Tom Klark’s Zärtlicher Schurkeレビュー

世界中のベイパーを唸らせるドイツのリキッドメーカー『Tom Klark’s』から、天然タバコエキス使用のリキッドシリーズ『Schurke』が新登場！

今日は洋梨香る激ウマタバコフレーバー、『Zärtlicher Schurke』のレビューです！
購入　Vaper’s Nest

Tom Klark’s Zärtlicher Schurke製品詳細
Schurkeシリーズとは？
メーカーキャプション
テイスティング
総評

Tom Klark’s Zärtlicher Schurke製品詳細

生産国	ドイツ
内容量	60ml
VG/PG比率	70:30
ニコチン	0mg
市場価格	2940円

Schurkeシリーズとは？

2023年春、Tomが満を持してリリースした天然タバコエキス使用のリキッドシリーズ。
初回リリースされたラインナップは下記の3本。

Eisiger Schurke
Zärtlicher Schurke
Grober Schurke

ちなみに「Schurke」とは「いたずらっ子、悪ガキ」の意。
ラベルには小憎らしくもどこか可愛げのある古き良き時代の男の子のイラストが描かれており、やはりトムならではの独特な世界観を醸し出しています。

トムの本家サイトでは10mlボトルのみでの販売ですが、日本のTom Klark’s正規代理店であるVaper’s Nestさんでのみ60mlボトルで購入可能です。

メーカーキャプション

Grober Schurkeの力強い個性とは対照的に、Zärtlicher Schurkeには繊細な特徴が加えられています。
ナチュラルタバコの力強い香りに、甘くほのかなフルーティーな香りを添えています。
ここでは、爽やかな洋梨の香りが前面に出て、優しくも感じられます。
タバコの熟したボディに支えられて、洋梨は魅惑的なリッチさを獲得し、Schurkeの荒削りな部分を包み込んで滑らかにしてくれます。
洋梨の甘さは、VAPEデバイスやワッテージの設定により、好みに応じて調整することが可能です。
おとぎ話のようなイマジネーションの世界へ。

テイスティング

Schurkeシリーズのレビュー、ラストを飾るのはZärtlicher Schurke！
実は3本の中で一番最初にレビューしようと思ったリキッドです。
なぜ一番後回しにしたのかは後述するとして、これまでにレビューした2本はどちらも大変素晴らしいタバコリキッドでした。

ナチュラルタバコの旨味がたっぷりのGrober Schurke。
一度吸ったら忘れられないメンソールタバコのEisiger Schurke。

とにかく香料やNETに対するトムのスタンスがストイック。
実にナチュラル、そして旨い。
他のリキッドメーカーとは一線を画す素晴らしいフレーバリングはもはやアートの領域です。

Tom Klark's Grober Schurkeレビュー

世界を魅了するドイツのリキッドメーカー『Tom Klark's』から、天然タバコエキス使用のリキッドシリーズ『Schurke』がリリース！今日は3本同時にリリースされたSchurkeシリーズの中から、もっともスタンダードなタバコフレーバー『...

Tom Klark’s Eisiger Schurkeレビュー

世界を魅了するドイツのリキッドメーカー『Tom Klark’s』から、天然タバコエキス使用のリキッドシリーズ『Schurke』が新登場！今日は3本同時にリリースされたSchurkeシリーズの中から、激ウマメンソールタバコフレーバー『Eisi...

洋梨香るタバコフレーバー『Zärtlicher Schurke』もきっと旨いに違いない。
はやる気持ちを抑えつつニコチンを6mg/ml程度に添加し、3.7V付近でパフってみました。

「スコーー、プハーー！！」

うわこれ最強。

ほんのり甘酸っぱく、さわやかな洋梨のトップノート。
明るさと香ばしさ、そしてオイリーなコクを兼ね備えたナチュラルタバコのベースノート。
それぞれ単体で吸っても間違いなく美味しいであろうこれらのフレーバーが絶妙なバランスでマリアージュを遂げ、極上の洋梨タバコフレーバーに昇華しています。

よくある「アップルタバコ」じゃないところがミソですね。
洋梨が苦手という方もいるかもしれませんが、メーカーキャプションを読まずに吸った時はリンゴとハチミツかな？と感じたほどなので、さほどアップルタバコから乖離してない「吸いやすい味」であることは間違いありません。

もちろんタバコフレーバー自体もクドかったりクセがあったり灰皿っぽかったりという事は一切無し。
これまでに吸った「フルーツ+タバコ」系リキッドの中でダントツの美味しさと吸いやすさ。
ガンクこそつきますが、意外とフレーバーに影響が出にくくてじっくり吸えるのもポイント高い。
これは久しぶりにメッシュ巻いてみようかなという気にさせてくれます。

ちなみにトムによると、「Schurkeシリーズはできる限り低出力で吸ってくれ」とのこと。
少しでもガンクの形成を抑えるための措置ですね。

総評

1本選ぶならこれ。

これこそがレビューを一番後回しにした理由です。

Schurkeシリーズはどれもが大変素晴らしい味わいを持つNET系リキッド。
しかし総合的に考えて1本選ぶとしたら、筆者はZärtlicher Schurkeを選ぶでしょう。

フレーバー自体の美味しさはもちろんのこと、ガンクが形成されるスピードとフレーバーへの影響度合いを考えると、Zärtlicher Schurkeが一番バランスが優れているなと。
一般的なリキッドに比べてガンキーではあるけれど、コイルメンテの手間をかけてでも吸いたくなる旨さがZärtlicher Schurkeにはあります。

フルーティーな洋梨と旨味たっぷりのタバコが織りなす珠玉の洋梨タバコフレーバー。
Zärtlicher SchurkeはVaper’s Nestさんにて大好評発売中です！
お買い求めはこちらからどうぞ！