とあるスコンカーを送ってくれと頼んだら手違いでコイツが届きました。
よりによってもデュアルバッテリーのレギュレーテッド、しかも爆煙クリアロ付。
ほどなくしてHealth Cabinがこのキットをプッシュしてる事を知りました。
絶対確信犯だろHealth Cabin。
というわけで今日はGEEKVAPEの最新スターターキット、BLADE KITのレビューです。
GEEKVAPE BLADE KITレビューは中国電子タバコ通販サイトHealth Cabinの提供でお送りします。
GEEKVAPE BLADE KIT
Blade MOD
サイズ 93 x 52 x 38mm
材質 航空機グレードPPS
対応抵抗値 0.05~3Ω
出力 5W~235W
モード Power/TC/TCR/VPC/BYPASS
バッテリー 18650/20700/21700(いずれもデュアル)
Aero Tank
サイズ 25 x 45mm
材質 ステンレススチール
タンク材質 ガラス
タンク容量 4.0ml
付属コイル IM1 0.4Ω(Kanthal)、IM4 0.15Ω(Ni80)
エアフローコントロール搭載
スペアガラスタンク付属
BLADE KIT 特長
航空機グレードのPPSを使用した超軽量ボディ!
最大235W!TCやカーブモードも使える!
爆速!0.015秒の立ち上がり!
18650/20700/21700バッテリーに対応!
25mmの爆煙タンクAero Tank同梱!
Blade MODディテール
パッケージを開けるとBlade MOD、Aero Tank、コイルヘッド、スペアガラスタンク、Oリング、microUSBケーブル、マニュアル類が入っています。
こちらがBlade MOD。
とにかくむちゃくちゃ軽くて衝撃を受けました。
このボディの材質こそが航空機グレードのPPS。
触り心地はまるで厚紙、ただし相当固い素材です。
PPSとは?
PPS(ポリフェニレンサルファイド)はベンゼンと硫黄で構成される熱可塑性樹脂。
強度、剛性、耐摩耗性、耐熱性などに優れており、自動車部品や航空機部品に広く使われています。
背面にはベントホール。
ボディにはサイケデリックなパターンがプリントされており、オーバードーズでバッドトリップしたあの夜がフラッシュバック。
マットブラックもありますのでフラッシュバックが怖い方はそちらをお買い求めください。
スレッドは510、スプリング式のコンタクトピン。
底面には製品名がプリントされています。
裏蓋をあけるとバッテリーケースが。
18650の場合はそのままバッテリーをセットしましょう。
本体にセットされているバッテリーアダプタを取り外せば、20700、21700バッテリーも使用可能。
ディスプレイと各モード
BLADEのディスプレイは、Joyetechの名機「eVic」を彷彿とさせるレイアウト。
パフボタン3クリックでファンクションモードに入り、現在設定されているモード固有のパラメータ変更やモードの切替が行えます。
VPCモードとは?
VPCモードは、パフボタンオンからどのようにワッテージをかけるかを5ステップでプログラムできるモード。
いわゆる「カーブモード」ですね。
しかし各ステップ間が0.9秒で固定されているため細かなプログラミングは不可能。
各ステップ間を0.1秒刻みで自由にエディットできるMINIKIN2などに比べると自由度は低いと言えます。
LEDカラーチェンジ機能
パフボタンに仕込まれたLEDを9種のカラーにチェンジ可能。
こういういらんとこに注力するGEEK VAPE、素敵です。
Aero Tank ディテール
キットに同梱のAero TankはDL向きの爆煙クリアロマイザー。
ボトムエアフロー、無段階のエアフローコントロールを搭載。
ドリップチップは810のワイドボア。
コンタクトピンは固定。
リキッドはトップフィル。
分解してみました。
左からベース、コイルヘッド、ガラスチューブ、トップフィルチムニー、トップキャップ、ドリップチップ。
コイルヘッドはゴツいのが2つ付属。
左:IM1コイル(カンタル 0.4Ω 40~60W推奨)
右:IM4コイル(Ni80 0.15Ω 60~80W推奨)
いずれもバーティカルコイル。
爆煙クリアロのデファクトスタンダードですね。
フィッティング
BladeとAero Tankのフィッティングはこんな感じ。
シルエットは決して悪くありません。
せっかくだからアトマも気持ち悪いレインボーカラーにしてほしかったところ。
サイバー感あふれるインターフェース。
パフボタンをひとたびクリックすればカラフルなLEDがフラーッシュ!
持つ者を選ぶ、行きつくとこまで行ってしまったMODです。
吸ってみた
0.15ΩのコイルヘッドをセットしたAreo TankにChunky Juiceのオレンジソーダをチャージし、70Wでパフってみました。
「スコーーー、プハーーー!!」
カタログスペック通りスピーディーな立ち上がり。
Ni80コイルの恩恵もあって、ラグのないパフはストレスを感じさせません。
大きくて頼もしいパフボタンはクリック感もなかなか。
ただし設定モードの操作感はイマイチ。
設定モードからVAPEモードへ復帰する際にパフボタンを長押ししないといけないのが調子狂います。
筆者はVWしか使わないのでさほど気になりませんがいろんなモードや設定をいじくりたい方にとってはマイナスポイントですね。
Aero Tankに関しては特筆すべき点はなく、爆煙クリアロのスタンダードという印象。
真っ白なミストがモクモク出る様はまさにフォグマシン。
味云々ではなく、とりあえず爆煙吐きたい方のためのクリアロだと言えるでしょう。
GEEK VAPE BLADE KIT 総評
軽くて持ち運びやすいデュアルバッテリーMODをお探しの方にはオススメ。
VW機として使うぶんには悪くないMODです。
あとは何と言ってもこのルックス。
BLADEでCBDリキッド吸ったらプラシーボで気持ち良くなれるかも!?
サイケデリックカルチャー好きなベイパーに捧ぐスターターキット、GEEK VAPE BLADE KITはhealth cabinにて発売中です。
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