味重視のサブオームタンク EHPRO eTank S2レビュー

EHPROのカワイ子ちゃん、kelseyからまたもや商品提供をいただきました!
いつも本当にありがとうございます。
さて今回レビューするのは、EHPRO eTank S2です!

現在もなお乱発が続いているサブオームタンクに一石を投じるが如く開発されたというeTank S2は、タダのサブオームタンクじゃないんだぜと言わんばかりに「フレーバーチェイシングシステム」なるキャプションが添えられており、ミスト量はもちろんのことフレーバーの再現性こそがこのタンクの最大のウリである事が伺えます。
早速レビューしてみましょう!

EHPRO eTank S2 スペック・ディテール

中国製
市場価格$22.00(Heaven Gift調べ)


パッケージを開けるとeTank S2本体、交換用のOリングとコイルユニット、説明書が入っています。

 


高級感溢れる本体はSS製。
写真のシルバーモデルの他にブラックモデルも存在します。
タンクはパイレックスガラス製で、容量はたっぷり5ml!

 


本体を分解してみましょう。
右上からドリップチップ、トップキャップカバー、トップキャップ、ガラスチューブ、チューブサポート、コイルユニット、アトマイザーベース、7つのパーツで構成されています。

 


ドリップチップもパイレックスガラス製。
リキッドはトップキャップ上部のカバーを外して注入するトップフィル方式を採用しています。

 


コンタクトピンは510規格のカッパー製。
マイナスドライバーで高さ調節が可能です。
アトマイザー底部にはehproの刻印とシリアルナンバーが入っています。

 


エアホールは無段階調節式。
スッカスカドローから激重ドローまで自由自在!

 


こちらが「フレーバーチェイシングシステム」のキモと思われるコイルユニット。
MSVC(MINI SINGLE VERTICAL COIL)と名付けられたこのコイルユニットは、より美味しいミストを味わうために他のサブオームタンクのそれに比べて比較的小さく設計されています。
本体にプリセットされているのは0.2Ω、Ni200の水平コイルユニット、交換用として付属しているのは0.5Ωのスタンダード水平コイルユニットです。

 


同社の温度管理機能付MOD「SPD A5」に装着するとこんな感じ。
おおっ、結構カッコいいかも!?

■EHPRO eTank S2 使用感

ではeTank S2を実際に使ってみましょう。
テイスティングするのは、みずみずしいアロエとホワイトグレープのマリアージュがとっても美味しいUSリキッド、FlaviesのVIVIAN!
トップキャップカバーを外してリキッド注入、SPD A5の温度管理機能をオンにして20Wでいってみます。

 

「スコーーーーーーーーー、
プハーーーーーーーーー!」

おおっ!これはおいしいですね。
フレーバーのエッジがくっきりと分かる実にコントラスト鮮やかな味わい。
ドリッパーのようなガツンとした味ではなく、研ぎ澄まされた混じりっ気のないピュアな味です。
例えて言うならVHSの3倍モードと標準モードの画質くらい違いが・・・って分かりにくいのでMP3に例えるとビットレート192kbpsと128kbpsくらいの違いはあると思っていただければいいのではないでしょうか。

普段吸ってるリキッドでも今まで気づかなかったフレーバーを感じられると思います。
しかもリキッド燃費が結構良くて、5mlタンクを空っぽにしようとするとまる1日くらいかかる気がします。
これらはやはりあの小さなコイルユニットと細いチムニーのなせる業なんでしょうね。


※参考画像(DELTA2とのチムニーの太さ比較 左:DELTA2 右:eTANK S2)

ミスト温度は低め。
熱いミストに喉をやられてゲフンゲフンすることもなく快適にチェーン可能、しかしこれは温度管理機能による所が大きいと思われます。
ミストの量に関しても問題なく、真っ白で濃いミストを楽しむことができて非常に満足。
また、リキッドがトップフィルなのが思いのほか使い勝手が良くて気に入りました。
ボトムフィルだとどうしてもリキッドがベトベト手についたりしてリキッドチャージのテンポを削がれる感が否めませんでしたが、コイツはほんとに優秀でサクサクリキチャできます。

■EHPRO eTank S2のココがダメ

ここまでいいトコずくめじゃねえか!と言ってもやはりちょっとダメな部分もありまして・・・。
若干モレます。
エアホールからチロチロっと。
リキチャしてすぐ吸うぶんには問題ありませんが、リキチャ後横にしておくと時々漏れることがあります。
多分コイルユニットについてるOリングが細すぎてそこからリキッドが漏れてるんじゃないかなーと。
あとひとつ、交換用のコイルユニットがまだ売ってないという点もマイナスポイント。
サブタンクやDELTA2みたいにRBAユニットでもいいから交換用コイルの早期リリースが望まれるところです。

■総評

チープな価格とは裏腹に、質感のよい本体とメンソールだって怖くないパイレックスガラスタンク、なおかつ最近流行のリキッドトップフィル構造に加えて、温度管理機能でその性能を発揮するNi200コイルユニット搭載、ここまでいたれりつくせりで$22.00は大変お買い得だと思います。
コイルユニットの安定した供給さえあれば、サブタンクやiSUBGタンクに肉迫するポテンシャルをあますとこなく発揮できる良アトマイザー。
セカンドタンクにオススメ!
eTank S2をご購入の際はぜひKelsey Miu氏からどうぞ!

Kelsey Miu(EHPRO)
Email: sales15@szehpro.com
Skype: ehprosales15
Whatsapp: +85268449396
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