ASMODUSの人気のBOX MOD、MINIKINの最新モデルMINIKIN 2がリリースされるとの情報をキャッチ!
なんとタッチスクリーン搭載、MAX180W出力に加えてファームウェアアップグレードに対応、TC、TCR、TFR機能はもちろんVWモードでのアウトプットカーブを自由に設定できるCURVEモードまで実装した超弩級のモンスターMODになったようです。
今日は日本におけるASMODUSの正規代理店AMERICAN VAPEさんよりMINIKIN 2のプロトタイプをご提供いただきましたので、早速徹底レビューしてみることにしましょう!
AMERICAN VAPEさん、商品提供いただきありがとうございます!
ASMODUS MINIKIN 2
※画像はプロトタイプ。製品版は下図のパッケージになる模様。
サイズ 79mm x 42mm x 40mm
材質 亜鉛合金製
出力 5W~180W(VWモード時)、5W~120W(TCモード時)
搭載モード POWER、TC(Ni200、Ti、SS316、SS317)、TCR、TFR、CURVE
温度管理機能 212°F~512°F(100℃~300℃)
対応抵抗値 0.1Ω~2.5Ω
バッテリー 18650 x 2本使用
静電式タッチスクリーン搭載
microUSBポート搭載(充電可)
ファームウェアアップグレード可
特長
・あのMINIKINがフルモデルチェンジ!
・18650×2本スタックで180Wのハイパワー!
・最新フィーチャー「CURVEモード」実装!
・なんと静電式タッチスクリーン搭載!
・ファームウェアアップグレード可!
ディテール
パッケージを開けるとMINIKIN 2本体、microUSBケーブル、マニュアル、ワランティーカード、バッテリーについての注意書きが入っています。
こちらがMINIKIN2。
WISMECのReuleauxのようなフォルムにフルモデルチェンジがなされました。
全体的にラバースリークフィニッシュが施されており、しっとりとやわらかな肌触りでグリップ感バツグン。
重さはMINIKIN150Wより若干軽くなった印象です。
側面にはパフボタンとタッチスクリーン、microUSBポート。
背面にはASMODUSのロゴが。
スレッドは510、スプリング式のコンタクトピン。
底面にはベントホールが開けられています。
背面のフタを開けるとバッテリーの交換が可能。
フラットトップの18650を2本スタックで使用しますので、必ずペアリングされたバッテリーを使用するようにしましょう。
MINIKINとの比較
ストイックかつクールなデザインを継承しつつも、そのコンセプトは全く異なることが一目瞭然。
MINIKIN2をポケットに入れて持ち運ぶのは厳しいですね。
VAPESOXやPIZ POUCHを用いてスタイリッシュにキメるのが吉。
ディスプレイ
・ロック解除
ディスプレイ表示時に画面をタッチするとロック解除画面が表示されます。
スマホと同じ要領で下にスワイプでロック解除しましょう。
・POWERモード
いわゆるVWモード。
左上からバッテリーインジケータ、コイル抵抗値、カレントボルテージ、ワッテージ、パフカウンター、パフタイム、モード表示。
ワッテージ表示部分をタップすると画面が切り替わり、+、-をタップしてワッテージを調節できます。
・COILモード
いわゆるTCモード。
左上からバッテリーインジケータ、コイル抵抗値、カレントボルテージ、設定温度、上限ワッテージ、パフカウンター、パフタイム、モード表示。
・TCRモード
左上からバッテリーインジケータ、コイル抵抗値、カレントボルテージ、設定温度、上限ワッテージ、パフカウンター、パフタイム、モード表示。
あらかじめ設定したTCRに則って温度管理を行うモードです。
入力できるTCR値は0.00000から0.00001刻みで入力可能。(上限未確認)
・TFRモード
左上からバッテリーインジケータ、コイル抵抗値、カレントボルテージ、設定温度、上限ワッテージ、パフカウンター、パフタイム、モード表示。
こちらはあらかじめ設定したTFR(温度カーブ)に則って温度管理を行うモード。
マニュアルには詳細が見当たらなかったのですが、前作MINIKIN 150Wと同じであれば212°Fから572°Fまで90°Fごとに0.00000~9.99999までの値を入力し、温度カーブを自由に設定可能です。
・CURVEモード
左上からバッテリーインジケータ、コイル抵抗値、カレントボルテージ、ワッテージ、ポイント表示、パフカウンター、パフタイム、モード表示。
MINIKIN2最大の肝と言うべきCURVEモード。
