2015 SPINFUELアワード大賞受賞! SFVapery Mermaid’s Milkレビュー!

SpinfuelマガジンによるThe Best eLiquid of the Year for 2015において、見事大賞を受賞したSarcastic Fringehead VaperyのMermaid’s Milk。
そんな大賞受賞リキッドが早くもベプログショップさんで販売が開始されました。
さて、今日はそんな噂の大賞リキッドMermaid’s Milkをレビューしてみましょう!

Sarcastic Fringehead Vapery Mermaid’s Milk

US製
15ml
ニコチンゼロ
VG/PG比 MAX VG(オーガニックVG使用)
市場価格 ¥2800(30ml)

メーカーサイトのキャプションによると、キャラメルとクリームをベースに豊かなモルテッドバニラと絶妙なミントが繊細に香るリキッドとのことです。
「なんとかミルク」という名のリキッドは数あれど、なかなか凝ったフレーバーがミックスされててとても興味深いですね。
早速いつものようにニコチンを添加し、1ΩのRussianに18Wでパフってみましょう。

 

「スコーーー、プハーーー!!」

 

おおお!なんという繊細なフレーバリング!
甘さは控えめ、口の中に広がるフルーティな酸味、ミストをグッと吸い込んだ時に一瞬香るミントが絶妙です。

第一印象はミックスフルーツが入ったヨーグルト、もっと言うとミックスフルーツ味のジョア。
ほんのり甘いクリームと時折顔を出すバニラの奥にある特徴的な香ばしさ、恐らくこれこそがモルテッドバニラなのでしょう。
アメリカではミルクに麦芽パウダーを入れた「モルテッドミルク」なるドリンクを飲む食文化があるらしく、Mermaid’s Milkはそのモルテッドミルクから作られたモルテッドバニラアイスをモチーフにしていると思われます。
残念ながらキャラメルは感じられませんでした。

しかしこのMermaid’s Milk、タンクに入れてほっとくとどんどん甘さが出てきます。
この甘さが出てきた頃合の物がめちゃ美味しかったので2~3週間くらいはスティープした方がいいかもしれません。
出会った時は、

 

「痛い痛い痛い痛い痛ーい!こんなのぜんぜん良くないよっ!もおやめよ?ね?ね?」

 

小学校から続けているバスケで鍛えられ、ムチムチに引き締まった両足をバタバタさせながら半ギレしてたサラサラのショートヘアに太目の眉毛がちょっぴり田舎っぽくてボーイッシュな栞ちゃんが、

 

「んっ・・・あふ・・・。
何かイイ・・・かも・・・。」

 

などと頬をうっすら桜色に染め、今まで見たことも無いような表情でなんとも恥ずかしそうに「もっと」とおねだりするようになった3回目のデートの夕方を思い出しました。
時間をかければもっとどんどん良くなる、そんなポテンシャルを秘めたリキッドです。

 

評価(5段階)
果実感        ★★★☆☆
甘さ         ★★★★☆
再現度        ★★★★★
ケミ臭        ☆☆☆☆☆
何かイイ・・・かも感 ★★★★★
総合評価       ★★★★☆

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