VAPEFLY Alberich2 レビュー


トップエアフローのMTL向けRTA『VAPEFLY Alberich2」のレビューです!

※商品提供 Sourcemore

 

VAPEFLY Alberich2製品詳細

サイズ 23 x 59.65mm
材質 SS
タンク容量 4ml
タンク材質 ガラス
スレッド 510

 

セット内容


Alberich2 MTL RTA
スペアガラスチューブ
エアフローピン
スペアスクリュー
スペアOリング
プリメイドコイル
コットン
ドライバー
マニュアル
保証書

 

ディテール


こちらがAlberich2 MTL RTA。
その構造は昨今のMTL向けRTAとは大きく異なり、

・二重構造のチャンバーによるトップtoサイドエアフロー
・エアフローピン交換式によるエアフローコントロール
・GTAタイプのシングルコイルビルドデッキ

という独創的なスペックを持っています。

 


エアホールはオーバルホールが本体上部に2か所。

 


リキッドはトップフィル。


ドリップチップは内径約4mm、ストレートタイプのものが付属。

 

スレッドは510。
コンタクトピンは1mmチョイ切るくらい突出しています。

 


分解するとこんな感じ。
左からデッキ、インナーチャンバー、ガラスチューブ、チャンバー、トップキャップ、ドリップチップ。

 

二重構造チャンバー


エアホールからのエアーは二重構造チャンバーの外側を通り、インナーチャンバーに設けられたエアホールからデッキへと運ばれます。
トップにエアホールを設けることでリキッド漏れを防ぐ『リークプルーフデザイン』なんですが、ぶっちゃけ本作は味云々や使い心地よりもそこに全振りしてる感があります。

 

エアフローピン交換式エアフローコントロール


Alberich2には1.2mmのエアフローピンがプリセットされており、交換用のエアフローピンが6個付属します。
左から0.8mm、1.0mm、1.2mm、1.5mm、1.8mm、2.0mm。
1.2mmピンがダブってるのはご愛敬。

 


エアフローピンはデッキ横にハメ込むだけ。
Oリングで固定されてるだけなので着脱は簡単です。

 

GTAタイプのシングルコイルビルドデッキ


Alberich2は最近のマスプロアトマではほとんど見なくなったGTAタイプを採用。
デッキの位置を高くし、左右に垂らしたウィックからリキッドを吸い上げて供給するという構造です。

 


ビルドは簡単。
ポストにコイルレッグをひっかけ、くるっと返して固定するだけでOK。
しかしウィックを垂らすスリットがやたら大きい。
このスリットをコットンで埋めるには相当の量が必要、つまり必然的にコイル径も大きくしないといけなくなります。
MTL向けアトマにゴツいコイルはいかがなもんでしょう。

 

ちなみにデッキにはコイルジグガイドがついているのでコイルを適正な高さにセットできます。
写真のビルドはKaA1 2.5mm 6wrapで0.74オームでした。

 


ウィックは前述の通りコットンマシマシで。
ウィックの長さは先端がデッキの底につくくらいにしてみました。
これで底にたまったリキッドも漏れなく吸水できます。

 

フィッティング


シンプルなシングルバッテリーMOD『HELLVAPE AREZ』に乗せてみました。
Alberich2はそこそこ高さがあるアトマイザーなのでイイ感じのシルエットに仕上がります。

 


アトマイザー径が23mmということでEleaf iStick Pico Plusに乗せてみました。
ややバランス悪いですがこれでもアリはアリですね。

 

使用感


筆者が愛してやまないTom Klark’s Dark Mentholをチャージし、3.7V付近でパフってみました。

 

スコーー、プハーー!!

 

うん、微妙。
前作Alberichの「あほみたいに濃い味」があまりに印象的だったせいか、本作はどこか物足りない味わいです。
コントラストは低め、その分繊細なのかと思いきやどれだけ吸っても旨いパフにたどり着けない。
コイルの位置を上げたりエアフローピンを交換したり、1Ωでビルドしなおしてもたいして変わらず。

さらに言うとどれだけコットンを太くしても高確率でジュルジュル言いだす始末。
極めつけは3~4パフすると気化していないリキッドなのかチャンバー内に結露したリキッドなのかがモロに口の中に入ってきて阿鼻叫喚。

筆者が思うに多分これ、チャンバーの形状の問題と、インナーチャンバーとデッキの接続に気密性を持たせてないのが原因じゃないかと。
チャンバーはドーム型にし、インナーチャンバーとデッキをスレッドかOリングで接続したらだいぶ改善される気がします。
あとやたら大きいウィックホールもサイズを見直すべき。

やはりリークプルーフデザインというものに持てる力を全振りした感は否めません。

 

総評

後継機ではない。

前作とは全然別物です。
構造自体も全く違うのに、なぜこれを『Alberich2』にしたんだVAPEFLY。

トップエアフローとかGTAデッキとかちょっと懐かしいって思ったけれど、味と使い心地が置いてきぼりになってるのが非常に残念。

それでも「俺の神ビルドでコイツを極上のアトマに変身させちゃる!」というチャレンジャーはぜひ手に取ってトライしてみてください。

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RBA
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