中国電子タバコメーカー、Hotcig。
FT等でお買い物をされる方はよくご存知の、その筋では割と名の知れたクローンメーカーです。
しかし昨年あたりからオリジナル商品開発に力を注ぐようになり、EVOLV DNA200チップを搭載したBOXMOD「DX200」や「TI200」、トップキャップの入れ替えでRTAにもRDAにもなるアトマイザー「TRAIN VAPE」をリリース。
クローンメーカーというイメージを払拭し、いち電子タバコメーカーとしてのブランド確立を狙っています。
さて今日はそんなHotCigから発売されたオリジナルRDA、「CHAMELEON」のレビューです!
こちらはメーカーであるHotcigよりご提供いただきました。
早速見てみましょう!
Hot Cig CHAMELEON RDA
サイズ 27mm x 22mm
特長
・色が変わる!?遊び心満点なカメレオンチューブ!
・美味しいフレーバーが楽しめるボトムエアフロー搭載!
・シングル・デュアル両対応のエアホール!
ディテール
エスニックなケースの中にはCHAMELEON RDA、交換用トップキャップ、六角レンチ、スペアOリング、スペアイモネジ、マニュアルが入っています。
こちらがCHAMELEON RDA。
カラーリングは写真のイエローの他にレッド、ブラックがラインナップ。
トップキャップはワイドボアドリップチップを兼ねています。
付属の510トップキャップに付け替えればお好きなドリップチップに換装可能。
分解するとこんな感じ。
左からチューブ、デッキ、トップキャップ。
シンプルな3ピースのRDAです。
デッキは2ポールに4ホール。
太いクラプトンコイルも余裕で入りそうな大きなホールがいいですね。
また、ウェルもかなり深くてリキッドをたっぷりと保持してくれそうです。
エアフローはなんとボトムエアフロー。
ここに一番驚きました。
これはかなりいい味が出るんじゃないかと期待!
チューブパーツにはスリットが3か所。
エアホールを片方だけ塞いでシングルコイル運用も可能なのが嬉しいです。
ビルド難易度は非常に低くてラクチンそのもの。
4つあるホールの左上と右下にコイルを、反対側からも同じようにコイルを通してレンチで固定するだけ!
今日は抵抗値0.3Ωのデュアルクラプトンにしてみました。
吸ってみた
では早速AROWANA VAPERのABSOLUTE LYCをドリップし、50Wでパフってみましょう!
「スコーーー、プハー、
うおおおっ!?!これマジか!?」
衝撃です。
0.3Ωデュアルという低抵抗でこれほど濃い味と再現性の高いフレーバーを味わえるとは思ってもいませんでした。
CHAMELEON RDAは、よくあるサイドエアフローのRDAとは決定的に味の出方が違います。
おそらくボトムエアフローと狭小チャンバーの恩恵を十二分に受けているのでしょう、その味わいはまるでRTA!
ABSOLUTE LYCが持つライチとクリームの絶妙なバランスは決して崩れることはなく、なおかつジューシーな果実感とこってりとした甘みが飛ぶこともなく、パーフェクトなフレーバーを濃厚な状態で楽しむ事ができます。
そしてCHAMELEON RDAのもうひとつの目玉がこちら!
なんとCHAMELEON RDAは熱によってチューブの色が変わるんです!
チューブが冷えた状態だと見えなかったかわいいカメレオンさんがこんにちは。
室温で放置するとだんだん元の色に戻っていきます。
遊び心満点のフィーチャーですよね。
これは女の子ウケもよさそうです。
総評
完全にナメてました。
どうせ色が変わるだけの子供騙しドリッパーだろうと踏んでたら大間違い、その正体は遊び心溢れるカメレオンボディーを見にまとった優秀なボトムエアフローRDAだったのです。
しかもこの性能でお値段約3,000円はコストフォーマンス高すぎ。
HOT CIGはもはやただのクローンメーカーではなく、れっきとしたいち電子タバコメーカーに他なりません。
まだ国内では取り扱いが無いようですが、そのうちどこかのショップさんが販売してくれるかも!?