Encom Snow Leopard 150W TX MODレビュー


温度管理機能搭載はもちろんのこと、最大出力100Wを超えるテクニカルMODが市場を賑わしている中国電子タバコ業界。
さて、今日はそんなトレンドを押さえたEncom Snow Leopard 150W TX MODのレビューです!
え?ウルフじゃないの?って思ったあなたはかなりの電子タバコ通。
Snow LeopardはネーミングこそSnowWolfを激しく意識しているもののコンセプトはまったく別物、独自の路線を突っ走るルックスの中に誰もが予想だにしなかった性能を秘めたMODだったのです。
早速レビューしてみましょう!
こちらの商品は中国電子タバコ通販サイトHeaven Gifts様よりご提供いただきました。
Heaven Gifts様、いつもありがとうございます。

Encom Snow Leopard 150W TX MOD

サイズ 98×55×25mm
材質 亜鉛合金・ABS樹脂・ポリカーボネート製
VW機能 5W~150W
TC機能 212°F~662°F(100~350℃)
対応抵抗値 0.05Ω-2.5Ω
バッテリー 18650×2本使用

 

特長

・18650バッテリーを2本スタック、最大150Wのハイパワー!
・212°F~662°Fの温度管理機能搭載!
・バッテリーカバー交換で着せ替え可能!

ディテール


箱を開けるとSnow Leopard本体、シリコンバンド、マニュアルが入っています。

 


レトロフューチャーなデザインが人目を引く本体。
もうこの時点でウルフではないことが分かりますね。
あっちがガンダムならこっちはガンガルはたまたガルダンって感じです。

 


愛すべきパチモンたち

Snow Leopardは一見チープに見えますが表面の質感は悪くなく、クリアランスのないボタンやボディの軽さには好感度が持てます。
シルバーのフレーム部分は亜鉛合金製、赤いバッテリーカバーはシリコンライクな手触りのポリカーボネート製です。

 


スレッドは510、スプリングロード式。

 


本体側面にはパフボタン、ディスプレイ、+ボタン、-ボタンが並びます。
充電用のmicroUSBポートは搭載されていません。

 


Snow Leopardは18650バッテリーを2本スタックで使用します。
ポリカーボネート製のバッテリーカバーはマグネットでしっかり固定されているのでガタつきは皆無。
この辺も意外とちゃんとしてる感があります。
ちなみにこちらのバッテリーカバーは着せ替え可能。
数色のカバーが発売されています。

 


同梱のシリコンバンドはこんな風に使います。
バッテリーカバー脱落防止。
うーん、要るかこれ?

 


底面にはDesign by ENCOMの文字が。
ベントホールは無く、バッテリーカバーと本体の隙間をベントホールとしていると思われます。

 


こちらがVWモード時のディスプレイ。
左からバッテリーインジケータ、アトマイザー抵抗値、カレンドボルテージ、ワッテージ。

 


そしてこちらがTCモード時。
左からバッテリーインジケータ、アトマイザー抵抗値、カレンドボルテージ、設定上限温度、ワッテージ。
いずれのモードも非常にシンプルな表示ですね。
ディスプレイ自体の大きさもやや大きめなので非常に視認性が良いです。

 


アトマイザーを乗せてみるとこんな感じ。

 


ドラゲナイ感というのでしょうか。
好きな人にはグッとくるものがあると思います。

吸ってみた

最近話題のSFVapery Sunshine Bayをチャージした1Ωのrussianに17Wでパフってみました。

 

「スコーーー、プハーーー!」

これ、意外に良いです。
レスポンス、立ち上がりとも申し分ない出来栄え。
+、-ボタンもセンスがよくてワッテージ変更もストレスフリー。
また、角ばったデザインの割にほぼポリカーボネートのスキンで覆われているおかげで割と手に馴染みます。
しかしこのルックスにしてこのサイズ、喫煙所で爆煙モーモー吐いてたらドーナツ化現象間違いなし。
カバーを黒に変えたらまだマシになるかな?

 

コットンバーンテスト

さて、気になる温度管理はどんな感じでしょうか。
Snow Leopardはマニュアルにもメーカーサイトにも「TC機能 212?~662?(100-350℃)」という記述しか見当たらず、対応ワイヤーがニッケルなのかチタンなのかが不明です。
このため0.14ΩのNi200ワイヤーと0.2ΩのTiワイヤーの両方でドライコットンバーンテストを行いました。
設定温度212°F、300°F、400°F、500°F、662°Fにおいて150Wで20秒間通電するという測定方法です。
まずはNi200での結果をご覧ください。

 


400°Fまではコットンに全く変化無し。
500°Fでほんのりと、662°Fでコットンがこんがり焼けているのが分かりますね。
かなり良い温度管理ができているのではないでしょうか。

 


続いてTiでの結果。
212°Fでは変化なし、300°Fで一気に焦げて400°Fにおいてはコットンが焼き切れてしまう事態に。
どうやらSnow LeopardのTCはNi200使用を前提に作られているようですね。
実際にNi200コイルで吸ってみましたが、ワッテージが上がらないor出力が途切れて吸いづらいなんていうこともなく、ちゃんと美味しく吸う事ができました。
温度管理、なかなか良い感じです。

総評

レトロフューチャーなスーパーメカライクなボディには、150Wものパワーと使える温度管理を搭載。
そのルックスとデカささえ気にならなければ、デイリーユーズのMODとしてはアリなのではないでしょうか。
Niコイルを用いたテイスト重視のタンクから爆煙セッティングのドリッパーまで、これ1台でカバーできるのは非常に便利です。
Ti、SSでの温度管理に対応していない点だけが残念ですが、約5000円ちょいで手に入るお手頃価格は魅力。
着せ替え用のカバーも2、3個買ってカジュアルに使うのが楽しいと思います。

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