VANDY VAPE REQUIEM MODレビュー

スケスケスケルトンなレギュレーテッドMOD、『VANDY VAPE REQUIEM MOD』のレビューです!
※商品提供 Sourcemore

 

VANDY VAPE REQUIEM MOD製品詳細

サイズ 43.93 x 30 x 95mm
重量 96g
出力(W) 5W~95W
出力(V) 0.5V~6.0V
搭載モード VW/VV/TC/Bypass
ディスプレイ 0.96インチカラーTFT
USB タイプC
バッテリー 18650/21700

セット内容


REQUIEM MOD
タイプCケーブル
18650バッテリーアダプタ
マニュアル

 

ディテール

REQUIEM MODは、18650または21700バッテリー1本で駆動するレギュレーテッドMOD。

 


最大の特徴は人目を惹きつけるクリアボディ。
写真のブラック以外にウルテムカラー、レッド、クリアなど5タイプがラインナップ。
本体左側にはREQUIEMシリーズの証である「例のロゴ」が入っています。

 


デザインは某カスタムハンドメイドMODを彷彿とさせるエレガントなフォルム。
メーカーサイトにエルゴノミクスデザイン採用と記載があるだけに、グリップ感はバツグン。

 

背面部分は大きくカットされていてバッテリーケースが露出。

 


バッテリーケースにはREQUIEMの文字がプリントされています。

 


バッテリーは18650または21700を1本、ポジティブが上になるように挿入しましょう。
18650を使用する際は同梱のバッテリーアダプタを介します。

 


510マウントにはなぜかペンタグラム。
ちなみに本体幅30mmに対し510マウント幅は28mm。
クリアロ基準のサイジングなのがちょっと残念なところ。
ちなみにコンタクトピンはスプリング式です。

 


インターフェースは3ボタン&1ディスプレイ。
大き目のボタンはとても押しやすくてクリック感も言う事無し。
もちろん、本体を振ってもボタンがカチャ鳴りすることはありません。
ディスプレイは0.96インチのカラーTFT、USBはタイプCを搭載しています。

 

多彩なVAPEモード


REQUIEMには4つのVAPEモードが搭載されています。

VW・・・ワッテージ調節1W単位
VV・・・ボルテージ調節0.1V単位
TC・・・プロファイルはSS/NI/TIの3種
(パフボタン4クリックで最大ワッテージ変更可能)
Bypass・・・バッテリーの電圧をダイレクトに出力

個人的にはVVモードを搭載してるのがツボ。
ディスプレイレイアウトもシンプルで視認性バッチリです。

 

操作方法

電源オンオフ
パフボタン5クリック
VAPEモード切替
パフボタン3クリック後UP+DOWNで選択
メニューモード
UP+DOWN同時押し
ボタンロック
パフボタン+UPボタン同時長押し
ディスプレイ反転
パフボタン+DOWNボタン同時長押し

 

メニューモードでできること

メニューモードでは下記の設定が可能です。

・VAPEモード設定
・スタンバイモード設定
・ディスプレイ輝度調整
・パフリセット
・UIカラー設定
・ファームウェアバージョン表示
・パフカウントリセット

中でも最も特徴的なのがVAPEモード設定。
マニュアルにも記載がないので下記にまとめてみました。

 

TC/VOLT/BP・・・使用するVAPEモードを選択
パフボタンを3クリックした時に表示させるVAPEモードを選択できます。
トグルスイッチが右側になっていれば表示、左側は非表示です。

FIR・・・パフボタン設定
ボタンロック時にパフボタンのみ使えるようにするかどうかの設定。

ARR・・・抵抗値読み取り設定
アトマイザー付け替え時に自動的に抵抗値を読み取る機能(Auto Resistance Reading)のオンオフ設定。
オフにするとアトマイザー付け替え時に毎回「New Coil?」と聞いてきます。

 

フィッティング

LINDY RTAを乗せてみました。
22mmのアトマでもさほど違和感はないですね。
縦のラインがキレイなMODなのでタンクが良く似合います。

 

ドリッパーだとどうなるか。
ANTIQUITY VS RDAだとこんな感じ。
アリはアリですが、スラントリングの一つでも噛ませたらもっとカッコよくなるはず。

 

使用感

心地よく手にフィットするエルゴノミクスデザイン、やや大き目で押しやすいクリック感満点の各種ボタン、いずれもすこぶる良い感じです。
実物を手にするまでは心配だった樹脂製ボディは思ったより傷がつきにくくて重厚で丈夫な印象。
チープな印象はまったく感じられません。
パフレスポンスは爆速まではいかないものの、ごく一般的でストレスフリー。
UIもサクサク動いてくれて使い心地バツグン。

気になったのはバッテリーキャップ。
バッテリーアダプタを介した18650を本体にセットする時、バッテリーキャップを回すとジョリジョリしてちょっと締めにくかったかな。
しかしそれ以外はまったく問題無し。
使いやすくて機能的、ルックスも個性的で大変好感が持てるMODです。

 

総評

VANDY VAPEが本気出した

筆者はスケルトンボディのMODには全く興味ありませんでした。
なんとなくチープだとか脆そうとかすぐ傷つきそうとか、ネガティブなイメージしか思いつかなかったんですよね。

しかしREQUIEM MODは違いました。
材質、デザイン、作り、とにかくちゃんとしっかり作られてる。
とにかく完成度が高くて、先述したネガティブな面は微塵も感じられません。
たかが樹脂、されど樹脂ではありますが、ここまで「良い物感」を醸し出しているMODはそうはないでしょう。

もちろんMODとしての性能も文句なし。
初心者はもちろん、ベテランの方まで安全にカッコよく使えるMODです。
VANDY VAPEが本気出した作品、ぜひ一度手に取ってみてください!

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