Odis Collection & Designはカナダはトロントに本拠地を置くVAPE MOD & アクセサリーメーカー。
2015年にFadi EweidahとMark deOcampoによって立ち上げられ、スタビライズドウッドを用いたカスタムハンドメイドMODをはじめ、各種アトマイザーやドリップチップ、ビューティーリングに至るまで様々なプロダクトを精力的にリリースしています。
今日はOdis Collection & Designの傑作フレーバーチェイスRDA、O-Attyをレビューしてみましょう!
Odis Collection & Design O-Atty
カナダ製
22mm x 28mm
304ステンレススチール製
510接続
ドリップチップ、6角レンチ、スペアOリング&ビス付属
本家サイト価格 155$
O-Atty ディテール
パッケージを開けるとO-Atty本体、ドリップチップ、角レンチ、スペアOリングとビスが入っています。
本体はSS304製、どんなMODにも合わせやすいシンプルなデザインが特長。
スリーブにはティアドロップ型のエアホールが表と裏それぞれ2か所設けられています。
通電性の向上を図るために24金メッキが施されたコンタクトピン。
デフォルトで約1mmほど突出していますので、ハイブリッド接続でも使用できそうです。
底面にはOdis Collection & Design O-Attyのエングレービングとシリアルナンバー入り。
オプションパーツとしてBFピンも存在します。
デルリン製のドリップチップは太目。
510ですので加え心地が合わなければお気に入りのドリップチップに交換してしまいましょう。
デッキはシングルビルド前提の2ポストクランプデッキ。
しかし最も目を惹くのがデッキ中央部までせり出したエアインテーク。
これによりエアホールから吸気されたエアーをコイルのすぐ横から当てられるようになっています。
実はO-Atty購入の動機こそがこの構造。
ただのサイドエアフローRDAだったら恐らく購入には至らなかったでしょう。
横から見てみるとエアーの通り道が上から下へ向かっていることが分かりますね。
エアーをデッキの底へブチ当てて、その跳ね返りで下からコイルを冷却するのかなと思っていたらTHE VAPE SNOBに興味深い記事が。
One of the most captivating features of this new atomizer is the airflow design; Odis has angled it in such a way that only allows for maximum flavor tunneling through the coils. Odis incorporated a 6mm cupped juice well, which is deep with a cupped lip to stop leaking, and the 60°downward, teardrop shaped air-flow prevents leaking and enhances flavor by directing air beneath the coil.
要約すると、
「60度に角度がつけられたティアドロップ型のエアホールは、コイルの下部にエアーを導くことで最高のフレーバーを生み出すと同時にリキッドの漏れを防ぐ」
という意図があるようです。
フィッティング
DOMINOとのフィッティングはこんな感じ。
落ち着いた雰囲気を醸し出していますね。
洗練されたシンプルなシルエットとデザイン。
BOXMODだけでなくチューブMODにも合いそうです。
O-Atty ビルド
O-Attyはプレートにコイルの足をプレートで挟み込んで固定するクランプタイプのデッキです。
先ほどシングル前提デッキと書きましたが、中にはデュアルコイルビルドされるも方おり、そちらの方がより一層美味しいミストを味わえるとのこと。
ここではシンプルに26AWGカンタルワイヤー2.5mmコア7LAPマイクロコイル0.87Ωでシングルビルドしてみました。
エアーがちゃんとコイルにあたるようにエアホールを除きながらコイルの高さを調整します。
コイルジグをデッキに渡しながらビルドするとこの位置が最も低い位置でした。
上から見てポストに対し45度の角度でコイルの向きを固定。
ホットスポットを除去し、コットンを通したら完成です。
リキッドは最近お気に入りのVapewell Supply Bae BACCをドリップしてみましょう。
バッコバコなフレーバーをO-Attyで!
これは楽しみです。
吸ってみた
エアフロー全開、18Wでパフってみました。
「スコーーー、プハーーー!!」
恐ろしく柔らかいミストです。
RDAでこれほどまでにシルキーなミストは筆者は体験したことがありません。
なおかつサイドエアフローとは思えないくらい濃厚かつ鮮やかなコントラストのフレーバーが出るのには驚かされました。
ボトムエアフロー最強と思っていた概念が覆された感じです。
O-Attyなら多少味が薄いリキッドでも美味しく吸えるんじゃないでしょうか。
ミストの温度は低く、そこそこチェーンしても安定したフレーバーが楽しめます。
吸気されたエアーが効率よくコイルを冷却してくれているのでしょう、クラプトンなどの特殊ワイヤーやデュアルコイルでのビルドもきっと美味しいミストが味わえること間違いなし。
しかしMTLで吸うにはドローが軽くドリップチップも太いので、デフォルトではLH向け。
エアフローを1/3程に絞って細めのドリップチップに付け替えればMTLで快適に吸うことができます。
筆者を含むMTL派のベイパーさんにとって、ドローは重要なポイント。
エアフローコントロールできる構造になってて安心しました。
O-Atty 総評
LH、MTL両対応、フレーバーを求める方にとってO-Attyはベストな選択肢。
ビルドが若干面倒なのが玉にキズですが、苦労してビルドするだけの価値がO-Attyにはあります。
カスタムパーツも豊富に発売されていますので自分だけのO-Attyにカスタマイズし、濃厚なフレーバーを心行くまで堪能しちゃいましょう!
■購入できるところ
Odis Collection & Design(本家サイト)
http://www.odiscollection.com/
Vape Village(国内ショップ)
http://vape-village.com/