ハイパワー&ハイクオリティなプロダクツを世に送り出し続けるUS VAPEメーカー、ASMODUS。
ASMODUSのアイコンとも言えるレギュレーテッドMOD「Minikin」は国内外でスマッシュヒットし、Minikin2、Minikin Reborn、Minikin Boostといった後継機を輩出、Minikin2から搭載されるようになったカーブモードもその人気に拍車をかけ、たくさんのユーザーを獲得することに成功しました。
さて今日はそんなMinikinシリーズの最新モデル、Mini Minikinスターターキットのレビューです!
ASMODUS Mini Minikinスターターキットレビューは、ASMODUS日本正規代理店American Vapeさんの提供でお送りします。
ASMODUS Mini Minikinスターターキット
・Mini Minikin
サイズ 24mm x 37mm x 64mm
材質 亜鉛合金製
モード VW、TC、TCR、TFR、CURVE
出力 5.0W~50.0W
対応抵抗値 0.1Ω~2.5Ω
TC機能 100℃~300℃(212°F~512°F)
TC対応コイル Ni200、SS316、SS317、Ti
efest 18500バッテリー1本同梱
micro USBポート搭載
ファームウェアアップグレード対応
・Ohmlette Tank
サイズ 24mm x 40mm
材質 ステンレススチール製
タンク材質 ガラス製
付属コイル 0.4Ω、0.8Ω
エアフローコントロール搭載
特長
・Minikinのフィーチャー全てを極小ボディに凝縮!
・24mmアトマがジャストフィット!
・efest18500バッテリー同梱!
・低出力でもOK、省エネタンクOhmlette Tank同梱!
Mini Minikin ディテール
パッケージを開けるとMini Minikin、Ohmlette Tank、スペアコイル、microUSBケーブル、18500バッテリー、交換用Oリング、マニュアル類が入っています。
こちらがMini Minikin。
Minikinのデザインを踏襲しつつ、ツートンカラーで大胆アレンジ。
似たようなデザインが多いミニマムMODの中で、Mini Minikinはひと際異彩を放っています。
イエローの部分はぶ厚い塗装、ブラックの部分はスリークラバーフィニッシュ。
もちろんおなじみのASMODUSロゴ入り。
ボタンはカチャつきも無く、クリック感バツグン。
小さいながらも非常に質感が良くて所有感を満たしてくれるMODです。
ロゴマークの反対側にはmicro USBポート。
スレッドは510、スプリング式のコンタクトピン。
底面のカバーを開け、ポジティブがアトマイザー側に来るようにバッテリーを挿入します。
ミニマムMODでバッテリー交換が出来るのは嬉しいですね。
同梱されているバッテリーはefestのIMR18500(定格15A、1000mAh)。
1000mAhと聞くとちょっと心細い気もしますが、Mini Minikin自体が省エネ設計の新チップGX-50-HFを採用しているということもあり、そのスタミナがどれほど持つのかが非常に楽しみです。
ディスプレイ
各モードのディスプレイ表示を見てみましょう。
・VWモード(POWERモード)
左上からモード名、バッテリーインジケータ、ワッテージ、カレントボルテージ、コイル抵抗値、パフタイム、パフカウントを表示。
・TCモード
左上からモード名、バッテリーインジケータ、設定温度、カレントボルテージ、コイル抵抗値、パフタイム、パフカウントを表示。
+、-ボタン同時クリックでTCモード時の上限ワッテージを5.0W~50.0Wの間で設定できます。
・TCRモード
左上からモード名、バッテリーインジケータ、設定温度、カレントボルテージ、コイル抵抗値、パフタイム、パフカウントを表示。
TCRは0.00000~9.99999まで任意の値をM1~M3まで、3つのバンクにメモリー可能。
・TFRモード
左上からモード名、バッテリーインジケータ、設定温度、カレントボルテージ、コイル抵抗値、パフタイム、パフカウントを表示。
TFRは212°F~572°Fまで90°F毎に、0.00000~9.99999まで任意の値をM1~M3まで、3つのバンクにメモリー可能。
・CURVEモード
左上からモード名、バッテリーインジケータ、ワッテージ、カレントボルテージ、コイル抵抗値、パフタイム、パフカウントを表示。
ここで大人気のカーブモードをもう一度おさらい。