こちらはパフボタンオンからどのようにワッテージをかけるかをユーザー自身でカンタンに設定することができるモードです。
これが設定画面。
左の数字がワッテージ、右の数字が秒数を表しています。
この画像だとパフボタンを押してから0.2秒間15でW出力し、その後0.1秒間で12Wで出力、あとは1.5秒間17W、1秒間16W、3秒間7Wということになりますね。
変更したい数字をタップして+、-で加減、パフボタンで保存終了。
やってることはSX350JのSX Pureモードとほぼ同じなのですが、PCに繋ぐことなく本体のみでカンタンに出力カーブを設定できるのはとても魅力的。
メニュー画面
POWER、COIL、TCR、TFR、CURVE各モードにおいてモード表示をタップするとメニュー画面に切り替わります。
上から抵抗値セット&調節、モード切替、セットアップ。
・抵抗値セット&調節
抵抗値の測定とロック、また任意で0.00Ωから3.00Ωまでの抵抗値をセット可能。
COIL、TCR、TFRモード使用時には必ず抵抗値ロックをかけましょう。
・モード切替
POWER、COIL、TCR、TFRモードへの切り替えはここで行います。
CURVEモードへはPOWERモードを選択した後に選択可能。
先述のパワーカーブ設定画面はここから入ります。
・セットアップ
ディスプレイのコントラスト調節、パフカウンタークリア、パフ制限を設定できますが、画像は割愛します。
フィッティング
以前チェンさんにいただいて未だにレビューできていないTENDOU VAPORのNOBUNAGA RDAを乗せてみました。
シンプルかつストイックなルックスとは裏腹に超絶多機能&高性能、MINIKIN 2はまさに羊の皮を被った狼。
MINIKIN2はやや高さがあるアトマイザーのほうがかっこよく見えます。
チェンさんごめんなさい。NOBUNAGA RDAは必ずレビューしますので今しばらくお待ちください(泣
吸ってみた
0.4ΩデュアルのNOBUNAGAに上限80Wに設定したCURVEモードでFIVE PAWNSのCASTLE LONGをパフってみました。
「スコーーー、プハーーー!」
ヤバいです、CURVEモードめちゃくちゃ楽しいです。
チョイチョイと本体で手軽にワッテージカーブをいじくりまわせる利便性、このモードなくしてMINIKIN 2は語れません。
吸い始めはやや抑え目、すぐにピークまで持って行って自然な減衰を設定とか、いきなりガツンとワッテージかけてすぐ下げてじわじわ上げていくとかもう自由自在!
温度管理とはまた違ったアプローチでリキッドの美味さを引き出せるCURVEモードは、きっとベイパーに新しい楽しみと喜びを与えてくれることでしょう。
ちなみに質感、レスポンスはASMODUSだけあって大変優秀です。
しかしタッチスクリーンについては賛否両論生まれそうなのが正直なところ。
ワッテージ調整をするのにも「スワイプでロック解除→ワッテージ部分タップ→調整」という3工程が必要なものの、個人的にはタッチスクリーンだぜすげえだろ感の方が勝ってるので全然平気。
あえて面倒なことをするのが趣味の楽しさですもんね、そう言う意味ではMINIKIN 2は玄人向けMODと言えるかもしれません。
コットンバーンテスト
さて、気になるコットンバーンテストです。
MINIKIN 150Wと同じくウェットコットンをコイルに通し、上限50Wで212°Fから572°Fまで90°F毎に12秒間通電させた結果をご覧ください。
ウェットコットンということもありますが、コットンにほとんど影響は出ていません。
もちろん実際のVapingにおいても非常に美味しく吸う事ができましたので、TC機としても十二分に活躍してくれること間違いなしです。
総評
2016年秋、ASMODUSが自信を持ってリリースする超弩級MOD MINIKIN 2。
このフォルムさえOKであれば先代MINIKINよりもMINIKIN 2を激しくオススメします。
とにかくCURVEモードとタッチスクリーンという新フィーチャーが楽しくて仕方が無い。
普段からTC運用されてる方、そうじゃない方も是非一度CURVEモードで遊んでみてほしいと思います。
ちなみに今作よりファームウェアアップグレードにも対応してますので長く楽しめる1台になることでしょう。
ASMODUS MINIKIN 2はAMERICAN VAPEさんにて近日発売予定。
手に入れたい方はHPをこまめにチェック!
http://www.americanvape.jp/
また、JAPAN VAPE TVにてMINIKIN 2のレビュー動画が公開されてますのでそちらも是非チェックしてみてください!
ASMODUS – MINIKIN2 Prototype