iStick Picoシリーズ最新作!
Eleaf iStick Pico2のレビューです!
※商品提供 VapeSourcing
iStick Pico2 Kit詳細
iStick Pico2 Mod
サイズ | 27.5 x 50 x 71mm |
材質 | 亜鉛合金 |
重量 | 127g |
スレッド | 510 |
出力 | 1.0W~75.0W |
モード | POWER、TEMP(Ni/Ti/SS/M1) |
対応抵抗値(POWER) | 0.1Ω~3.5Ω |
対応抵抗値(TEMP) | 0.05Ω~1.5Ω |
温度管理範囲 | 200~600°F/100~315℃ |
ディスプレイ | モノクロOLED |
USBポート | Type-C(5V/2A) |
バッテリー | 18650 x 1 |
保護機能 | 短絡保護、低電圧保護、過熱保護、カットオフ |
Gzeno S Tank(Standard Ver.)
サイズ | 24.5 x 54mm |
材質 | SS |
タンク容量 | 4ml |
タンク材質 | パイレックスガラス |
セット内容
iStick Pico2 Mod x1
Gzeno S Tank x 1
GZ 0.8ohm Coil x 1
GZ 0.4ohm Coil x 1
Type-Cケーブル x 1
シリコンキャップ x 1
アトマ分解用ツール x 1
取扱説明書 x 1
保証書 x 1
※サンプル版のためスペック、同梱品、外観等が製品版と異なる可能性があります。
ディテール
どうよ?
たくさんのバリエーションがリリースされたiStick Picoシリーズ。
シリーズ初のナンバリングモデルとなるiStick Pico2は、元祖iStick Picoの正統後継機である事を伺わせます。
iStick Pico2のカラバリはシルバー、マットブラック、ローズゴールドの3種。
本体は亜鉛合金製。
重さは元祖Picoよりほんの少し重い程度。
マットブラックの肌触りはサラサラで実に心地よい。
表裏のパネルには滑り止めのためのテクスチャカービングパターンが入っています。
目立つ位置に製品名やヘンなロゴなどが入っていないのが実に良い。
スレッドは510、スプリング式コンタクトピン。
コネクタはエアスリット付き。
本体幅は27.5mmありますが、上部がラウンドカットされているため26mmアトマがジャストフィット。
バッテリーキャップには「葉っぱ」のロゴが確認できます。
バッテリーは18650を1本、ポジティブが下部を向くように挿入しましょう。
底面にはベントホールと製品ロゴが。
インターフェースは3ボタン+1ディスプレイ。
USBは2A高速充電対応のタイプC。
元祖Picoとは異なり、全てのボタンがサイドに配置されています。
元祖iStick Picoとの比較
元祖と比較するとかなり太っちょになりました。
シルエットこそ元祖を踏襲しているもののPico2はほぼ正方形。
510コネクタ側に幅を持たせたフォルムは、直径の大きなアトマイザーを乗せられるようになると同時にグリップ感も向上。
しかし「Pico」と呼ぶには若干ゴツい気がしなくもありません。
iStick Pico2 操作方法
基本操作
メニューモード パフボタン3クリック
ボタンロック +/-ボタン同時長押し
VAPEモード
iStick Pico2のVWモードは、大きく分けてPower(VW)とTEMP(TC)の二つ。
■PowerモードPowerモードは1W~75Wまで、0.5W刻みで出力調節が可能。
また、ワッテージの下部にボルテージ、パフカウンター、アニメーションのうちどれか一つを表示できます。
■TEMPモードTEMPモード時の摂氏/華氏は切替可。
TEMPモード時にパフボタンを4クリックすると最大ワッテージの設定ができます。
設定できるワッテージ範囲は5W~75Wまで。
抵抗値ロックとキャリブレーション機能はありません。
メニューモード
メニューモードではVAPEモードの切替とシステムセッティングが可能です。
システムセッティング
■VPW Set(画面表示設定)
VWモード時に画面表示させるパラメーターを選択。
Volt・・・ボルテージ
Puff・・・パフカウンター
Wave・・・アニメーション
■SCRN ON/OFF(ステルスモード)
ONにするとパフ時にディスプレイ表示がされなくなります。
■Pre Heat(プリヒート)
プリヒートでかけるワッテージとタイムを設定可。
Power・・・現在設定中のワッテージ+1W~最大75Wまで
Dura・・・プリヒートをかけるタイムを0.1~2.0秒まで
■Over Time(カットオフ)
カットオフするかどうか、またタイムを5秒、10秒、15秒から選択可。
■M1 Set(TCR設定)
TEMP M1モードで使用するTCR値(K Value)を 設定可。
入力できる数値は1~999まで。
Nickel・・・600~700
Titanium・・・ 300~400
NiFe・・・300~400
SS(303/304/316/317)・・・80~200
■VERN Check
ソフトウェアとハードウェアのバージョンを表示。
■DEFAULT
設定をデフォルトに戻します。
■BACK
VAPEモードに戻ります。
キットに同梱のGzeno S TankはGzeno TANKのアップデートバージョン。
直径24.5mm、ボトムエアフローのクリアロマイザーです。
エアフローコントロールはMTL向けのホールが5つとDL向けのスロットが1つ。
リキッドはトップフィル。
シリコンキャップに入ったスリットからリキッドをチャージしましょう。
付属のドリチはウルテム製。
内径は下部が約4mm、上部が約6.5mmのテーパード。
標準装備のドリチにしてはなかなかよく出来てます。
ボトムキャップを外すとコイルヘッドの交換が可能。
コイルヘッドは押し込むだけのかんたん仕様。
対応コイルはGZコイルシリーズ。
以前にレビューしたiStick S80キットに同梱のGZenoタンクと同じですのでアトマイザーのテイスティングは割愛します。
フィッティング
元祖PicoにシンデレラフィットするAntiquity RDAとのフィッティング。
胴体の大きなPico2に食われてる感否めない。
Dvarw MTL RTAだとこんな感じ。
縦のバランスは悪くないんですがPico2が太っちょボディなのでもっと太いアトマの方が似合いそう。
使用感
本体の質感、グリップ感、ボタンのクリック感などのフィジカル面においては申し分ありません。
直感的操作でコントロールできる簡素さもフレンドリーですし、大変使いやすいMODです。
もちろんプリヒートやTCR付きの温度管理機能など豊富な機能を有するポテンシャルの高さも魅力。
さすがEleaf、信頼度と満足度は極めて高いと言えます。
問題はお気に入りのアトマイザーを乗せてカッコいいかどうか。
個人的には22mm~23mmくらいのアトマが乗れば満足なので、Pico2のような幅広さは必要ありません。
直径の大きなアトマイザーに対応させてしまったことで、元祖Picoが持つストイックでコンパクトなイメージは消えうせてしまいました。
クルマに例えるならR32とR33みたいな感じ。
それぞれにメリットとデメリットはありますが好みの問題ですね。
総評
Picoとしては微妙。
コンパクトなMODとしてはアリ。
もうね、この一言に尽きます。
やはり世界で最も売れた(売れ続けている)VAPE MODだけあって、オリジナルのPicoはそう簡単には超えられない。
しかし他社のPicoインスパイア系MODと比較するとさすがEleaf、いい仕事してると思います。
・直径24mm以上のアトマイザーを使いたい
・USBタイプCで高速充電したい
・新しいモデルが良い
という方はPico2を、
・ほとんど22mmアトマしか使わない
・Arctic Foxを入れたい
・よりコンパクトな方が良い
という方は元祖Picoをオススメします。
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