謹賀新年
本年もVAPEリキッドレビューをよろしくお願いいたします。
さて、新年一発目のレビューはSMOKの爆煙クリアロSMOK TFV4 mini Full Kit のレビューです!
昨年中にレビューをアップ予定するつもりがいつの間にか年明けちゃって、今日はもう1月4日。
年末年始はほぼオフラインの生活を余儀なくされキー!といきり立っておりました。
その反動が吉と出るか凶と出るか、早速レビューしてみましょう。
商品提供 ベプログショップ
SMOK TFV4 mini Full Kit
材質 ステンレススチール製
タンク ガラス製
サイズ 22mm×73.5mm
タンク容量 3.5ml
付属コイル クラプトンデュアルコイルヘッド(0.35Ω)×1
セクスタプルコイルヘッド(0.4Ω)×1
RBAユニット(クラプトンコイルセット済み)×1
特長
・超爆煙&ハンパ無い味の再現性!
・15種にも及ぶ豊富なコイルヘッドに対応!
・リキッドチャージが楽しくなるトップフィル方式採用!
外観
箱の中にはTFV4mini本体、交換用コイルユニット2種、交換用ガラスチューブ、VAPEバンド2個、オーガニックコットン、ドライバー、予備用Oリング、プリメイドコイル、マニュアル類3点が入っています。
ずっしりと重みがある本体。
タンクからのぞくゴッツいコイルユニットからもモンスターの風格がひしひしと伝わってきますね。
エアフローは無段階調節可能なエアホールが本体ボトム側とドリップチップ側にそれぞれ4か所、合計8か所も存在しています。
510接続のコンタクトピンは調整不可、底面にはシリアルナンバーが。
TFV4miniのウリのひとつ、リキッドトップフィルメカニズム。
トップキャップ上部を回しながら引き出すとリキッドフィルホールが出現。
この部分が非常に柔らかくてえっちな素材でできており、
ドロッパーを差し込めば「ひぎい!」
リキッドチャージすると「うああっ、中にいっぱい出てゆ!」
が楽しめます。
しかし間違って中心部に入れると「そっちはダメえ!」
になりますので要注意。
これはミルク系リキッドをチャージするのが捗りますね。
欲を言うならこの部分がサーモンピンクだったら完璧だったと思います。
本体を分解してみました。
左からベース、コイルヘッド、ガラスチューブ、トップキャップ、ドリップチップ。
ドリップチップはさらに二つに分解できますのでTFV4は合計6つのパーツから構成されていることになります。
こちらがセットに同梱されているコイルヘッド。
左からクラプトンデュアルコイルヘッド(0.35Ω)、セクスタプルコイルヘッド(0.4Ω)、クラプトンコイルセット済RBAユニットです。
コイルヘッドを上から見てみると以下のようにコイルがセットされている事が分かります。
・クラプトンデュアルコイルヘッド・・・クラプトンコイル2本をパラレルで垂直配置
・セクスタプルコイルヘッド・・・カンタル2本をパラレルで3か所に垂直配置
・RBAユニット・・・クラプトンコイルがシングルでセット済
特筆すべきはやはりビジュアル的説得力抜群のセクスタプルコイルヘッドでしょう。
爆煙アトマ作ろうぜ→一個のコイルヘッドに3チャンネルのコイルってどうよ?→いっそのことパラレルで巻いて6コイルってことにしちゃえ!なSMOKの力技が炸裂、無限のポテンシャルを秘めたまさにモンスターなコイルヘッドです。
手巻き派に嬉しいRBAユニットがセットになっているのも嬉しい点ですね。
リビルドは割愛しますが、コイル固定用のビスがポジティブ側とネガティブ側にそれぞれ2本、合計4本ありますのでデュアルコイルビルドも可能なのではないかと思われます。
MODに接続するとこんな感じ。
この圧倒的存在感、ヤバいです。
吸ってみた
さて、0.4Ωのセクスタプルコイルヘッドに推奨最大ワット数100Wでパフってみましょう。
「スコーーー、
プッハ、ゲエホゲエホゲエホ!!」
予想通りの展開です。
もうね、あまりにも凄すぎて爆笑。
しかしちゃんと吸えるようになると冗談抜きにちょっとした雲が作れます。
恐らく今発売されているクリアロの中では最も濃く大量のミストが出ると言っていいでしょう。
なおかつこれほどの爆煙でありながらフレーバーの再現性も素晴らしい。
爆煙アトマ=味が良くないという固定観念が根底から覆されました。
エアフローを限界まで絞ればタバコ吸いも可、しかしガッツリと肺喫煙で楽しむのがこのクリアロの醍醐味だと思います。
また、セクスタプルコイルヘッド装着状態で一日持ち運んだところ、リキッドの漏れは全くありませんでした。
総評
SMOKのクリアロ乱発体質と昨年話題になったINNOKIN iSUB APEXが仇となり存在感の薄かったTFV4mini。
しかし個人的にはiSUB APEXよりもTFV4miniの方が好みです。
iSUB APEXのPRISMフレーバーシステムはもちろん素晴らしいのですが、ちょっと独特の味の出方をするのに対しTFV4 miniのセクスタプルコイルヘッドは非常にクリアで濃厚。
iSUB APEXはグライコで特定の周波数だけをブーストするのに対し、TFV4 miniはコンプをかけて音圧自体を増幅したかのようなイメージです。
また、RBAユニットや各種交換用パーツが豊富にセットになってる点も好感触。
相変わらずガラスタンクのエッジ加工は危なっかしいものの、ここ最近のSMOKは結構頑張ってると思います。
KOOPOR MINIの性能も良かったですし、もしかしたら2016年はSMOKがシェアを奪還する事になるかもしれません。