VANDY VAPEのMTL向けタンク、BERSERKER MINI V2 MTL RTAのレビューです。
※商品提供 Healthcabin
BERSERKER MINI V2 MTL RTA 製品詳細
サイズ | 22 x 34.8mm |
材質 | SS |
重量 | 148g |
タンク材質 | ガラス、ウルテム、SS |
タンク容量 | 2ml(ガラス、ウルテム)/2.5ml(SS) |
スレッド | 510 |
セット内容
BERSERKER MINI V2 MTL RTA x 1
ドリップチップ x 2
ウルテムチューブ x 1
メタルチューブ x 1
エアフローパーツ x 8
スペアパーツバッグ x 1
プリメイドコイル(0.74ΩFused Clapton)x 2
取扱説明書 x 1
QCカード x 1
ディテール
BERSERKER MINI V2は直径22mm、ボトムエアフローのMTL向けRTA。
最大の特徴はエアフローコントロール。
AFCリングによる7段階の調整に加え、
パーツ組み換えによる多彩なエアフローコントロールが可能。
エアフローパーツは全8種。
左から
D-1(デュアルホール)
0.8mm
1.0mm
1.2mm
1.4mm
1.5mm
1.6mm
2.0mm
もう一つの特徴は豊富なオプションパーツがセットになっている点。
タンクパーツはデフォルトのガラスタンクのほかにウルテムとSSを同梱。
ドリップチップもデザインの異なるものが3種付属しています。
ただし構造や内径は3種とも同じ。
ここはせっかくなんだしそれぞれバリエーションを持たせてほしかった。
スレッドは510。
コンタクトピンは固定。
リキッドはトップフィル。
デッキはシングルコイルビルド専用のGTAデッキ。
MTLを謳っている割にポストに開いた穴はなぜか大き目。
これはちょっといかがなもんかと。
ビルドしてみました。
Ka26G 2.5mm micro 6wrap 0.85Ω。
細いワイヤーだとコイルの足が逃げたり固定する際に断線しそうだったので26Gをチョイス。
コットンをモフッとセット。
結構供給がシビアなのでコットンは気持ち少なめでOK。
特にウィックホールに通すコットンの量がギチギチにならないよう要注意。
フィッティング
Hastur Modとのフィッティングはこんな感じ。
デザインは既視感アリアリ、しかし下手に凝ってゴテゴテになるよりは全然良い。
吸ってみた
ニコチンを添加したDruid’s BrewのThe Grey Mariをチャージ、先ほどのビルドに1.4mmのエアフローパーツを装着し、16Wでパフってみました。
「スコーー、プハーー!!」
味
よく言えば上品、悪く言えば大味。
もやがかかっているようで解像度は高くありません。
ミスト
不感温度。
熱くなくていい感じ。
ドロー
程よい重さから激重までMTLに特化したドローです。
AFCリングによるドロー幅はMTLユーザーにとっては非常に使い勝手が良い。
エアフローパーツに関してはコイルに当たるエアーの面積や当たり方が変わるパーツですので、以前に書いたArtemisのレビューと同じく、
・コイルの大きさに応じてエアフローパーツを選択
という使い方が良いと思います。
しかしデフォルトだとお味はイマイチ。
というわけでいろいろこねくり回してみました。
・AFCリングは2ホール
・ドリップチップをEboshiに変更
・ビルドはKa26G 2.5mm micro 6wrap 0.85Ωのまま
コイルに当たるエアーの面積を増やして冷却効率をアップ。
どういうわけか付属のドリチは3つとももやのかかった味になるのでEboshiに変更。
ドローはAFCリング2ホールで程よい重さに。
ものすごく美味い!ってわけじゃありませんが、とりあえずこのセッティングで落ち着きました。
総評
こねくり回せ。
適当にパッとビルドして美味しいアトマではありません。
エアフローパーツ、ドリチ、AFCリングなどの選択肢が多いだけあって、自分自身が「美味しい」と思えるセッティングを見つけるまでこねくり回す必要があります。
これはじっくりと腰を据えてアトマイザーに向き合える方向け。
似た構造のMTLアトマであれば、正直CthulufuのArtemisやDamn VapeのFresiaの方が美味しいと感じる幅が広い=適当にビルドしてもそこそこ美味しいです。
逆にBERSERKER MINI V2がバッチリキマれば、ビルドやセッティングにかなり自信がつくのではないでしょうか。
BERSERKER MINI V2 MTL RTAは中国電子タバコ通販サイトhealthcabinにて発売中です。
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