NiFeの温度管理に対応!
18650シングルで軽量&コンパクトなレギュレーテッドMOD、『BP MODS WARHAMMER MOD』のレビューです!
※商品提供 Sourcemore
BP MODS WARHAMMER MOD製品詳細
サイズ | 79.6 x 24 x 40mm |
重量 | 90g |
材質 | 亜鉛合金、ABS、PC |
出力 | 5W~60W |
搭載モード | Power/Voltage/Bypass/Temp(Ni,Ti,SS,NiFe30,Nife48) |
対応抵抗値 | 0.1Ω~3.0Ω |
温度管理範囲 | 100℃〜315℃/ 200℉〜600℉ |
ディスプレイ | 0.91インチモノクロTFT |
USBポート | タイプC(5V/2A) |
バッテリー | 18650 x 1 |
セット内容
・WARHAMMER MOD x 1
・タイプCケーブル x 1
・マニュアル
ディテール
こちらがWARHAMMER MOD。
写真で見て想像してたよりも一回り小さい!
そして手にすると意外にも軽い!
Pico Plusと比較してみてもほうらこんなにコンパクト!
ファーストインプレッションは上々、幸先の良いスタートです。
インターフェースは3ボタン&1ディスプレイ。
USBは2A充電対応のタイプCポートを搭載。
グリップとパフボタンはハンマーでブッ叩いたような凹凸のテクスチャ。
特にパフボタンに関してはどう見ても年中野外で走り回ってる東南アジアの褐色野生ロリが男子含む複数の友達とすっぽんぽんで川遊び、調子に乗ってはしゃいでたら濡れた岩に足を滑らせ転倒、ごつごつした岩肌に膝小僧を激しくぶつけて出来た傷のかさぶたにしか思えず、気が付けばグリグリと執拗にこねくり回してしまうほか爪をひっかけてペリっと剥がしたくなる衝動に駆られるという実に感慨深いデザインになっています。
BP MODSはわかってますね。
スレッドは510、スプリング式のコンタクトピン。
510マウントは直径23mmで本体幅は24mmです。
本体上部は中央にかけて緩やかに隆起。
このデザイン、個人的に結構ツボ。
この隆起があるために接続できるアトマイザーは24mmまでに限られますが、そもそもそんなデカいアトマなんて使わないですよね。
26mmとか27mmとかスターターに付属のクリアロくらいですし。
グリップを取り外すとバッテリーケースがこんにちは。
ここでショッキングなお知らせがひとつ。
このグリップ、樹脂製なんですよ。
っていうかグリップ外すまで樹脂製って分からなかった。
そういえば本体のガワも樹脂のような気がする。
外して初めて「うわ!チープ!」って感じるくらいのレベルなのでアリはアリかなと。
でもASMODUSだったら絶対金属で作るだろうなーとか、そのうちアルミ板切り出してモノホンのハンマ―加工を施しちゃうDIY職人とか出てきてメルカリなんかで高額販売されちゃう日が来るんだろうなーとかいろいろ考えてしまいました。
さて、次は操作方法と機能についてみてみましょう。
操作方法
メイン操作
パフボタン5クリック
モード切替
パフボタン3クリック
キーロック
UP+DOWN同時長押し
システムモードでできること
Power/Voltage/Bypass/Temp(Ni,Ti,SS,Nife48,Fife30)
ブースト調節
パフボタンをクリックした直後のプリヒートの強さを12段階で調整可能
ディスプレイ輝度調節
ディスプレイ輝度を50段階で調整可能
タイムアウト調節
パフボタンをクリックしてから通電オフになるまでの時間を5、10、15、30秒の4段階で調整可能
多彩なVAPEモード
Power
いわゆるVWモード。
出力は5W~60Wまで、0.1W単位で調整可能。
ディスプレイ左上にはカレントワッテージが表示されます。
Voltage
あると嬉しいVVモード。
0.8V~8.0Vまで、0.01V単位で調整可能。
ディスプレイ左上にはカレントボルテージが表示されます。
Bypass
バッテリーの電圧をそのまま出力させるバイパスモード。
バッテリー残量によって出力が変わります。
ディスプレイ中央にはボルテージ、左上にはカレントワッテージが表示されます。
Temp
温度管理モード。
Ni200、Ti、SS316L、Nife48、NiFe30の5つのプロファイルを搭載。
温度管理範囲は100℃〜315℃/ 200℉〜600℉で華氏摂氏切替可能。
ただしTCR機能はありません。
TCモード時にパフボタン+UPボタン
コイル抵抗値修正
TCモード時にパフボタン+DOWNボタン
温度管理モードが・・・あれれ?
