たて笛感アップ! VapeOnly AURAレビュー

彗星の如く忽然と姿を現したスターターキット、AURA Mini。
発売されるや否や国内ショップでも取り扱いが始まり、VapeOnly社の名を日本国内に知らしめる結果となった事は記憶に新しいと思います。

さてそんなVapeOnly社から待望の新型スターターキット、その名も「AURA」がリリースされました。
前作AURA miniの機能とデザインを踏襲しつつサイズアップされた本作、早速レビューしてみましょう!
商品提供:Heaven Gifts

VapeOnly AURA

サイズ 19mm×152mm
材質 ステンレススチール製
バッテリー容量 2000mAh
充電用microUSBケーブル付属
タンク材質 パイレックスガラス
タンク容量 3m
付属コイル 0.33ΩNiCr×1、0.5ΩNiCr×1
交換用ドリップチップ付属
交換用Oリング付属

 

特長

・前作Aura miniがパワーアップして帰ってきた!
・大容量2000mAhバッテリー内蔵!
・どんなリキッドでもへっちゃら!パイレックスガラスタンク!
・「押して吸う」だけのイージーオペレーション!

 

ディテール


パッケージを開けるとAURA本体、充電用microUSBケーブル、交換用ドリップチップ&Oリング、コイルユニット2個、マニュアル類が入っています。

 


AURA本体。
AURA miniよりふた回りほど大きくなり、たて笛感がハンパなく伝わってきます。
本体はシリコンのような素材でコーティングされていてしっくりと手に馴染む仕様。
カラバリは他にシルバー、シャンパンゴールド、パープル、ブラックがラインナップされています。

 


反対側には充電用のmicroUSBポートを搭載。

 


スレッドは510、スプリングロード式のコンタクトピン。

 


本体底面にはベントホール。

 


こちらがAURAタンク。
無段階式のエアフローコントロール付きです。

 


ドリップチップは交換可能。
たて笛ライクなドリチが気に入らない場合はこっちをお使いください。
嬉しいエアフローコントロール付き。

 


コンタクトピンは固定式。

 


こちらが付属のコイルヘッド。
Luft βと名付けられたこのコイルは別名TAC(Top Airflow Coil)とも呼ばれており、トップエアフローのアトマイザーでの使用を前提として作られている事がわかりますね。
それぞれ0.33Ωと0.5Ωのバーティカルデュアルコイルです。

 


分解してみました。
前作と同じくシンプルな4ピース構成。
その構造上、タンク下部からのリキッド漏れはありえません。
これはJoyetechのCubis Tankと全く同じ構造ですね。
と言う事はエアフローはトップのみ、うーん・・・味が非常に気になります。
早速吸ってみましょう!

 

吸ってみた

テイスティングするリキッドは繊細なフレーバーが特長のSFVapery Kraken。
思いっきり息を吐きだしてからガッツリとラングヒットしてみます。

 

「スコーーーーーー、プハーーー!!」

 

チューブタイプのスターターキットとしては十分すぎるほどのミストが出ます。
しかし味はお世辞にも美味しいとは言い難いのが正直なところ。
香ばしさや酸味等はほのかに感じられるものの、甘さやコクといったボディの部分がブッ飛んじゃってます。
ドローはかなり軽めで完全にラングヒット向け。
手軽に爆煙を吐くためのツール、もしくはトリック練習用として使うのであればいいかもしれません。
なお、気になるリキッドの漏れはありませんでした。

総評

数ヶ月前にいただいたAURAのプロトタイプは3パフでドライヒット&リキッドだだ漏れだった事を考えると、ようやく実用に耐えうるレベルになったAURA。
2000mAhものバッテリー容量と「押して吸う」だけのシンプルな操作は非常に魅力。
しかしながらフレーバーを再現性があまりよろしくないという点と、タバコからVAPEに移行を考えてる方のためにもう少しドロー調節の自由度が欲しかったという点が非常に悔やまれます。
筆者の周りにもこれからVAPEを始めたいという方が何人かいるのですが、正直コレはオススメできません・・・。

それでも俺はこのたて笛ライクなシルエットに惚れたんだ、大好きなあの娘のリコーダーを舐めたあの日のドキドキをもう一度!
というあの日に帰りたい兄貴のみご購入ください。

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