PODなのにリビルダブル!
VW機能を搭載した使いやすいPODデバイス、Smoant Pasito(スモアント パシート)とオプションのRBAユニットのレビューです。
※商品提供 VapeSourcing
Smoant Pasito Pod Kit スペック
本体サイズ | 102 x 38 x 18mm |
PODサイズ | 45 x 36 x 18mm |
本体材質 | 航空宇宙アルミニウム |
POD材質 | 食品グレードPCTF |
POD容量 | 3ml |
VW機能 | 10/13/16/20/25W(5段階) |
対応抵抗値 | 0.3Ω~3.0Ω |
出力電圧 | 3.2V~4.2V |
バッテリー容量 | 1100mAh |
microUSBポート | TYPE-C |
保護機能 | 低電圧保護/短絡保護/10秒カットオフ/過熱保護 |
Pasitoの特徴
・10W~25W、5段階のVW機能
・エアフローコントロール搭載
・別売のRBAユニットに対応
・USBタイプC搭載
キットに含まれるもの
Pasito本体 x 1
Pasitoカートリッジ x 1
1.4Ω Ni80 コイルヘッド (MTL)
0.6Ω メッシュコイルヘッド(DTL)
充電用TYPE-Cケーブル
QCカード
注意書き
保証書
ディテール
Pasitoのフレームは堅牢で軽量な航空宇宙アルミニウム合金製。
Orionの半分くらいの軽さです。
サイドにはパフボタン、VWボタン、USB TYPE-Cポート。
フロントパネル上部には5個のLEDインジケータを搭載。
パフ時にはバッテリー残量が、VWボタンクリック時にはワッテージがLEDの個数で表されます。
バッテリー残量 | ワッテージ | |
LED1個点灯 | 20% | 10W |
LED2個点灯 | 40% | 13W |
LED3個点灯 | 60% | 16W |
LED4個点灯 | 80% | 20W |
LED5個点灯 | 100% | 25W |
背面は一枚のパネルのみ。
パネルは引っかき傷や指紋に強いCPR処理が施されているとのこと。
しかし多くのユーザーさんはDIYオリジナルパネルに換装したり、カーボンシールなどを貼ってカスタムを楽しんでいるようです。
底面にはベントホール。
さりげなく「AntChipが入ってますよー」アピールも。
Pasito本体とカートリッジは強力なマグネットでホールドされています。
取り外しは引っぱるだけ、超ラクちん。
コンタクトはこんな感じ。
カートリッジを入れる向きが決まっているので要注意。
コイルヘッドの交換も金色のコネクタを引っぱるだけ。
極力ネジ的なパーツを使わないようにしている印象があります。
その分漏れ防止のためのOリングの数がハンパない。
ちなみに本体にはMTL用1.4Ω Ni80 コイルヘッド とDL用0.6Ω メッシュコイルヘッドが各1個づつ付属します。
カートリッジ上部を見てみましょう。
スイッチみたいなスライダーがエアフローコントロール。
写真のようにスライダーを内側にするとエアホールが全開になります。
ドリップチップは取り外し可能。
ただし510ではありません。
リキチャはトップキャップを開けてトップフィル。
チムニーとカートリッジの間にチャージしましょう。
ゴリラボトルまたはニードルボトルの使用がオススメです。
Pasito RBAユニット
「PODでもリビルドしたい!」
そんなユーザーのニーズに応えてくれるのが、別売のPasito RBAユニット。
Pasitoの対応抵抗値(0.3Ω~3.0Ω)以内であれば、自分好みのビルドを組むことができます。
※メーカー推奨抵抗値 0.5Ω~1.0Ω
Pasito RBAユニットセット内容
Pasito RBAユニット
510アダプタ
コットン
ワイヤー
予備パーツ
ドライバー
Pasitoのビルドは簡単!
