CTHULHU TUBE MOD 2 レビュー

「タコチューブ」の愛称で知られるCTHULHU TUBE MODの第二弾、「CTHULHU TUBE MOD 2」のレビューです。

※商品提供 CTHULHU MOD

CTHULHU TUBE MOD 2 製品詳細

サイズ 24 x 86mm(18650使用時)
24 x 56mm(18350使用時)
材質 SS304(食品グレード)
重量 130g
バッテリー 18350 or 18650 x 1
出力 ダイレクト出力(Bypass)
対応抵抗値 0.25Ω以上
インジケータ― LED(2色)
保護機能 短絡保護、極性反転保護、過電圧保護
10秒カットオフ、3.4V低電圧保護

セット内容


・CTHULHU TUBE MOD 2
・キャリングポーチ
・マニュアル

 

ディテール

 

これがしたかった。

 

まさに小さいは正義。
18350モードにAntiquity、もう最高です。
しかしBogratアダプターを介するとポジピンがコンタクトに届かず通電できず。

 

通電しない~!ってツイートしてたら、心優しきフォロワーさんがアドバイスをくれました。
「Antiquityのポジピンに小さなOリングをハメれば長さを若干稼げるかも」とのこと。
ということでその辺に転がってた直径2mmくらいのOリングを鼻息荒く装着、パフボタンオーン!

「シュコ~~~!」

もうね、神。
見事通電させることができました。
YAW.さん本当にありがとうございます。

 

ちなみにスラントリング無しなら普通に通電できるんですが、本作CTHULHU TUBE MOD 2って直径24mmもあるんですよ。
22mmのアトマを乗せるとやはり段差が気になってしょうがない。
23mmだとツライチにはならないものの違和感はそこそこ払拭できます。

 

18650モードでGTR。
カッチリとしたデザインのタンクを乗せるとシンプルなチューブが一層引き締まって見えますね。

 

各部を見ていきましょう。
CTHULHU TUBE MOD 2は24mmのセミメカニカルチューブMOD。
パーツの組み替えによって18350と18650のバッテリーに対応できます。
大まかに分解すると4パーツの構成。
中央2つのチューブにはPOM製のインシュレーターが取り付けられています。

 

スレッドは510。
コンタクトピンは固定。
この中にはKICKみたいな基板が収まっていますので見てみましょう。

 

トップパーツをひっくり返してみると黒い絶縁用のシートがかぶせられています。

 

このシートをめくるとMOSFETがこんにちは。
このチップこそがCTHULHU TUBE MOD 2の各種プロテクション機能を担ってくれている言わば守り神様。
ビス1つで固定されているだけなので、万が一故障した場合でも交換は容易です。

 

ちなみにチューブ側面にはLEDインジケータを搭載し、本体のステータスが分かるようになっています。

待機状態 消灯
通電時 グリーン点灯
異常時 オレンジ点滅

※LEDがオレンジに点滅した場合、アトマイザーのショート、バッテリー逆刺し、対応抵抗値オーバー、バッテリー残量3.4V以下、10秒カットオフのいずれかが考えられます。
バッテリーの向きや残量、アトマイザーの抵抗値をチェックしなおしましょう。

 

スイッチはメカニカルチューブをモチーフにしたボトムスイッチ。
スプリング式ですがストロークは極めて浅い印象です。
コンタクトのまわりにもPOM製のインシュレーター付き。
ベントホールは2ヶ所設けられています。

 


ボタンロックもメカニカルチューブよろしくリング式。
逆ネジになっているので時計回りに回すとロックがかかるようになっています。
スイッチ5クリックで電源がオンオフできるわけではないのであしからず。

 


バッテリーはポジティブ(+極)を510コネクタ側にして挿入しましょう。
18650の場合は定格20A以上のバッテリーが推奨です。
18350の場合は定格10A以上のバッテリー、かつアトマイザーの抵抗値は0.5Ω以上が推奨です。

 

使用感


まずスイッチ。
ストロークが浅い割に、押す時も離す時も時折ジャリジャリと引っかかるのが残念。
また、スイッチのド真ん中をまっすぐ押さないと上手く通電しないことが何度かありました。
メカニカルチューブライクなスイッチを採用しているのは本作の面白いところではありますが、使いやすさの点から前作のようなサイドスイッチで良かったんじゃないかと思います。

次に本体ステータスを表示するLED。
これはあるだけで嬉しいですね。
パフボタンを押しても通電しないって時に、何が原因なのかを知るヒントになってくれるのは非常にありがたい。
「メカチューブに興味はあるけど扱う自信が無い」という方でも、CTHULHU TUBE MOD 2なら気軽に使うことができると思います。

後はやはり金属製だけあって重さがあるという点。
所有感を満たす重さと感じられる方もいれば、重くて持ち運びづらいと感じる方もいらっしゃると思います。

また、パフレスポンスに関してはわずかなディレイが設けられています。
カチッ、シュコーっという感じで通電が始まる感じですね。
じっくりまったりMTLで吸う分には全く支障はないでしょう。

 

総評

なかなか面白いMODです。

シンプルだからこそいろんなアトマに合うし18350としても使える汎用性の高さ。
メカニカルチューブライクなボトムスイッチを採用しながら、それでいてセミメカという安心感。

正直24mmってどうよと最初は思っていましたが、スラントをハメれば22mmアトマもしっくり来るし、23mmならほとんど違和感なし。
無論24mmアトマならジャストフィット。
まさにアイデア次第でどうとでも使える、大変面白いMODです。

 

CTHULHU TUBE MOD 2はメーカーサイトにて好評発売中です。
この質感、この汎用性の高さでお値段なんと$39.99!
こっそりPayPal払いも出来ちゃうようです。

お買い求めはこちらからどうぞ!

CTHULHU TUBE MOD II-Mechanical Switch Mosfet MOD – CTHULHU MOD – Innovating RTA, RDA, BORO AIO, and DNA MOD Since 2014
お買い忘れはないですか?
MOD
タイトルとURLをコピーしました