セラミックコイルも使えるよ! IJOY REAPER PLUSレビュー

トップエアフロー、トップリフィル、SS or クラプトンコイル標準装備等々、ここ最近発売されたクリアロの性能は実に目を見張るものがありますね。
さて今日は、もうかなり日本でも知名度を上げてきているIJOYのクリアロ、REAPER PLUSのレビューです。

IJOYといえばカンタルで温度管理っぽい動作を可能にし、巷で賛否両論を産んだお騒がせMOD「ASOLO」が記憶に新しいと思いますが、クリアロでも何か突拍子もない事をやってくれるのでしょうか。
早速レビューしてみましょう!

IJOY REAPER PLUSは中国電子タバコ販売サイトHeaven Gifts様より商品提供いただきました。
Heaven Gifts様、いつもありがとうございます。

IJOY REAPER PLUS

本体 ステンレススチール製
タンク ガラス製
サイズ 22.6mm×66mm
タンク容量 3.8ml
付属コイル 0.4Ωカンタルコイルヘッド(プリセット済み)、0.3ΩSS316Lコイルヘッド、RBAユニット
ジュースコントロール
トップ&ボトムエアフロー

 

■特徴

・冷却効果抜群のトップ&ボトムエアフロー!
・超楽チン!リキッドサイドリフィル!
・ジュルり、イガりとはさようなら。ジュースコントロール搭載!
・プリメイドに飽きたらビルドもね。RBAユニット同梱!

 

ディテール


箱を開けるとREAPER PLUS本体、スペアガラスチューブ、0.3ΩSS316Lコイルヘッド、RBAユニット、交換用Oリング、6角レンチ、プリメイドコイル、オーガニックコットンが入っています。

 


質感の良い本体。
サブタンクを彷彿とさせる赤いOリングがチャームポイント。

 


無段階調節式のボトムエアホール。
本体を貫通するように逆側にも同じものが配されています。

 


こちらも無段階調節式、トップエアホール。
やはり逆側にも同じホールがあります。

 


トップキャップとチムニー/コイルヘッドを接続する部分は二重構造になっており、トップエアホールからの冷たいエアーが外周を伝ってコイルヘッドに流れ込み、ボトムエアホールからのエアーと供にミスト温度を下げる役割を果たしているようです。

 


ガラスチューブを持って時計回りに回すとジュースコントロールが開きます。

 


コンタクトピンは調整不可。

 


トップキャップ上部を上にスライドさせることで出現するリキッドフィルホール。
赤い部分は柔らかい素材でできています。
ニードルボトルや先の細いボトルには向いていますが、ドロッパーには向いていません。

 


分解してみました。
左からベース、コイルヘッド、チムニー、ガラスチューブ、トップキャップ、ドリップチップ。

 


付属コイルを見てみましょう。
左から0.4Ωカンタルコイルヘッド(プリセット済み)、0.5ΩSSコイルヘッド、RBAユニット。

 


対応コイルのラインナップはなんと全8種。
左からICC(セラミックコイル)、デュアルコイル用RBA、0.4ΩOCC、0.3ΩSS316、0.5Ωクラプトン、0.2Ωクラプトン、NI200、シングルコイル用RBA。
この豊富なコイルラインナップはSMOKのTFVシリーズを激しく意識しているように思えますね。
特筆すべきはセラミックコイルが選択できるということでしょう。
先日レビューしたTARGETのセラミックコイルが素晴らしかったのでかなり期待できそうです。

 


IJOY ASOLOに乗せてみました。

 


いかにも爆煙出ますよーな感じですね。
テイストのほうがいかがなのでしょうか。
早速吸ってみましょう。

 

■吸ってみた

さて、まずはプリセットの0.4Ωカンタルコイルヘッドに推奨最大ワッテージの100Wでパフってみましょう。
エアフローは両方とも全開、リキッドは例の白塗りメイクのVIVOちゃん。
VIVOの繊細なシトラス風味が一体どう出るでしょうか?

 

「スコーーー、プハーーー!」

 

うんうんうん、これなかなか味出てますよ!
若干コントラストは弱めなものの、シトラスがちゃんと生きています。
ミストに関してはもう何も言う事はありませんね。
豪快にモックモク出やがります。
ドローはやや軽め。
エアフローを絞ってマウストゥーラングヒット、いわゆるタバコ吸いもできなくは無いですがあまりオススメはしません。
やはりここはガッツリラングヒットでいってほしいところです。
また、数十パフにおよぶチェーンでもイガりやジュルりはありませんでした。
ジュースホールは特に支障のない限り全開で良いと思われます。
しかし本体下部にかなり熱を持ちますので、夏場にチェーンして触ってアチい!ってならないように要注意。

 

RBAユニットでビルドしてみた


RBAユニットでビルドしてみましょう。
付属のRBAユニットははデュアルコイルビルドを前提とした4ホールの物。

 


二つの大きなエアホールを囲むように開けられた四つの溝がジュースチャネルです。

 


ビルドしてみました。
28G 2.5コア 10ラップのデュアルで0.64Ω。

 


コットンの両端をジュースチャネルに突っ込んでキャップを閉めれば完成です。
簡単にビルドできるデッキは大変好感が持てますね。
しかしコイルを固定するのが径の小さいイモネジなのでややテンポが削がれる感は否めません。
ここだけなんとかならなかったのかなぁ。
ちなみにこちらのRBAユニットでもVIVOを吸ってみましたが、プリメイドのコイルユニットとさほど変わらない味を楽しむことが出来ました。

 

■総評

爆煙だけでなく確かなフレーバーも楽しめる良クリアロ。
豊富なコイルヘッドのバリエーション、RBAユニットのビルドのしやすさ、どれを取っても「使える」一本。
恐らくこれからたくさん出てくるであろうSS温度管理MODにも対応できますし、人気のセラミックコイルやクラプトンコイルの味も楽しむことができるポテンシャルの高さはIJOYよくやったの一言に尽きます。

しかし選択肢がたくさんあるが故、あまり初心者向けではないかもしれません。
中級者、または安価なペンタイプのスターターキットから次にステップアップしたいという方にちょうどいいのではないでしょうか。
また、気になる漏れについてはリキッドをタンク半分まで入れて一日持ち運んだ所皆無でした。

 

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