ASMODUS Spruzza Squonk Kit (Oni One RDA同梱版) レビュー!


今日のレビューはASMODUSのスコンカーキット、Spruzza(スプルッツァ)!
Spruzzaは、同社の人気スコンカー「Luna」や「PUMPER」に先駆けてリリースされたASMODUSのレギュレーテッドスコンカー。
発売当初はFonte RDAがバンドルされていましたが、最近になってONI ONE RDAバンドル版もリリースされました。
早速レビューしてみましょう!

ASMODUS Spruzza 80W Squonk Kit レビューは、ASMODUSの提供でお送りします。

ASMODUS Spruzza 80W Squonk Kit


Spruzza 80W BF
サイズ 83 x 27 x 55mm
スコンクボトル容量 6ml
材質 亜鉛合金、スタビライズドウッド
出力 5W~80W(Power),5W~60W(TC)
モード POWER,CURVE,TEMP,TCR,TFR
温度管理機能 212°F ~ 572°F(100°C ~ 300°C)
温度管理対応ワイヤー Ni200,Ti,SS317, SS316,SS304
対応最小抵抗値 0.1Ω
0.91インチタッチスクリーン搭載
microUSBポート搭載
ファームウェアアップグレード可
バッテリー 18650 x 1本使用

ONI ONE Squonk RDA
サイズ 直径24mm
材質 ステンレススチール
エアフローコントロール搭載
810デルリンドリップチップ同梱

Spruzza 80W Squonk Kit特長

MINIKINシリーズで定評のあるタッチスクリーン搭載!

スコンクボトルはポンプ方式を採用!

ドアパネルはきめ細かいスタビライズドウッド製!

もちろんカーブモード付き!

24mmのサイドエアフローONI ONE Squonk RDA同梱!

パッケージ内容


Spruzza 80W Squonk Kit のパッケージには、Spruzza 80W BF、ONI ONE Squonk RDA、スペアパーツ各種、プリメイドコイル、マニュアル、保証書、注意書きが入っています。

Spruzza 80W BF MODディテール


メタルフレームに美しいスタビライズドウッドのドアパネルが一目を引くASMODUSのスコンカー、Spruzza。
スタビの表面にはクリアコーティングが施されているようで肌触りツルツル。
中央のレバーは独自のスコンク機構であるSSS(スマートサイフォンシステム)のスコンクレバー。


もう片面はフラットなパネル。
両パネルとも強力なマグネットでガッチリと固定され、少しのガタつきもありません。


操作系統はパフボタン+タッチスクリーンのみ。
Colossalと同じGX-80HUT V2チップを搭載しています。


スレッドは510、スプリング式のコンタクトピン。
本体はパネルの厚みを含め27mmありますが、24mmアトマがジャストフィット。


底面にはベントホール。


両方のドアパネルを外してみました。


中央にはSSSボトル、左にmicroUSBポート。


ボトルを取り外すと樹脂製ノズルが見えます。


反対側がバッテリーケース。
万が一ボトルからリキッドが漏れてもバッテリーに付着しないための配慮ですね。

革新的なSSS(スマートサイフォンシステム)


Spruzzaのスコンクボトルは「スマートサイフォンシステム」と呼ばれるポンプ式。
レバーを一回押下するごとに数ミリリットルのリキッドがアトマイザーへとフィードされます。


リキッドはボトル側面のガラスをスライドさせてチャージ。
ガラスがレバーにひっかかるので、半分までしか開けられません。

SSSに関する注意
ボトルの分解(ボトルからポンプを取り外す)はメーカー非推奨です。
・ボトル上部のパイプ部分には内側にOリングが2つハマっており、これが取れてしまうと使用不能になります。
初めての女の子を扱うようにパイプ内部をリキッドでよく濡らしてから、本体のノズルをまっすぐ差し込むようにしましょう。
※出荷時には少量のVGがボトルに塗布されています。
※Oリングが外れてしまった場合はピンセットなどで取り付け可能。ただし難易度高し。

Spruzza ユーザーズガイド

電源オフ時にパフボタン5回クリックで電源オン。
Spruzzaには大きく分けて設定画面VAPE モードの2つがあり、パフボタン5回または1回クリックで両画面の切り替えが可能。
各画面でスクリーンを左右にスワイプすることで前後のページを表示し、各項目をタップ、ロングタップ、スワイプでパラメーターの変更・設定が行えます。
※VAPEモードではモード名を左右にスワイプで前後のページが表示されます。

 

設定画面

パワー・・・ロングタップで電源OFF
パフリミット・・・1~9999までのパフリミットを入力
カウンタリセット・・・パフカウンタをクリア
画面の明るさ・・・液晶明度を10段階で調節
アップグレード・・・PCに接続しアップグレードを行う
バージョン表示・・・ファームウェアのバージョンを表示
ロック方法選択・・・画面ロック解除をスライドかクリックか選択


