サイド&ボトムの可変エアフローを搭載したMTL向けRTA、ADVKEN MANTA V2のレビューです!
※商品提供 VapeSourcing
MANTA V2 RTAスペック
サイズ | 22 x 41mm |
材質 | SS304 |
重量 | 46.5g |
タンク容量 | 2ml |
タンク材質 | ガラス |
エアフロー | ボトム/サイド可変 |
スレッド | 510 |
ドリップチップ材質 | PEI |
セット内容
・Manta V2 MTL RTA
・スペアガラスチューブ
・マニュアル
・コイルジグ
・スペアスクリュー
・スペアOリング
MANTA V2 MTL RTAの特徴
・ボトム&サイドの可変エアフロー搭載!
・2ポストシングルコイル向けデッキ!
ディテール
MANTA V2最大の特徴は可変エアフロー。
4種のエアフロータイプをエアフローコントロールリングで切替できます。
B・・・ボトムエアフロー
H・・・ボトム/サイド ハーフオープン
A・・・ボトム/サイド オールオープン
S・・・サイドエアフロー
現在どのエアフローを選択しているかは、本体下部のウインドウにて確認可能。
それぞれドローは若干異なりますが、基本的にはドローをコントロールするものではなく、あくまでコイルに当てるエアーの向きを変えるものと考えておいたほうが良いでしょう。
ドリップチップはPEI(ウルテム)製。
長さと内径の細さはMTLにぴったり。
成形も悪くなく、咥え心地は上々です。
コンタクトピンの突出具合は約0.5mm。
リキッドはトップフィル。
分解してみました。
左からデッキパーツ、ガラスチューブ、チャンバー、トップキャップ、ドリップチップ。
デッキは2ポスト、シングルコイル前提デッキ。
コイルの両足をスロットに入れて上からビスで固定するタイプです。
デッキの中央にはボトムエアホール。
ポストにはサイドエアホール。
かなり低い位置にあるのでコイルの真横からエアーが当たるわけではありません。
ビルドしてみました。
Ka26G 2.5mm micro 6wrapで0.75Ω。
コットンをモフッとセットすれば完成。
ビルドはめちゃくちゃ簡単。
コイルガイドこそありませんが、コイルの位置はポストと同じ高さかほんの少し上で概ねOK。
ちなみに写真のブラックモデルに透明なリキッドを入れると、黒いリキッドを入れてるようでちょっとドキドキします。
吸ってみた
ニコチンを添加したTom Klark’s Dark Mentholをチャージし、18Wでパフってみました。
「スコーー、プハーー!!」
味
フレーバーの再現度はややベースノート寄り。
甘いスイーツリキッドや濃厚なタバコフレーバーリキッドとの相性が良いと思われます。
サイドエアフローが入ってくると途端に味が薄まりますので筆者はボトムエアフロー一択。
ドロー
軽めのMTL。
ギリDLもイケます。
先述の通り、エアフローコントロールによるドローの変化はほぼありません。
ミスト
さほど熱くないミストです。
使用感
筆者の適当ビルドでジュルり、イガり、リキッド漏れは一切なし。
なおかつチェーンしてもさほど熱を持ちません。
快適に使用できるための基本性能はちゃんと備わっています。
しかしトップキャップのエッジが思いのほか鋭利かつ固いため、指を痛めることがあります。(筆者は人差し指から出血!ジーザス!!)
また、エアフローコントロールリングが回しにくいのも難点のひとつ。
しかしほとんどの方は可変エアフローを一通り試した後「B」固定にすると思いますので、正直これはあまり気にならないかも。
総評
初心者向けのMTLタンクです。
エアフローの違いによる味の変化を勉強するにはうってつけ。
適当ビルドでそこそこ美味しいですしパーツも少ない。
そういう意味でMANTA V2は良い「教材」だと言えます。
しかし単純においしいMTLタンクを求める方にとっては可変エアフローは蛇足以外の何物でもなく、「違うそうじゃない、ドロー絞れるようにしろよ」感MAX。
エアフローの向きを変えてどうのこうのするのは最初だけ、ドローをコントロールできるほうがはるかにありがたい。
ボトムエアフローのみで吸った時の味は悪くないんですけどね、機能・デザイン・使い心地をすべて考慮すると個人的にはもう使わないと思います。
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