カーブモードとは、パフボタンオンからどれくらいの時間どのようにワッテージをかけるかをユーザー自身でカンタンにプログラムすることができるモード。
プレヒートに少々突っ込んで一旦落とし、再度じわじわとワッテージを上げて吸いごたえをコントロールできるのはもちろんのこと、熱々のミストになりがちなゴリゴリの特殊コイルでもカーブモードによって快適にVapingできるという大きなメリットがあります。
コイル抵抗値の変化を読み取ってワッテージをコントロールするTCモードとは全く別物ですが、カンタルコイルでもTCライクなVapingを楽しむことができるため、最近では様々なメーカーがCURVEモード搭載MODをリリースしています。
Mini MinikinのCURVEモードは5つのワッテージ加減POINTを持っており、それぞれどれだけのワッテージをどれだけの時間出力させるかを0.1秒刻みで設定可能です。
Ohmlette Tankディテール
Ohmlette Tankは24mmのクリアロマイザー。
低ワッテージでもミストとフレーバーが楽しめる新設計とのこと。
エアホールは2か所、無段階でコントロール可能。
コンタクトピンは固定。
ワイドボアなデルリン製ドリップチップ。
510ですのでお好みの物に交換できます。
リキッドチャージはトップフィル。
分解してみました。
左からデッキパーツ、コイルヘッド、ガラスチューブ、トップパーツ、トップキャップ、ドリップチップ。
分解・組立は非常にスムーズ、なおかつOリングとガラスチューブもかなり分厚くて全体的に作りの良さを感じさせます。
ちょっと毛色は違いますが、安価なRTAよりもはるかに作りが良いのには驚かされました。
同梱のコイルヘッドを見てみましょう。
左:0.4Ω 30W~70W推奨
右:0.8Ω 25W~40W推奨
いずれもバーティカルコイルです。
フィッティング
Mini MinikinとOhmletteのフィッティングはこんな感じ。
24mmアトマがキッチリ乗るミニマムMODはそうそうありません。
ルックスも性能も実にエポックメイキング。
サブ機にするのがもったいないくらいの存在感。
Minikin Boostと並べると圧倒的な統一感に腰砕け。
もうね、絶対ペアで持ち歩きます。
MinikinまたはBoostをお持ちの方は是非とも同一カラーのMini Minikinをサブ機にお買い求めください。
吸ってみた
グレープを超えたグレープリキッド、ExcisionのPARADOXをOhmlette Tankにチャージし、0.8Ωコイルに25Wでパフってみました。
「スコーーー、プハーーー!!」
予想通り、Ohmletteは爆煙志向のクリアロです。
フレーバーもそこそこ味わえますがミストに重点を置いたクリアロという印象を受けました。
ドローはスカスカではないものの完全にLH向け。
大容量リキッドをガンガン焚いて真っ白なミストを手軽に楽しむのにはうってつけのクリアロだと思います。
※追記 若干お漏らしします。
Mini Minikinに関して言えば安心安定のASMODUSクオリティー。
Minikin Boostで出来ることをそっくりそのままダウンサイジングしているので、その豊富な機能と性能はお墨付き。
実際の使用感も非常に快適で、小さいながらもちゃんとMinikinなんだなと思わせるASMODUSの仕事っぷりには感服させられました。
立ち上がり、操作性、ディスプレイの見やすさ、どれを取っても満足のいく作りだと思います。
ここで気になるのはバッテリー性能。
筆者の場合、20W~30W出力のカーブモードに平均2.5秒のパフタイムでちょうど丸一日使うことができました。
これはやはり省エネ設計の新チップの恩恵でしょうか、1000mAhにしてはかなりバッテリーの持ちが良い印象です。
しかし個人的にはMinikin Boostとなかよしペアで持ち歩いて、使い分けるのがベストな使い方だと思います。
総評
アトマイザー&バッテリー同梱、TCはもちろんカーブモードまで搭載したMini Minikinスターターキット。
高性能な本体と充実したパッケージ内容は中級者のサブ機として、とりわけMinikinユーザーにジャストフィットすること間違いなし!
ASMODUSファンなら買い、Minikinユーザーなら絶対買いです。
Minikinと並べて使いたくなるMini Minikinスターターキットは、American Vapeさんにて好評発売中!
お買い求めはこちらからどうぞ!
http://www.americanvape.jp/items/miniminikin.html