今日のレビューはVANDY VAPE BERSERKER(バーサーカー) MTL RDA!
同社の大人気RTA「BERSERKER」の名を冠したMTL向けのドリッパーです。
早速レビューしてみましょう!
VANDY VAPE BERSERKER MTL RDAレビューは、Health Cabinの提供でお送りします。
VANDY VAPE BERSERKER MTL RDA
サイズ 18.1 x 42.2mm
材質 ステンレススチール
エアフローコントロール搭載
スラントリング付属 (22mm,24mm)
スコンクピン付属
VANDY VAPE BERSERKER MTL RDA特長
ボトムエアフローのMTL RDA!
約18mmのスリムボディが作りだす濃厚フレーバー!
MODとのフィッティングを向上させるスラントリング付属!
スコンカーで使えるスコンクピン同梱!
VANDY VAPE BERESERKER ディテール
結構いろんなものが入ってます。
BERSERKER MTL RDA、スラントリング2種、コイルコレクトツール、エアフローチューブ6種、DT用デルリンパーツ、プリメイドコイル、BFピン、スペアOリング、マニュアルなどなどもりだくさん。
こちらがBERSERKER MTL RDA。
16mmのドリッパーです。
スリーブには大きさの異なるエアホールが6つ。
MTLというだけあってマイクロボアなドリップチップ。
内径は約2.5mm、ヒートシンクで熱対策もバッチリ。
上部のパーツにはネジが切ってあって、付属のデルリンパーツに換装可能。
このフィーチャーは地味に嬉しい。
ブラックデルリンとウルテムという組み合わせもナイスチョイス!
ドリップチップの裏側はこんな感じ。
ゆるいテーパーからのストレートな2.5mmボア、最上部でわずかな逆テーパー。
フレーバーを意識した作りです。
BERSERKER MTL RDAの最大のキモがこれ、6種のエアフローチューブ。
これを本体に挿入することで6種×6穴エアホール、実に36通りのエアフローバリエーションが楽しめるんです。
使用方法はカンタン。
BERSERKER MTL RDAのトップキャップを外すと、エアフローチューブを挿入するスロットが出てきます。
あとはお好きなエアフローチューブをスロットに差し込むだけ!
エアフローチューブを差し込んでみると結構ユルユルで、スリーブを外してリキチャのたびに落ちちゃうんじゃないかと心配してたのですが、実はちゃーんと考えられていました。
なんと、トップキャップが外れるんです!
リキチャはトップキャップを外してダーっとドリップするだけ。
フレーバーだけでなく使いやすさも十分考えられてます。
ちなみにデッキは2ポストのシングルコイルビルド専用。
ウェルが深いので、しょっちゅうリキチャしなくても済みそうです。
スコンカーじゃなくても快適に使えそうですね。
分解してみました。
左下からデッキ、スリーブ、トップキャップ、ドリップチップ、ドリップチップパーツ。
パッケージには22mmと24mmのスラントリングが付属。
BERSERKER MTL RDAは16mmのアトマですが、これらを使えばどんなMODにも違和感無く美しくフィットします。
ドリチといいスラントリングといい、太っ腹なサービス精神には参りましたの一言!
BERSERKER MTL RDA ビルド
Ka26G 2.5mm 6wrapで0.91Ω。
精密ドライバーなどで巻いたコイルをポストに固定したら、同梱のコイルコレクションツールの出番です。
コイルコレクションツールをコイルに通したら、ぐっと下部へ押し下げましょう。
エアフローチューブとコイルの間隔はこれくらいが個人的にはベスト。
あんまりコイルの位置が高すぎても低すぎてもフレーバーは出てこないので、何度かビルドしてベストポジションを探しましょう。
あとはふんわりとコットンを通し、両方のウェルに垂らせばOK!
ガチガチの狭小空間+ボトムエアフロー、これで味が出ないはずがありません。
BERSERKER MTL RDA フィッティング
カーボンファイバーとシルバーパーツのコントラストが美しいVapesoul AK60 kitに乗せてみました。
大変エレガントなシルエットです。
普段使いはもうこれでいいんじゃないでしょうか。
とはいえ、16mmアトマだとやはりBFでの運用をメインに作られてる気がしてなりません。
同社のpulse BF MODと合わせるとこんな感じになります。
ややテイストが違うかなとは思いますが、スコンカーでMTLしたい!という方には間違いない組み合わせだと思います。
筆者が個人的に気に入ったのはWISMEC LUXOTIC BFとのペアリング。
デルリンのイエローだけでなく、メタリック感もバツグンの相性。
爆煙イメージの強いWISMECにフレーバーチェイサーなBERSERKERがミスマッチ。
筆者は0.7Ω周辺でビルドしてこの組み合わせで使ってます。
吸ってみた
0.9ΩでビルドしたBERSERKER MTL RDAに、VAGABOND VAPOURのSuntrini Sunriseをドリップし、16Wdで吸ってみました。
「スコーーー、プハーーー!!」
1パフで確信。
これは間違いない。
BERSERKER MTL RDAは、ボトムエアフロー&タイトドローが産み出す濃厚なフレーバーをカンタンに、しかもリーズナブルに楽しめる素晴らしいアトマイザーです。
味はとにかく濃くてフレーバーの再現性に優れており、フルーツ系やメンソール系リキッドはもちろん、濃厚なバニカスやスイーツ系リキッドまで幅広く楽しめるでしょう。
ドローはエアフローチューブ、エアホールともに最小にすれば名機ノーチラス並みに激重。
一番大きいエアフローチューブにエアホール最大にすればギリDLでもイケるという幅の広さは特筆に価します。
運用面でも非常に快適で、たとえば各パーツが固いまたはユルくて使いにくいなんてことは一切ありません。
質感、デザインとも大変満足度の高い優秀なMTL向けドリッパーだと思います。
BERSERKER MTL RDA 総評
BERSERKER MTL RDA、非常に良いですね。
MTLなRDAということで、VAPEFLY Galaxiesとよく比較されると思いますが、あちらがシンプル&サイドエアフローに対し、BERSERKER MTL RDAは凝った作り&ボトムエアフロー。
とにかく手軽においしいフレーバーを楽しみたい方はGalaxies、凝り性の方でいろんなパーツ交換を楽しみながらおいしいフレーバーを楽しみたい方はBERSERKER MTL RDAをオススメします。
選択肢の少ないMTL向けマスプロRDAというジャンルにおいて、BERSERKER MTL RDAはGalaxiesと並んで間違いなくその名を歴史に残す名機。
サイドエアフローとボトムエアフローという決定的な違いがありますので、余裕がある方はぜひとも両方手に入れてその違いを体感していただきたいと思います。
BERSERKER MTL RDAはHealth Cabinにて絶賛発売中!
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