KangerTechからとうとうボトムフィーダーが発売されました。
ボトムフィーダーというとこれまでは数万円台のハイエンド機かSTEAM CRAVEのSQUONK MODくらいしか選択肢が無かっただけに、KangerTechのようなメーカーから安価かつ入手しやすいボトムフィーダーが発売された事は初心者はもちろんボトムフィーダー試してみたい層にとっても非常にありがたいですよね。
さて、Kanger初のボトムフィーダーDRIPBOX、その気になる性能のはどんなものなのでしょうか?
早速レビューしてみましょう!
商品提供 ベプログショップ
KangerTech DRIPBOX STARTER KIT
・DRIPMOD
材質 亜鉛合金製
サイズ 45mm x 22mm x 90mm
重量 90g
電圧 3.7V(最高出力60W)
対応下限抵抗値 0.2Ω
18650バッテリー1本使用
充電用microUSBポート搭載
・SUBDRIP
材質 ステンレススチール製
サイズ 26mm x 22mm
重量 30g
RBAデッキ2個付属(0.2Ωカンタルデュアルコイルセット済)
特長
・ガンガン使えるお手頃価格のボトムフィーダー!
・押して吸うのみ!ワンボタンのイージーオペレーション!
・ビルド&コットンセット済み!スグ使える!
ディテール
パッケージの中にはDRIPMOD、SUBDRIP、充電用microUSBケーブル、スペアスコンクボトル、交換用RBAデッキ、マニュアル類、オーガニックコットン、プリメイドコイル、精密ドライバー、スペアビスが入っています。
こちらがDRIPMOD。
本体にボタンはパフボタン一つのみ。
VV、VW機能は無く、3.7V固定出力です。
かなりコンパクトでさほど重くありません。
赤だと通常の三倍美味しく吸えそうな気がしますね。
5クリックで電源のオン、オフ。
パフボタンを押している間はパフボタンが白く点灯。
裏面には充電用microUSBポートを搭載。
充電中はパフボタンがグリーンに点灯。
おなじみのカンガーのロゴをモチーフにしたベントホールも健在。
スレッドは510、コンタクトピンにはボトムフィード用のホールが。
底面を見てみましょう。
左側にはスコンクボトル、右側にはバッテリーが収納されます。
バッテリーキャップは二重式になっており、キャップを完全に閉めた後に内側のネジを締め込む事でニップルトップでもフラットトップでも使えるようになっています。
スコンクボトルホルダーはマグネット式。
ボトルをぐーっと引っ張ると取り外し可能。
ニードルの先端についてる白いのはボトル用のキャップです。
次はSUBDRIPを見てみましょう。
エアホールはサイドに2ヶ所。
ワイドボアドリップチップ兼トップキャップを回転させることでエアフローコントロールを行います。
スコンクピンは固定。
トップキャップとチューブを外してみました。
さらにRBAデッキを外すとこんな感じ。
ボトルから送られたリキッドは、写真中央のスコンクピンを通って一旦この中に溜まります。
さらにリキッドをフィードするとアトマイザーの周囲8箇所に開けられたホールからリキッドが溢れ出し、デッキ上のコットンへとまんべんなく浸透するという仕組みです。
こちらがRBAデッキ。
2ポールですがデュアルコイルビルド推奨です。
デザインも悪くないですね。
質感もなかなか良いです。
吸ってみた
普段はタンクしか使わない筆者、RDAは久しぶりです。
ボトルにリキッドをチャージしたらコットンにリキッドが十分染み渡るまでスコンクスコンク。
この工程が何気に楽しくて思わずニヤリ。
やはりこれがボトムフィーダーの醍醐味ですよね。
チャージしたリキッドはROCKET FUELのRAZZ MY BERRIES。
ガッツリと肺喫煙でいってみましょう。
パフボタンオーン!
「スコーーーーーー、プハーーーーー!!」
おおおお!納得のミストです。
フレーバーもサイドエアフローのドリッパーにしては思ったより出ててちょっとびっくりしました。
特筆すべきは立ち上がりの早さ!
パフボタンをクリックするや否やバチバチバチッと小気味良いスピットノートと共に暖かいミストが口内に流れ込んできます。
このレスポンスの良さはまさにニュータイプ専用機。
とりわけ色が赤なのでサザビーとかシナンジュとかアズナブル絡みのあの辺りだと思っていただければよいかと。
また、「ボトムフィーダー=リキッドチャージがラクラクなイメージ」は筆者を含め誰もが頭にあると思いますが、これほど快適なものだとは思ってもいませんでした。
とにかくリキッドチャージに関するわずらわしい動作がボトルを軽く押すだけで解消されるのは目からウロコ。
これは是非実際に使ってその良さを体験してほしいですね。
総評
DRIPBOXは誰でもボトムフィーダーの魅力、ドリッパーの魅力に触れられる素晴らしいデバイスです。
あえてVW機能をオミットしメカニカルに近づけることで、ボトムフィードとビルドの楽しさを全面的に打ち出しながらも短絡保護機能や過放電保護機能などはしっかり備わっているという点が非常に評価できますね。
ファーストVAPEにはやや敷居が高いかもしれませんが、これからコイルビルドを始めたいという方にはうってつけだと思います。
DRIPBOXからボトムフィーダーに入って、ゆくゆくはハイエンド機に移っていく方もきっとたくさん出てくることでしょう。
とにかくシンプルでラクラク、しかもパワフルで超リーズナブルな痛快ボトムフィーダーDRIPBOXは、ベプログショップさんにて絶賛発売中です。
なんと18650バッテリー付き!
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