入荷するや否や即SOLD!
大人気のRDA「Antiquity」で、メッシュビルド&温度管理を行ってみました!
そもそものきっかけはTwitter。
仲良くしていただいてるぢゃっくさんがAntiquityで美味そうなメッシュビルドをしてるではありませんか。
— ぢゃっく@喪ちくび中 (@chupacabure) June 10, 2020
しかしそのまま真似するのも申し訳ない。
そうだ、せっかくPicoに狐を入れたことだしメッシュにTCで使ってみようということで気づいたらSSワイヤー握り締めてました。
今回使用したのはSS304 26G。
ID2.5mmのマイクロコイルでAntiquityにナナメビルド。
うまいかどうかわからんけどとりあえずこの形で。
抵抗値は約0.412Ω。
メッシュがデッキの底につくくらいの長さにメッシュを切り出して…
メッシュウィックをつくったらコイルにセット。
メッシュウィックの作り方は下記を参照のこと。
ホットスポットを除去したら完成です。
吸うリキッドはもちろんTom Klark’s Dark Menthol。
ちなみにArctic Foxの設定はこんな感じ。
Arctic Fox(通称狐)の記事もまた書く予定ですのでおたのしみに。
さて、まずは250℃でパフってみましょう。
「スコーー、プハーー!!」
うん、吸えない事は無い。
普段Antiquityは28G 2mmコアでビルドしてるので26Gの2.5mmだとかなり印象が変わります。
いつものようによわーい吸い込み具合だと発熱体の大きさに対してエアー供給量が足りない。
もう少し温度低めで様子見してみよう。
今度は200℃でスコープハー。
うーん、なんだかフレーバーがぼやけてきました。
なかなかキマらないと頭を悩ませること十数分、
「エアホールの位置変えてみたらいんじゃね?」
逆側からエアーを当ててみたらこれが実に良かった。
エアーはナナメにセットしたコイルに対してナナメ下からブチ当てる感じ。
フレーバーの乗ったおいしいミストがモックモク。
190℃にじんわりMTLでもうバッチリ。
狭小なデッキ内でエアーがどういう動きをしているのかまったく想像できませんがとにかく美味い。
Antiquity、やっぱりこのアトマは面白いです。
ちなみに味はVG特有の甘みが大幅にカットされ、ダークメンソールのハーブ感の奥底に眠っているフルーティなフレーバーが顔を出します。
コットンビルドでもこの味は出せますが、少しドライというか輪郭がシャープになるのがメッシュビルドの特徴。
狐の温度管理機能についても大変優秀で、温度を低く設定してもちゃんと美味しいミストを生み出してくれます。
狐はオリジナルファームとは全く挙動が異なり、抵抗値の変化を読み取っては設定温度に近づくよう高頻度で通電を繰り返す感じ。
一言で言うならPicoじゃないみたいです。
イメージ的にはオリジナルがリミッターだとすると狐はコンプレッサー。
ずーっと0dbをキープしてるEDMみたく、上限を超えない範囲で全体のレベルを底上げしている感覚に近い。
音圧ならぬ味圧とも言うのでしょうか、クールミストなのにガッツリ吸い応えのあるフレーバーは思わず顔がほころんでしまう美味さ。
この組み合わせ、気に入った!
今回紹介したビルドと設定はあくまで一例。
Antiquityをお持ちの方はぜひメッシュビルドを、Pico等の狐を入れられるMODもお持ちの方はメッシュ&TCをぜひお試しください!