VAPEFLY Alberich MTL RTAレビュー


FEV!?Bishop!?しかもボトムエアフロー!?
VAPEFLYのMTL RTA、『Alberich』のレビューです!

※商品提供 Sourcemore

VAPEFLY Alberich MTL RTA製品詳細

サイズ 22 x 53.4mm
材質 SS
タンク容量 3ml/4ml
タンク材質 PEI/ガラス
スレッド 510

 

セット内容


1* Alberich MTL RTA
1* 4ml ガラスチューブ
1* アダプター
1* 0.8Ω KA1 プリメイドコイル
2* ファイアボルトコットン
5* エアフローピン
4* ビス
スペアOリング

 

ディテール


Alberichはシングルコイル専用、トップタンク、エアフローピン交換式のMTL向けRTA。
なんだよまた中華FEVかよと思いきや、なんとこの子ボトムエアフローなんです。

 


それもそのはずエアホールはデッキのかなり下に配置。
エアホールは1つのみでエアフローコントロールリングはありません。

 


エアフローコントロールは同梱のエアフローピンを交換して行います。
エアフローピンは0.8mm、1.0mm、1.6mm、2.0mm、2.5mmのピンが各1本づつ付属。
デフォルトで本体にハマっていたエアフローピンは1.3mmでした。

 


エアフローピンはコンタクトピンを兼ねており、マイナスドライバーで簡単に交換が可能。
デッキ底面にはロゴとシリアルなどが刻印されています。

 


タンクとデッキの接続にスレッドは無く、2つのOリングで固定。
引っ張るだけで外れますがかなりガチガチにハマっています。
初めのうちはOリングの破損を防ぐためにリキッドをOリングに塗っておいた方がよさそう。
また、タンクとデッキを組み立てる際はタンク側とデッキ側のエアホールの位置をきっちり合わせる必要があります。

 


タンクパーツの一番下の部分にあたるチャンバーの裏面を見てみましょう。
上下に2つホールが開いていますね。
タンク内のリキッドはこの2つのホールからデッキ内のウイックへと滴下する仕組みです。
ちなみに4つのくぼみはコイルを止めるビスが触れてショートしないための配慮。
つまりかなりチャンバーが浅いということがわかります。

 


分解してみました。
左からデッキ、チャンバー、タンクチューブ、フィリングホール、トップキャップ、ドリップチップ。
デッキとドリップチップ以外はタンクセクション。
フィリングホール下のスレッドとチャンバー上面のスレッドで固定されます。

また、4mlのガラスチューブとエクステンションアダプターが付属しており、フィリングホール下にアダプタを装着することでタンク容量をアップできます。

 


また、リキッドはトップフィル。
トップキャップは1/2回転くらいで着脱可能なのが面倒くさくなくて嬉しい。

 


ドリップチップの内径は約3mm。
チョイ絞り気味ですね。

 


Alberichのデッキはコイルをデッキの中央に設置し、ウィックをデッキ両端のくぼみへ乗せるタイプ。
チャンバーに開いていた2つのホールはちょうどこのくぼみの真上に位置します。
この構造はほとんどBishopと同じですね。
しかしコイルの正巻き、逆巻きを問わない4点止めなのがBishopより便利です。

特筆すべきはコイルスペースの狭さ。
チャンバーがデッキ中央のコイルスペースにぴったりと蓋をする形になるため、かなり濃縮されたミストを楽しめそうです。

 


ビルドしてみました。
カンタル26G、2.5mm、5wrapで0.6Ω。
両ポストにある2つのビスの間にはコイルレッグを引っかける壁があるのでビルドはめちゃくちゃ簡単。

 


コイルの高さはこんな感じ。
コイルの中心がウィックを乗せるくぼみとほぼ同じになるくらい下げましょう。
くれぐれもデッキの最高部よりコイルを高くしないように。

 


ウィックを通したらデッキのサイズにカット。
あとはくぼみにウィックを乗せればOKです。

 

テイスティング

筆者が愛してやまないTom Klark’s Tom Sawyer Classicをチャージして3.7Vでパフって見ました。

 

「スコーー、プハーー!!」

 

ものすご濃厚です。
そらあんな狭いコイルスペースにボトムエアフローですもん、濃くないはずがありません。
良く言えばコントラストの高い味、悪く言えばくどい。
最初のうちは濃さにびっくりしてスパスパチェーンしちゃうんですが、濃いだけでだんだん単調に感じるようになるのが正直なところ。
アトマイザーって難しいですよね。
濃けりゃいいってもんじゃないです。
これでタバコ系リキッドとか吸うとちょっと気持ち悪くなるんじゃないかな。

ドローはデフォルト1.3mmで軽めのMTL。
笛鳴りもなく吸入音も気になりません。
また、内径3mmのドリップチップでもさほどミストの温度は高くなく、快適に吸うことができました。

リキッドの供給も非常にスムーズで、ジュルリ、イガりは一切無し。
もちろんリキッド漏れもありません。
ビルドは簡単だし、リキチャはトップフィルでラクラクだし、運用面ではかなりラクができるアトマイザーだと思います。

 

総評

濃い目好きに捧ぐ。

いやもうほんとこの一言に尽きます。
VAPEのビルドをやり始めて、もっと濃い味を出したいんだ!って方には良いアトマイザーなのではないでしょうか。

逆にAlberichの味を薄くするにはどうしたらいいのかを追求するためにクソビルドしてみるのも意外とアリかもしれません。

しかし適当ビルド適当運用で問題なく機能して濃厚というのは、それはそれですごい事。
Alberichは星の数ほど存在するマスプロアトマイザーの世界に爪痕を残す存在になるのではないでしょうか。

濃い目好きの方、どんだけ濃い味出るんだよって方、ぜひAlberichを手に取ってその味に打ちのめされてください。

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Vapezine VAPEレビューブログ ベプジン
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