NIXON RDAやBILLOW RTAなどのヒットでお馴染み、低価格ながら高品質な製品づくりに定評のある中国電子タバコメーカーEHPROから、3パターンのエアフローを持つユニークなRDA「MODEL T RDA」がリリースされました。
先日レビューしたMOD「EVOK 80」もかなり良い製品だっただけに期待が高まります。
早速レビューしてみましょう!
EHPRO MODEL T RDAレビューはEHPROの提供でお送りいたします。
EHPRO MODEL T RDA
材質 ステンレススチール製
サイズ 67.8mm x 22.0mm
特長
・3パターンのエアフローバリエーション!
・超爆煙!2ポストのデュアルコイル専用デッキ!
・2種類のドリップチップ付属!
ディテール
箱を開けるとMODEL T RDA本体、交換用ワイドボアドリップチップ、6角レンチ、オーガニックコットン、プリメイドコイル、予備イモネジ、Oリングが入っています。
こちらがMODEL T RDA本体。
ご覧の通り、サイドエアフロータイプのRDAです。
ちなみにMODEL Tという名前の由来はエアホールのTの字から。
インナーパーツを回転させることでエアホールが3パターンに変化します。
T形態
I形態
-形態
なかなかユニークな機能ですね。
それぞれの形態でフレーバーとミストがどのように変化するのか楽しみです。
スレッドは510、コンタクトピンはマイナスドライバーで調整可。
ドリップチップは一般的な510規格ではありません。
標準装備のドリップチップは咥え心地のよいマウスピースタイプ。
付属のワイドボアドリップチップを取り付けるとこんな感じ。
これがかなり太い!
さて、トップキャップを外してデッキを見てみましょう。
広~いデッキにベロシティタイプのポスト。
ポスト上段はホールではなくスロットになっていてワイヤーをイモネジで挟み込んで固定します。
ワイヤースロット、ワイヤーホールともかなり大きく、太いクラプトンでもラクラク。
燃費悪いセッティングでガンガン爆煙焚いてくれと言わんばかりの深いウェルはリキチャの手間が省けるので大変魅力的ですね。
MODEL T RDAを分解してみました。
左からデッキ、アウターパーツ、インナーパーツ、ドリップチップ。
分解、組み立て時にパーツがOリングに引っかかったりとかUDみたいにやたら固いとか噛み合わせが悪いなんていうストレスは一切ナシ。
これは質感の良さと相まって非常に評価できる点だと思います。
同社の最新MOD、EVOK80とのフィッティング。
洗練されたデザインが実にクール!
吸ってみた
早速ビルドしてみました。
26g x 32gのデュアルクラプトンで0.3Ω。
ポスト下段のホールにワイヤーを通して固定したら上段のスロットにワイヤーを挟み込むだけ。
ビルド難易度はかなり低いと思われます。
SEDUCE JUICEの新作「DEABOLICA」をチャージし、エアホールT形態の110Wでパフってみました。
「スコーーー、ゲェホゲェホゲェホ!!」
言うまでもなく爆煙モーモー、盛大に咽ました。
さすがにフレーバーは飛んじゃってます。
気を取り直して26gカンタルデュアル0.5Ω、25Wで試してみましょう。
「スコーーー、プハーーー!!」
先ほどよりもフレーバーの輪郭がはっきりしてきました。
エアフローT形態とI形態ではほぼ味に違いはないものの-形態でやや味が濃く、ほぼ全閉状態で吸ってまずまずのフレーバーを楽しめます。
やはりコイルの下部からエアーを当てた方がより美味しく味わえると実感したので、できる限りコイルを上部にセットしエアフローは-形態、リキッドは味が濃いと定評のあるSPACE WARS SAUCEのWookie Cockieで再びトライしてみたところこれが大成功。
ミストとフレーバーの両立とも言うのでしょうか、セッティングとリキッド次第でバランスのとれたパフォーマンスを発揮してくれます。
総評
デュアルコイルビルド前提デッキにスカスカドロ―。
MODEL Tはフレーバーよりもミストを楽しむために作られたドリッパーと言えるでしょう。
特筆すべきはしつこくチェーンしてても本体がさほど熱くならないという点。
ウェルも深いですしストレスなく爆煙を堪能できる事間違いなし。
本体の質感、取り扱いやすさも極めて上質ですので、お手軽な爆煙ドリッパーをお探しの方にはオススメです!
実勢価格は16ドル~とお求めやすい価格。
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