【VAPEの歴史】電子タバコ年表 2007年~2013年

毎日のように新製品が発売されるVAPE市場。
まだまだ電子タバコの歴史は浅く、2003年に中国で初めて実用化されたのが始まりです。※Wikipedia参照

ここでは主に「第三世代電子タバコ」とカテゴライズされるeGo/510以降の中華マスプロ製品を中心に、ヒット作・話題になった製品を年代別にまとめてみました。

※2007年から2012年については、インターネッツ上に現存する先人達の貴重な記録をもとに構成しています。

※2013年以降発売の製品に関してキャプションをつけています。

※発売年についてはほぼ間違いありませんが、同一年内での発売順序が前後している箇所があります。

2007年 Joyetechの誕生

Joyetech 設立

kamry Tech設立

現在も中国電子タバコ業界をリードするJoyetech、後にX6を作りだすKamryが生まれたのはこの年。

2008年 510規格の登場

Joyetech Joye 510

今やVAPEデバイスの世界標準、「510規格」を世に広めることとなった記念碑的製品。

2009年 eGo規格の登場

Wotofo 設立

 

Joyetech Joye eGo

当時のペンタイプデバイス等で広く採用されたeGo規格の元祖。
510、eGoともに電子タバコの共通規格を作り出してしまったJoyetechは、間違いなく第二次電子タバコブームの立役者と言えるでしょう。
まだこのころの電子タバコは現在のようなタンク式ではなく、綿が詰め込まれたカートリッジにリキッドを染み込ませ、アトマイザーを介したバッテリーに接続して吸引するという物でした。
あえてカートリッジを使わず、直接アトマイザーにリキッドを垂らして吸う「直ドリ」で運用されていた方も多かったようです。

2010年 Provari 発売

Evolv 設立

SMOK 設立

Joyetech eGo-T

eGoの後継機。
当時「3ピース」と呼ばれていたタンクカートリッジ、アトマイザー、バッテリーの3つで構成される電子タバコ。
eGo-tは当時主流だった「綿にリキッドを染み込ませる」カートリッジとは異なり、現在でも主流の「タンク式」を採用。

Provape Provari

Made in USA、バッテリー交換式のVV MOD。
接続したアトマイザーの抵抗値を2桁のセグメントディスプレイで表示可能。
高額ながらその性能の高さで火が付き、瞬く間にヒットとなりました。

後に様々なカラーバリエーション、バージョンがリリースされます。

2011年 新メーカー続々設立

UD 設立

innokin 設立

Eleaf 設立

Sigelei 設立

Yihi Electronic 設立

Joyetech eGo-C

現在では当たり前になったコイルヘッド交換方式を採用したeGo-tの後継機。
eGo-cが登場する前は、コイルがヘタったらアトマイザーごと交換する必要がありました。

2012年 VVバッテリーの普及

Vision Spinner

VV機能を搭載した650mAhのバッテリー。
バリエーションとして1300mAhの物も存在。
口金はeGo規格。

 

SMOK ZMAX

ProVariを強く意識したSMOKのバッテリーMOD。
電圧算出方式に不具合があり、後に修正版のV2がリリースされます。

(VV 3.0-6.0V/VW3-15W/18650×1 or 18350×2)

 

VAMO V1

VV/VW機能を搭載したバッテリーMOD。
パフボタンに加え2ボタンを搭載することでオペレーションがより簡単に。
前項で述べた電圧算出の不具合が修正されたチップを搭載しています。


 

INNOKIN iTaste VV

各社がProVariをモチーフにしたMODをリリースする中、INNOKINはミラーフィニッシュのセグメントディスプレイに3ボタン、VV機能をコンパクトボディにまとめてしまいました。
Innokinがスマッシュヒットを連発するのはこの直後。

 

2013年 ペンタイプからBOXタイプへ

Aspire 設立

INNOKIN iClear30

10本ものシリカウィックでリキッド供給を行うINNOKINのクリアロマイザー。
コイルユニットはなんとデュアルコイル。
1.5Ω、1.8Ω、2.1Ωのバリエーションが存在していました。

 

kamry X6

コモンウェルスが展開するICE VAPEブランドにより、日本でのみ異常なヒットを記録したX6。
付属のV2アトマイザー(2.2Ω)のデキがイマイチ。
後継機としてX7,X8J,miniX9が発売されましたがX6ほどのヒットにはならず。
(VV3.6-4.2v/1300mAh)

 

INNOKIN itaste MVP

MVPシリーズの原点。
シリーズ通してモバイルバッテリー機能が備わっているのが特徴。
コネクタはeGo規格ですが510アダプタも付属。
(VV3.3-5.0V/2600mAh)

 

KangerTech EVOD twist VV

同社のペンタイプVAPE「EVOD」の後継機。
底部のダイヤルをツイストしてVVコントロール。
(VV3.2-4.8V/1000mAh)

 

INNOKIN Cool Fire 2

18350使用の手榴弾型MOD。
ガトリングガンを模したiTaste134など当時のINNOKINはユニークな製品を作っていました。
(VW7.0-12.5W/18350×1)

 

kangerTech protank

チューブにパイレックスガラスを採用し、高級感を放っていたクリアロマイザー。
当時のクリアロは細いシリカウィックでリキッドを吸い上げ、上部に配されたコイルで気化させる物が多かったのですが、Protankは2018年現在でもスタンダードなボトムコイル方式を採用。
瞬く間にヒットとなり、V2,V3,派生モデルのMINI,MEGAなどが生まれました。

 

Aspire Nautilus

言わずと知れたMTLクリアロマイザーの名機。
発売初期のBDC(Bottom Dual Coil)は後にBVC(Bottom Vertical Coil)へと進化していきます。
また、サードパーティ製のRBAユニットも発売されるなど世界中で大ヒットになりました。

 

INNOKIN iClear30B

INNOKINも負けじとボトムコイルのクリアロをリリース。
このころのINNOKINのクリアロはカラフルなPCチューブがトレードマーク。
リキッドによってはクラックしてしまうので、それを回避するためにタンククラッシャーなリキッドリストがネット上にアップされていました。

2014年につづく