ドイツデザイン・チャイナメイド!
VapeflyのSBSキット『Brunhilde SBS Kit』のレビューです。
※商品提供 Sourcemore
Vapefly Brunhilde SBS Kit製品詳細
Brunhilde SBS
サイズ | 52.4 x 27.0 x 84.8mm |
材質 | アルミニウム合金 |
重量 | 153g |
出力 | 5W~100W |
モード | VV/Bypass/TC(Ni200,Ti,SS316L) |
対応抵抗値 | 0.08Ω~3.5Ω |
温度管理範囲 | 100℃~300℃ / 200°F~572°F |
ディスプレイ | 0.91インチモノクロOLED |
バッテリー | 18650/20700/21700 x 1 |
USBポート | タイプC |
Kriemhild II Tank(W Version)
サイズ | 25.0 x 51.2mm |
材質 | SS |
重量 | 73g |
付属コイル | 0.2ΩFreeCore K-1 Duplex mesh Coil x 1 0.3ΩFreeCore K-2 mesh Coil x 1 |
ドリップチップ | 810(510アダプタ同梱) |
キット内容
Brunhilde SBS MOD
Kriemhild II Tank(W Version)
タイプCケーブル
予備ガラスタンク
510コネクタ保護用マット
510アダプター
810レジンドリップチップ
予備Oリング
予備シリコンパーツ
0.3ΩFreeCore K-2 mesh Coil
マニュアル
保証書
注意書
Brunhilde SBS ディテール
こちらがBrunhilde SBS Kit。
Brunhilde SBS MODにKriemhild II Tankがセットになっています。
パフボタン周辺には兜、ボディの表裏には翼をモチーフにしたエングレービング。
ほんのりと田舎ヤンキーテイストを感じますね。
好みが分かれるところですが、好きな方ならバッチリツボにハマるでしょう。
パフボタンは樹脂製。
その下にはタイプCポート。
+、-ボタンはメタルボタンで本体右側下部に配置。
カチャ鳴りはしません。
0.91インチモノクロOLEDディスプレイはMOD底面にあります。
底面を見ると510コネクタ側からバッテリ側に向け、緩やかに幅が広くなっているのが見て取れます。
コネクタは510、25mmのアトマがジャストフィット。
あくまで同梱のクリアロに合わせて設計された感があります。
23mmのアトマならかろうじて違和感無く乗せられますが、22mmアトマを使うときはスラントリングを噛ませた方が良いかも知れません。
バッテリーはポジティブを下側にして挿入しましょう。
18650を使用する場合は同梱されているバッテリーアダプターを介してください。
操作方法
パフボタン5クリック
モード切替
パフボタン3クリック
パワーロック
+/-ボタン同時長押し
画面反転
パフボタン/+ボタン同時長押し
ステルスモード
パフボタン/-ボタン同時長押し
VWモード
ディスプレイはDNAライクな表示。
出力は5W~100Wまで、0.1W単位で調整可能。
Bypassモード
バッテリー電圧をそのままアウトプットするバイパスモード。
TCモード
TCモードはNi200、Ti、SS316Lに対応。
摂氏/華氏切替可能で、TCモード時のワッテージ上限も5W~100Wまでの間で設定できます。
TCR機能はありません。
Kriemhild II Tank ディテール
Kriemhild II Tankは直径25mmのサブオームクリアロ。
下部に3つ設けられたエアホールはリングで無段階のコントロールが可能。
ドリップチップは810で、形状の異なるレジンドリチが1つと、510ドリチを接続できる510アダプターが同梱されています。
リキッドはトップフィル。
コイルヘッドはベースパーツを外し…
引っこ抜くだけで交換できます。
プリセットされてるコイルヘッドは0.2ΩFreeCore K-1 Duplex mesh Coilで、0.3ΩFreeCore K-2 mesh Coilが予備に1つついてきます。
使用感
Brunhilde SBS
ずっしりと重くてゴツいですが、ラウンドフォルムのおかげで握りやすくて安定感があります。
パフレスポンスはわずかなディレイが設けられていて、なおかつ設定したワッテージまで緩やかに昇圧している印象。
各ボタンのクリック感はなかなか良く、心配だったパフボタンもストローク浅めではあるもののカチカチと小気味良いクリック感が得られます。
コントロール面もヌルヌル動いてくれて快適。
特にワッテージ変更時に+/-ボタンを長押しすると1W刻みで調整ができるのが嬉しい。
ディスプレイの輝度も十分ですし、なによりシンプルで見やすいインターフェースは好印象。
1点不満があるとしたら、やはり25mmアトマでツライチになるコネクション。
ここはせめて24mmにしてほしかった。
Kriemhild II Tank
ドローはスカスカ、ミストはアツアツ、いわゆる爆煙クリアロです。
ボトムエアフローと低抵抗のメッシュコイルが生み出す味は濃厚そのもの。
1年に1回くらいこういうアトマでガッツリメンソールの効いたリキッドをDLで吸いたいなと思うんですが、2~3パフでおなか一杯になっちゃうんですよね。
個人的にはMTLできるRTAをセットにしてくれた方がよかったのになと思います。
総評
デザインが気に入ればアリ。
ゴツくて重いのは安定感があると考えれば気にならないし、23~24mmのアトマであれば違和感なく乗せられる。
操作性も言うこと無いしボタンのクリック感も良し。
ボディにデカデカと入ってる翼と兜を模したデザインさえ許せれば全然アリだと思います。
Kriemhild II Tankに関してはこれからVAPEを始めるという方が手に取りやすいように、スターターキットとして成立させるためのあくまでオマケという感じ。
というのも国内ではKriemhild用Freecoreコイルの入手性がイマイチよろしくない。
すでに何らかのタンク/クリアロをお持ちの方はMOD単体のみを購入すればOKです。
逆にKriemhild II Tankが気に入った!という方はオプションのRBAコイルまたはRMCコイルを一緒にお買い求めいただければ、RTAとしてずっと使う事ができます。(※下記リンクをご参照ください)
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