RBAユニットはシングルコイルビルド専用。
デッキは懐かしのクリアロ「DELTA2」のRBAユニットと全く同じ構造です。
※写真は510アダプタを接続した状態
コイルはあらかじめ両足を内側に曲げておきましょう。
次にコイルの両足をワイヤーホールに差し込んでビスで固定します。
ポストからはみ出たワイヤーはカットしましょう。
コイルの高さはこれくらい。
この状態で一旦オームメーターなどで抵抗値を測ったあと、チムニーを被せて再度抵抗値を測りましょう。
コイルがチムニーやデッキに接触していないか、コイルはしっかりビスで固定されているかを再度確認してください。
抵抗値に問題がなければMODに乗せてホットスポットを除去。
コイルにコットンを通してジュースチャンネルに這わせ、お好きなリキッドを数滴ドリップしてチムニーを閉じます。
最後にもう一度抵抗値をチェックしてショートしていないかを確認してください。
問題がなければRBAユニットを510アダプタから取り外し、カートリッジへ装着すれば完成です。
おつかれさまでした。
Pasito RBAビルド例
筆者のビルド例をいくつかご紹介。
バッテリー長持ち! 省エネビルド
Kanthal A1 28AWG 2.5mm micro 5wrap 1.05Ω
10Wでも立ち上がり爆速。
バッテリーが長持ちする省エネビルドです。
ミストとフレーバーの両立! バランスビルド
Kanthal A1 26AWG 2.5mm spaced 5wrap 0.73Ω
ミストとフレーバーの両立を狙ったバランスビルド。
16Wでウマウマ。
クラウド狙いのクラプトン!
Kanthal A1 26/32clapton 2mm micro 3wrap 0.49Ω
ミストモクモク、クラウド寄りビルド。
25Wでようやくまともに吸える感じです。
今のところバランスビルドが気に入っていますが、マイクロコイルにして低ワッテージで立ち上がりを良くしたほうが良いような気もしてきました。
また、ステンワイヤーやNi80でのビルドも良さげですね。
RBAユニットのワイヤーホールが小さいので、26Gから28Gのラウンドワイヤーでのビルドがやりやすいと思います。
吸ってみた
激ウマハーバルメンソールリキッド「TOM KLARK’S DARK MENTHOL」を先述のバランスビルドでパフってみました。
「スコーーー、プハーーー!!」
味
PODの中では群を抜いて美味しい。
フレーバーの再現性、濃さともにびっくりするくらいイイ線いってます。
ミスト
あったかミスト。
ビルド次第で爆煙も可能です。
ドロー
軽めのMTLです。
エアホール全開でギリDL可能、エアホール全閉でも激重にはなりません。
ニコリキをMTLで吸うのに適してるのではないかなと。
使用感
パフボタンのクリック感、操作感は言うこと無し。
なおかつディレイタイムが極めて短く、使っていてストレスを感じさせません。
本体を振ってもボタンがカチャカチャ鳴らないのもイイ感じ。
あとはドリチの加え心地がなかなか良いのと、本体が小さくて軽いのが評価できる点。
ただしLEDインジケータは屋外ではちょっと見にくいかな?
総評
これは買い。
デザインが良い
VWがついてて使いやすい
リビルドできるからランニングコストが低い
どれをとっても大満足。
初心者は既成品のコイルヘッドで、上級者はRBAで。
Pasitoはユーザーに合った使い方ができるのも大きなポイント。
正直ダメなところが見当たらない、2019年大注目のVAPE PODです。
Smoant Pasito Pod Kitは中国大手電子タバコ通販サイトVapeSourcingにて大好評発売中!
お値段なんと$26.99、さらにクーポンコードVAPEZINEをお使いいただくと10%オフになります。
お買い求めはこちらからどうぞ!
※RBAユニットはAmazonや楽天などで1000円前後で入手可能です。
【スポンサーPR】Wismecの新製品はWismecストアで♪
https://store.wismec.com/us/