せても似合いますよね。
コンパクトなサイズにまとまっていて毎日の持ち出しが捗るセットアップです。

 

使用感をきびしくチェック!

筆者がこよなく愛するリキッドメーカー『Tom Klark’s』による激ウマバニラリキッド『Dark Vanilla』にニコチンを3mg/ml程度添加、DEAD RABBIT MTL V2 RTAにチャージして3.7V周辺でパフってみました。

「スコーー、プハーー!」

 

なかなか良いじゃない。

 

まずドリチ。
最初は違和感感じまくりのコイツ、咥えるのではなくて唇にあてがうタイプのドリチだと気付きました。
ドリチを唇にあてがうような吸い方だとミストの熱が唇に直撃してアチィ!!ってなるのがお約束。
しかし本作のドリチは肉厚なフォルムのおかげでミストの熱さを全く感じずにVAPING可能。
リップとかグロスとか塗ってる方にとってはとても吸いやすいドリチだと思います。
フォルムもどこかおち〇ぽみたいだし女子が歓喜すること間違いな(省略)

フレーバーの再現性は悪くありません。
筆者の適当ビルドでも、ウワモノからベースまで平均的にフレーバーが出ていて美味しい。
ビルドとセッティング次第でもっと美味しくなりそうなポテンシャルさえ感じます。

次はジュースコントロール。
ジュースコントロールがついてる=漏れやすいのかと警戒していたのですが、ジュースコントロール全開で一晩放置してもジワ漏れすらありませんでした。
構造上ジュースコントロールをつけなくちゃいけなかったのかオマケでつけたのか、正直無くていいんじゃね?ってくらいです。

使いやすさの面は申し分なし。
簡単着脱タンクの構造さえわかってしまえばすこぶる快適に使えます。
トップフィルでリキチャラクラクだし、ビルド難易度超低いし、エアフローもピン交換式だからブレないし。
ほんとユーザーフレンドリーというか、ラクしてちゃんと美味しく吸えるように考えられたよくできたアトマイザーだと思います。

 

総評

とっつきにくいのは最初だけ

個性的なフォルムのドリチの使用感と、タンク着脱方法さえ理解できれば普段使いにガシガシ使っていけるアトマイザーです。

超絶簡単デッキに扱いやすい構造、味も悪くなくて換装パーツが豊富についてくる、そして何よりお財布にやさしい価格設定、もう最高です。

個人的にはドリチはサードパーティ製のものに変えたいかな。
抵抗値高めで重めドローのセッティングならEboshi Short、軽めのMTLならEnvyあたりがしっくりくると思います。

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