Tom Klark’s 2021年夏の新作、BLAUER RAUSCHのレビューです!
Tom Klark’s BLAUER RAUSCH製品詳細
原産国 | ドイツ |
内容量 | 60ml |
ニコチン | 0mg |
VG/PG比 | 70:30 |
市場価格 | 2894円 |
トムによるフレーバー解説
トムクラークの「BLAUER RAUSCH」は、厳選されたハーブの官能的な豊かさと、透き通ったメンソールの強烈な爽快感が融合した、夏らしいメンソールリキッドです。
バジル、ローズマリー、セージ、ペパーミント、レモンバーム、ジュニパーの香りに、優しいクリーミーな香りを加えた、自然で爽やかな香りです。
温度設定とヴェポライザーの選択によって、個々のハーブの色がより強調されたり、より微妙になったりします。
DL向けのアトマイザーや高ワッテージ設定では、冷たいメンソールが特に際立って現れます。
冷やすことで体をリフレッシュさせ、酔わせることで心を活性化させます。
※Tom Klark’s本家サイトではトムによる解説動画(ドイツ語)が公開されていますので興味のある方はぜひご覧ください。
テイスティング
トムから新しいメンソールリキッドが発売されたと知り、絶対美味いだろうと思わず500mlポチっちゃった筆者。
「数々のハーブとメンソールの融合」という魅力的なキャプション、そして目がヤバいことになってるこのアートワークに居ても立っても居られなかったんですよね。
狂乱のトム
さて、「BLAUER RAUSCH」にはどんな驚きが待っているのでしょうか。
そして大傑作「Dark Menthol」との違いやいかに?
トムの解説動画では古いKayfunを使用していたので、久しぶりにRussian91%を1Ωでビルドし、13Wでパフってみました。
「スコーー、プハーー!!」
やってくれたな、トム!
いい意味で期待を裏切られました。
筆者が想像していたフレーバーの斜め上を行くリキッドです。
トップノートはジュニパー。
そのすぐ後に広がるのは何とも心地よい絶妙な甘さ。
核をなす様々なハーブの集合体は非常にスパイシーで、さほど強くないメンソールと合わさってキレの良いエンドノートを構築。
ジュニパーをキーとして甘さと辛さが交錯し、まるでメンソールタバコを吸っているかのような感覚に陥るという摩訶不思議なリキッドです。
メーカーキャプションにはタバコの「タ」の字こそ出てきませんが、この喫感はタバコのそれに近い。
ハーブの組み合わせによってこんなトリッキーなフレーバーを作り出せるとはさすがトム、頭が下がります。
ちなみにDark Mentholが「陰」だとすると、BLAUER RAUSCHは「陽」のイメージ。
BLAUER RAUSCHの方がよりエッジの鋭いハーブ感を楽しめます。
Dark Mentholを常喫している筆者にとっては、対をなすリキッドがリリースされたという感じで嬉しい限り。
いずれもハーバルなメンソールなんだけど性格は真逆。
穏やかなDark Mentholに飽きたら、パンチの効いたBLAUER RAUSCHでリフレッシュ、その逆もまた然り。
この2本さえあれば延々とチェーンし続けられること請け合いです。
また、ワッテージによってフレーバーに変化が生まれるのも魅力のひとつ。
ジュニパーが前に出たりセージが前に出たりと飽きさせません。
低ワッテージではハーブの華やかさと甘さが強調され、高ワッテージでは辛さとキレが際立ちます。
個人的には3.7V切るくらいで静かにMTLがお気に入りですが、DLでメンソールの冷たいのど越しを楽しむのもアリ。
ガンクに関してはDark Menthol並みにつかないので、おそらく半月以上ノーメンテでもOK。
さらに開封後1週間ほどスティープさせるのがおススメ。
各種ハーブの角が取れ、甘みが出てきて大変まろやかになります。
総評
大変スパイシーなハーバルメンソールです。
やはりトムのリキッドは間違いありません。
Dark Mentholの二番煎じみたいなのだったらどうしようかと思いましたが、BLAUER RAUSCHは全く新しいタイプのハーバルメンソールに仕上がっています。
言わずもがな、一度タンクにチャージしたらもう止まらない。
Dark Mentholと並んで常飲確定です。
Tom Klarkファンはもちろん、ADVできるリキッドをお探しの方に超オススメ!
Tom Klark’s BLAUER RAUSCHは本家サイトほか、Vaper’s Nestさんにて絶賛発売中です!
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