NiFeのTCプロファイルを搭載してるくらいだからWarhammerは温度管理に絶大な自信があるに違いない!
という事で、5年ぶりくらいにやってみましたコットンバーンテスト。
手持ちにNiFeが無いので0.26ΩのNi200コイルと0.54ΩのSS316Lコイルでの検証です。
TC時の最大ワッテージは60W、タイムアウトする10秒の間、ドライコットンをコイルに通して通電してみました。
結果はこちら↓
どないやねん。
500℉でコットン真っ二つ。
Ni200でもSS316Lでも同じ結果でした。
あらためてTC時の挙動を見てみたところ、400℉くらいからパフボタンをクリックした直後に一瞬だけコイルが赤熱化することがわかりました。
ブースト的な意味合いであえてグッとワッテージを突っ込んでいるのか、もしくは抵抗値の変化を読み取る頻度が低いまたは昇降圧のレスポンスが悪いのか。
いずれにせよ、一瞬ではあるものの設定した温度以上にコイルが加熱されてしまうという結果になりました。
しかしコイル赤熱後は一応ちゃんと温度管理が動いているようで、コイルに息を吹きかけて冷ますとワッテージが上昇し、そのあと下降という挙動を見せます。
コットンの焼き目が温度が高くなるにつれて濃くなっていくことからも、コイル赤熱後の温度管理はある程度できているようです。
DNAやEleaf系のMODだとこんなことは無いんですけどね…
温度管理はオマケ程度に考えておいた方が無難かもしれません。
麗しのフィッティング
同メーカーのRTA、Pioneer V1.5を乗せてみました。
バランスの取れた良いシルエット。
これよ、これがしたかった。
本体幅が24mmある割に22mmのアトマがナチュラルフィット。
510マウント周りのデザインがとてもよく考えられてます。
お気に入りのLindyだとこんな感じ。
ダークグリーンのボディにウルテムのイエローがよく似合う。
ある程度背の高いタンクでも、スタイリッシュにキマります。
すこぶる快適な使用感
こういうボタン配置のMODを手にするのは初めての筆者。
右手と左手、どっちで使うのが正解なんだろうと考えていたんですが、なんてことはありません、どっちも快適に使えました。
右手だと親指の腹、左手だと親指の腹または第一関節あたりでイイ感じにパフボタンをクリックできます。
CフレームMODにありがちなバッテリーカバーの浮きやズレも全く無く、フィジカル面においては文句なしのクオリティです。
操作面に関してもこれと言って気になる所は無し。
GUIはサクサク動いてストレスフリーだし、操作も一般的なレギュレーテッドMODのそれを踏襲してるので実に単純明快。
ディスプレイの輝度はデフォルトで十分明るく、フォントも見やすい。
ブーストもしっかり効くし、パフレスポンスも大変良好。
ちっこくてカッコ良くて使いやすくて実にナイスなMODです。
これは買い。
めちゃくちゃ気に入った
20700/21700にも対応する、若干サイズ大きめなレギュレーテッドMODが多い中、「18650シングル」と割り切ったコンパクトな設計は好感が持てます。
グリップこそ樹脂製でチープさは否めないものの、何よりデザインの良さが「イイ物」感を醸し出してて大変気に入りました。
操作性も快適だし機能も豊富、ただしTCは微妙なのでそこだけはあんまり期待しないように。
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