世界的に大人気のアトマイザー、ARMOR 1.0 RDA。
普通に買おうとするならば、FBのシークレットグループで行われるリスト販売に参加しなくてはならないため入手難易度の高いアトマイザーのひとつです。
タイミングを常に逃しオマケにクジ運の無い筆者は一生お目にかかることはないアトマイザーだろうなと半ば諦めていたら、たまたまFBのトレーダーグループでARMORの出品を発見、なんとかセカンドハンドを手に入れることができました。
今日はARMOR MODS ARMOR 1.0 RDAのレビューです!
ARMOR MODS ARMOR 1.0 RDA
生産国 マレーシア
材質 ステンレススチール
直径 22mm
エアフローコントロール搭載
レデューサー、BFピン、各種交換用パーツ付
ARMOR 1.0 RDA 特長
・狭小チャンバーによる極めて高いフレーバー再現度!
・本家&サードパーティによる各種オプションパーツ多数!
・シングルコイル or デュアルコイル両対応!
・ビルドラクラクのシンプルなデッキ!
・個性的かつ機能的なエアフローコントロール搭載!
ARMOR 1.0 RDA ディテール
ARMOR MODSのロゴ入り封筒にはARMOR 1.0 RDA、交換用Oリング、6角レンチ、BFピン、予備イモネジ、510アダプターが入っていました。
右上の黒いリングはオプションパーツのブラックデルリンAFCロックです。
こちらがARMOR RDA。
サイドエアフロータイプのドリッパーです。
標準装備のドリップチップはワイドボアのためDL向きです。
付属の510アダプターを用いると、お手持ちの510ドリップチップをARMOR 1.0 RDAに装着可能。
筆者はARMORに合うドリチを持っていないのでこれを使うことはなさそう。
コンタクトピンは十分に突出。
付属のBFピンに換装すればスコンカーでも使用可能。
デッキ底面にはロゴとシリアルが刻印されており、先述の封筒に貼り付けてあるシールのシリアルと一致します。
まずは分解してみました。
左からデッキ、インナーパーツ、スリーブ、AFCロック、ドリップチップ。
はじめにインナーパーツを見てみましょう。
パーツ外周には2本の溝、内部にはエアホールが開けられています。
これをスリーブ下側からハメ込み・・・
ACFロックを装着。
AFCはインナーパーツと連動しており、回転させることでエアフローコントロールを行う仕組みです。
ちなみにエアホール全閉でもインナーパーツ外周に彫られた2本の溝からエアーが吸気されますので、所謂「全閉Vaping」が可能。
デッキを見てみましょう。
シンプルな2ポストデッキ、浅めのウエル。
BFピン使用時にはポスト中央のホールからデッキ内へジュースが供給されます。
シングルコイルビルド用にレデューサー付き。
ほぼシングル運用の筆者にとってこれは嬉しいフィーチャー。
レデューサー自体にもOリングがありますのでデッキにキッチリハマります。
レデューサーを装着するとチャンバーの容積は約半分に。
これは濃厚なフレーバーが期待できそう。
ビルドしてみましょう!
イモネジをリリースし・・・
ワイヤーを通します。
シンプルに26Gカンタル2.5mmコア6WRAPで約0.8Ω。
余計なワイヤーはニッパーでカット。
ポストとツライチになるようにカットしないとレデューサー装着時にキズがつきますので要注意。
旨く切れなかった場合は、はみ出たワイヤーをスリットに沿って上部へ曲げてしまえばいいでしょう。
コットンをふんわりとセットすれば完成です。
MFM Custom オプションパーツ
ARMOR 1.0 RDAと一緒に購入したのがMFM Customのブラックキャップキット。
マイクロボアドリップチップ、スタンダードドリップチップ、510アダプタ、AFCロック、スリーブ。
全てブラックデルリン製です。
これらを装着するとARMOR 1.0 RDAがフルブラックに。
後述しますがこのマイクロボアドリチが最高だったのです。
フィッティング
Zero Basicとのフィッティング。
もうね、ほんとこれがしたかったの。
マレーシア同士相性バツグン、ストイックでたまらないフォルムです。
Picoに乗せる時はブラックキャップがお気に入り。
オトナっぽい雰囲気を醸し出しています。
吸ってみた
ニコチンを添加したPrimitive VaporのFLAK’Dをチャージし、17Wでパフってみました。
「スコーーー、プハ・・・
おおおおおシルキー!
すんげぇシルキー!!」
とてもやわらかくてシルキーなミストが口の中を撫で回します。
フレーバーはサイドエアフローとは思えないほど濃く、かつコントラストおだやかな味。
偏った味の出方ではなく、リキッドのフレーバーをフラットに味わえると思います。
ドローは軽く、標準のドリップチップのままだと完全にDL向き。
そこでMFM Customのマイクロボアドリチに換装し、エアホールを半分閉じたところもうこれが神。
ボアがぐっと絞られたドリチによってバツグンのMTL Vapingが可能になります。
使い心地の面においては加工精度が大変良く、デッキとキャップがガチガチでハメにくいor外せないなんてこともありません。
エアホールがどれだけ開いているのか分かりにくいのがアレですが、慣れれば特に問題ないでしょう。
ARMOR 1.0 RDA 総評
ARMORがなぜ人気なのか。
その理由は希少性も去ることながら、味、ビルドのしやすさ、使い心地の良さ、デザインともに大変優れているからだと言えるでしょう。
毎日使う物だからこそ味は当然のこと、特にビルドのしやすさと使い心地の良さはかなり重視したいポイント。
ARMORは注文が多いベイパーさんのニーズに余裕で応えてくれる素晴らしいアトマイザーだと思います。
最近ではトレーダーグループでの出品をちょくちょく見かけますので、セカンドハンドなら入手しやすいと思われます。
相場はほぼ定価(約90ドル)、気になった方は是非ともゲットしてみてください!