WASPシリーズでおなじみOumierのデュアルバッテリーMOD、Blade 200W Box Modのレビューです！
※商品提供 Sourcemore
Oumier Blade 200W Box Mod詳細
| サイズ | 89 x 30.5 x 44mm |
| スレッド | 510 |
| 出力 | 5W～200W |
| 対応抵抗値 | 0.1Ω～3.0Ω |
| 搭載モード | Power/Bypass/TC-Ti/TC-Ni/TC-SS/TCR/VPC |
| 温度管理範囲 | 200°F～600°F/100℃～315℃ |
| ディスプレイ | 1.3インチTFT |
| バッテリー | 18650 x 2 |
| USB | Type-C |
ディテール
BLADEはIP67クラスの防水・防塵性能を備えたデュアルバッテリーMOD。
一見「タッチパネルか！？」と思いきやそうではなく、パフボタン、UPボタン、DOWNボタンはフロントパネルに隠れています。
USBポートはタイプCを搭載。
パフボタンを押している間のみ、各ボタンの位置に配されたLEDが点灯。
パフボタンのLEDは例によって蜂のデザイン。
しかしOumierはどんだけ蜂を推しつづけるんでしょう。
まるでHUDSONです。
フレームは細かいヘアラインが入ったメタル。
背面と側面はレザーテクスチャの樹脂パネル。
重厚な作りとは裏腹に本体重量は超軽量。
18650を2本装填することで見た目に見合った重さになります。
スレッドは510、スプリング式コンタクトピン。
510マウントの直径は22mm。
本体幅は30.5mmあるのでほとんどの大きさのアトマイザーをはみ出さずに乗せられます。
バッテリーキャップはこんな感じ。
IP67クラスの防水・防塵性能が備わってるだけあって、スライドロックでガチガチにロックされてます。
キャップを開けるとこんな感じ。
18650バッテリーを2本、極性を間違えないように挿入しましょう。
操作方法
電源オンオフ パフボタン5クリック
モード切替 パフボタン3クリック後UP/DOWNボタンで選択
ボタンロック UP/DOWN同時長押し
テーマカラー変更 パフボタン4クリック
輝度変更 パフボタン+UPボタン同時長押し
カウンタリセット パフボタン+DOWNボタン同時長押し
各モードを見てみよう
POWERモード
いわゆるVWモード。
出力は5W～200Wまで、1W毎に調整可能。
TCモード
Ni/Ti/SS/TCRで温度管理できるTCモード。
設定温度は摂氏/華氏切替可。
最大ワッテージの調整はできません。
TC-TCRモード時のみ、パフボタン2クリックでTCRの設定が可能（800～8000）。
VPCモード
いわゆるワッテージカーブモード。
パフ後2.5秒までの間のワッテージカーブを0.5秒毎に設定可能です。
先ほどの画面でパフボタンを2クリックで設定画面へ。
入力できるのはP1～P5までの5ステップ。
BYPASSモード
バッテリーの電圧をそのまま出力するバイパスモード。
いわゆるセミメカです。
ちなみにこのメーターを模したGUIはパフタイマーになっており、各モードともパフボタンを押し続けている間はメーター上に白いドットが表示され、パフタイムが分かるようになっています。
しかしドットはパフ後すぐに消えちゃう上に、具体的に何秒パフしたのかが分かりづらい。
どうせならこの赤い針をアニメーションさせてほしかった。
24mmのRDA「Twisted Messes24」とのフィッティングはこんな感じ。
DL向けのゴツいアトマが似合う感じですね。
しかし22mmのアトマでも意外と良い感じにフィットしてくれます。
使用感
パフレスポンス激早。
もうね、めちゃくちゃストレスフリー。
パフボタンを押した瞬間からシューっと通電が始まります。
恐らくディレイタイムはほぼゼロなのでしょう。
モードを切り替える時にまで通電しちゃうくらい爆速です。
操作性も良くてサクサク動くし、重量もデュアルバッテリーMODにしては軽く、グリップ感もなかなか良い。
しかし輝度をMAXにしてもディスプレイが暗く、なおかつGUIのデザインを優先しちゃってるので各パラメーターはあまり見やすくありません。
また、フロントパネルの素材が非常にチープで、ティッシュペーパーはおろか指で撫でただけで簡単に引っかき傷がつきます。
大事に使いたい方は100均でスマホ用のガラスフィルムを買ってきて貼り付けましょう。
一見豊富に見える機能面については意外とそうでもなく、TC時の最大ワッテージ設定、抵抗値ロック/キャリブレーション設定がなかったり、VPCモードにおいて各ポイントごとに長さが設定できなかったりと内容は薄め。
いっそ潔く「VW専用！」でも良かったんじゃないかなと。
総評
アリはアリ。
普段から高ワッテージでVAPEを吸われる方、手ごろなデュアルバッテリーMODをお探しの方、特にゴツいビルドでのVapingをされる方には良いのではないでしょうか。
とにかくレスポンスの速さはピカイチのMODです。
20Wもあれば事足りる筆者にとっては確実にオーバースペックなんですが、デザインも悪くないし22mmアトマでも似合うので、家でダラダラ吸う為のロングライフバッテリーMODという使い方に落ち着きそうです。
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