これまでイタリア国内でのみ販売されていたVanity Modが遂に日本上陸!
今日は超カッコいいセミメカニカルステルスMOD、Vanity Mod Destinyのレビューです!
商品提供 Mery Vape
Vanity Mod Destiny 製品詳細
サイズ 77 x 46 x 24mm
ボディ材質 ポリマー配合ナイロン
スレッド 510
510コネクタ材質 パラジウム/ロジウム
コンタクトピン 手動調整式(マイナスネジ)
マウントサイズ 22mm
対応アトマイザー最大径 24mm
搭載チップ Omega Bomber Pro1
対応バッテリー 18650 x 1
セット内容
DESTINY本体
オーセンティックカード(シリアル入り)
VANITY MODロゴ入りバッテリースリーブ×3(18650)
bomber pro1説明書(英語)
Vanity Mod Destinyとは?
DestinyはイタリアのModder「Vanity Mod」が手掛けるステルスMOD。
ボディは高解像度SLS方式3Dプリンター出力、組み立てはModder自身が手作業で行っています。
粉末樹脂や粉末金属にレーザーを照射し、焼結(焼き固める)させる3Dプリント方式。
高精細かつ耐久性のある造形物を出力可能。
メルセデスにも使われる特殊素材を使用
一般的なSLS方式3Dプリントの場合、造形物の曲面には「積層痕」が見受けられます。
積層痕は見た目が荒い印象を与えるばかりか、黒い素材を使用しても光の反射で白っぽく見えてしまうという難点が。
そこでVanity Modが着目したのが「素材」。
Vanity Modはメルセデスにも使われるブラックポリマーを配合した特殊素材を用いることで、積層痕の無い高精度な造形を実現。
耐久性、精度、発色、質感とも、従来の3Dプリンタ出力MODよりワンランク上の仕上がりになっています。
ちなみに、この特殊素材を使用しているModderはイタリアでVanity Modのみとのこと。
ディテール
もうね、たまらんです。
作りも質感もめちゃくちゃ良い。
樹脂製だけあってとても軽く、しかもサイズはiStick Picoほど。
バッテリーケースのナナメ後ろにはカッコいいVanity Modのロゴ。
くどいようですが表面処理はものすごくキレイです。
底面にはシリアルとベントホール。
パフボタンはクリアな樹脂製。
赤と青のLEDが仕込まれており、各種操作時にインジケータとして動作します。
カチッとしたクリック感がGOOD。
表裏に1か所づつ配されたエアホール。
タンクと本体が密着してしまっても問題なく吸気が可能です。
バッテリーは上部のキャップと外して、ポジティブ(+極)を下に挿入しましょう。
本体側面のデザインには「+極は下側」という意味が込められてるのが秀逸。
意味が分かった時にはなるほどと唸らせられました。
スレッドは510、手動調節式のコンタクトピン。
逆ネジなので時計回りで緩み、反時計回りで締め込まれます。
小さめのマイナスドライバーで調整しましょう。
510コネクタの直径は22mmですが、24mmまでのアトマイザーであれば乗せられます。
接点はこんな感じ。
内部も結構キレイです。
Vanity Mod Destiny 操作方法
DestinyはSunBoxにも採用されているMosfet「bomber Pro1」を搭載しています。
基本操作と各種機能は下記の通り。
基本操作
機能 | ボタン操作 | LED表示 |
---|---|---|
電源オンオフ | 3クリック | 赤青交互点滅 |
パフ | 長押し | 紫点灯 |
ステルスモード | 5クリック | 赤1回点灯 |
プロテクション機能
機能 | LED表示 |
---|---|
カットオフ(12秒) | - |
バッテリーリバースプロテクション | - |
ローレジスタンスプロテクション(0.20Ω) | - |
ショートプロテクション | 赤点滅 |
チェックアトマイザー | 青点滅 |
ローバッテリー(3.0V以下) | 赤点滅+青点灯 |
ローバッテリーカットオフ(2.65V以下) | 赤青点滅 |
バッテリー挿入時 | 赤3回点滅 |
フィッティング
PXを乗せようとしたら背が低すぎて断念。
そこでKayfunベースのなつかしタンク「Russian91%」にこれまたなつかしのドリチ「GDT-U12S」を合わせてみました。
おおっ、これは良いぞ。
写真ではわかりにくいですが、バッテリースリーブもブラシのかかったシルバー。
アトマとの一体感はバツグンです。
ビルドは立ち上がりを考慮してNi80で。
28G 2.5mm 6wrap 1.06Ω。
じっくりまったりMTLが捗ります。
使用感
バッテリーを入れてそれなりに背の高いタンクを乗せるとずっしりと重さを感じます。
しかし圧倒的にコンパクトなおかげで「重い」のではなく「高級感」に思えるのがDestinyの良い所。
先述の通りボタンのクリック感も良く、曲面を描くボディはグリップ感も満点。
ちょっと触っただけで良い物であるということが直感出来る、大変素晴らしいMODです。
総評
バツグンの質感
クールなデザイン
安心のセミメカニカル
と四拍子揃っており、手にした方は高い満足感と所有感を得られることは間違いないでしょう。
かくいう筆者もここ数年はMTLドリッパー+スコンカー一辺倒だったのですが、Destinyに魅せられてステルスに目覚めました。
これぞその名の通り「運命」の出会い。
今ではDestinyの無いVAPEライフなど考えられません。
本記事でレビューしたVanity Mod DestinyはMery Vapeさんにて発売開始されるや否や10分でSOLD OUT。
ブラックモデル以外に限定のポロックバージョンも入荷されたようで、こちらは5/14時点で残り1台のみ。
恐らく次回入荷もあると予想されますので、気になった方はこまめにチェックされることをオススメします。