ULTRONERのシングルバッテリーMOD「Alieno」のレビューです。
※商品提供 Sourcemore
ULTRONER Alieno Box Modスペック
| サイズ | 30 x 39 x 88mm |
| 材質 | SS、ABS樹脂 |
| 重量 | 85g |
| 出力 | 1W～70W |
| 対応抵抗値 | 0.1Ω～3.0Ω |
| 搭載モード | VW、TC（Ni/Ti/SS）、バイパス |
| バッテリー | 18650 x 1 |
| USBポート | 無し |
セット内容
Alieno Box Mod x 1
マニュアル x1
ディテール
ULTRONERは中国のVAPEメーカー。
以前はASMODUSに製品供給 or OEM生産を行っていましたが、現在では自社ブランドから各種製品をリリースしています。
Alienoは18650シングルバッテリーMOD。
ABS樹脂製のボディには製品名やメーカー名などのロゴは一切ナシ！
なおかつ大変軽量です。
大きくカットされたボディからはSS製のバッテリースリーブが顔を出しています。
Alieno最大の特徴はデュアルパフボタン。
右手に持っても左手に持ってもちょうど親指の第一関節あたりにボタンが来るのが気持ちよい。
このフォルムにこのサイズ。
グリップ感はなかなかのものです。
しかしボタンまで樹脂製なのが大変残念。
スレッドは510、スプリング式のコンタクトピン。
24mmまでのアトマであれば装着可能です。
底面には+ボタン、-ボタン、バッテリーキャップ。
USBポートは搭載していません。
バッテリーキャップ中央には調整用のスクリューが。
バッテリーキャップを締めた後にこのスクリューを締め込みましょう。
バッテリースリーブには上下ともスレッドが切ってあり、本体から外せます。
コンタクトのメンテもできますしスリーブのカスタムも楽しめそう。
GUIはそこそこ見やすいレイアウト。
しかしAlienoに搭載されている「SEVO-70」は、SXKのクローンなんかにも入っているチップ。
いろいろいたたまれない気持ちになります。
電源オンオフ パフボタン5クリック
モード切替 パフボタン3クリック
キーロック +、－ボタン同時長押し
メニューモード パフボタン、-ボタン同時長押し
ALIENO モード解説
■VWモード
0.1W単位でワッテージ調節可。
VWモードには5ステップのプリヒートカーブ機能を搭載。
ワッテージは-30W～+30W、プリヒートタイムは0.5S～3.0Sまで設定できます。
■TCモード
Ni/Ti/SSの温度管理モード。
それぞれ独自のTCR値を任意で調節可。
TC時の最大ワッテージは調節できますが抵抗値ロックおよびキャリブレーションはありません。
■MECHモード
バイパスモード。
気になる加工の荒さ
Alienoの加工精度はイマイチ。
接合面丸分かりでものすごチープ。
こういうディテールってショップやメーカーサイトの写真では絶対分からないのでズルいっちゃズルいですよね。
「MODは見た目8割」な筆者としてはこれはちょっと許しがたいモンがあります。
フィッティング
22mmのRTA、Dvarw MTLとのフィッティング。
遠巻きに見る限りは案外エレガント。
シンプルなデザインなのでいろんなアトマに合うと思います。
使用感
手のひらにすっぽり収まるサイズ感
携帯しやすい軽さ
絶妙なグリップ感
カチカチと小気味良いボタンのクリック感
上記4点については大変優秀。
しかもレスポンスも悪くなく、VWMODとしては普通に使えます。
総評
色々と荒い。
使用感と基本性能は及第点。
しかしパッと見でわかる作りの荒さと全体的に漂う安っぽさが非常に残念。
ヘンなロゴとかも入ってないしフォルムもそこそこ良いのに、いかんせんチープさが目立ちます。
やはり樹脂の加工は難しいのでしょうか。
このMODのスタビモデルなんかもあるようですが所謂中華スタビ、それはそれで食指が動かず。
ボタンも含めて全部合金で作ってくれたら、もしくはブラックデルリンできっちり作ってくれたらワンチャンあったんじゃないかなと。
正直これに＄59.99は出したくないです。
ULTRONER Alieno Box ModはSourcemoreにて発売中。
もう二声くらいほしいところですがクーポンコードALIE使用で$41.69。
一応リンク貼っておきます。