スライドは画面上部から下部まで指でスライドさせるとロック解除

 


クリックは画面を3回連続クリックでロック解除

※画面がロック状態にあるか否かは、各VAPE MODE画面右下の鍵アイコンで判別できます。

抵抗値セット・修正・・・コイル抵抗値の読取と修正

 

VAPE MODE

POWERモード


ディスプレイにはモード名、ワッテージ、カレントボルテージ、コイル抵抗値、パフタイム、パフカウンター、バッテリー容量、プリヒート種別、画面ロック状態を表示。

画面タップ・・・ワッテージ設定画面へ
画面上下スワイプ・・・プリヒートの切替(Soft、Normal、Hard)

 

TEMPモード


ディスプレイにはモード名、設定温度、カレントボルテージ、コイル抵抗値、パフタイム、パフカウンター、バッテリー容量、画面ロック状態を表示。

モード名タップ・・・ワイヤー選択画面へ
設定温度ロングタップ・・・温度設定画面へ
設定温度タップ・・・上限ワッテージを表示
上限ワッテージロングタップ・・・上限ワッテージ設定画面へ

 

CURVEモード


ディスプレイにはモード名、タイム、カレントボルテージ、コイル抵抗値、パフタイム、パフカウンター、バッテリー容量、カーブポイント、画面ロック状態を表示。

タイムタップ・・・ワッテージ表示
画面上下スワイプ・・・カーブポイントの切替(P1~P5)
タイム/ワッテージロングタップ・・・カーブエディット画面(下図参照)へ

※CURVEモードとは?
パフボタンオンからどのようにワッテージを昇降させるかをユーザー自身でカンタンに設定することができるモードです。


左の数字がワッテージ、右の数字が時間。
上の設定だとパフボタンを押してから0.2秒間は20Wをかけ、0.1秒間13Wに一旦落とし、3.5秒間18Wで出力し続けて1.5秒間19Wで出力、その後2秒間は14Wまで落とすという設定。
熱くなりがちな太いワイヤを使う場合など、ワッテージを昇降させることで快適なVapingが楽しめます。

 

TCRモード


ディスプレイにはモード名、設定温度、カレントボルテージ、コイル抵抗値、パフタイム、パフカウンター、バッテリー容量、メモリナンバー、画面ロック状態を表示。

モード名タップ・・・TCR入力画面へ
設定温度ロングタップ・・・温度設定画面へ
設定温度タップ・・・上限ワッテージを表示
上限ワッテージロングタップ・・・上限ワッテージ設定画面へ
画面上下スワイプ・・・TCRメモリの切替(M1~M5)

※TCRモードとは?
使用するワイヤーに合致した抵抗係数を入力することで、様々なワイヤーで温度管理を可能にするモード。
TCRモードでは0.00000~9.99999まで任意の数値をM1~M5の5バンクにメモリできます。

TCR値
・Ni200・・・0.00600
・SS316・・・0.00088
・SS317・・・0.00094
・Ti・・・・・ 0.00366

 

TFRモード


ディスプレイにはモード名、設定温度、カレントボルテージ、コイル抵抗値、パフタイム、パフカウンター、バッテリー容量、メモリナンバー、画面ロック状態を表示。

モード名タップ・・・TFR入力画面へ
設定温度ロングタップ・・・温度設定画面へ
設定温度タップ・・・上限ワッテージを表示
上限ワッテージロングタップ・・・上限ワッテージ設定画面へ
画面上下スワイプ・・・TFRメモリの切替(M1~M5)

※TFRモードとは
あらかじめ設定したTFR(温度カーブ)に則って温度管理を行うモード。
212°Fから572°Fまで90°Fごとに0.00000~9.99999まで任意のTFR値をM1~M5の5バンクにメモリ可能です。

 

ONI ONE Squonk RDA


ONI ONEはBF専用の24mmRDA。
トップキャップの質感がめちゃくちゃ良い!
エアホールは表裏合わせて2箇所、かなり低い位置に開けられています。


こちらはデッキ側のエアホール。
トップキャップとデッキをずらしてAFCを行う仕組みです。


コンタクトピンは固定。
ノーマルピンは付属しません。


ドリップチップは810のワイドボア。


理想的な逆テーパーがかかっているのが大きなポイント。


トップキャップ裏は上部に向かって段階的に絞られています。


デッキはシングルビルド前提。
巻き方を問わずコイルを簡単に設置できる4つのスロットが便利。
側面のエアホールはポスト下部まで貫通。
この上にコイルを設置するので、サイドエアフローでありながらボトムエアフローに近い味が期待できそうです。


デッキのエッジにはコイルジグ固定用のガイドが配されています。


ビルドしてみました。
KA26G 3mm 7wrap 0.56Ω。
イモネジを外してコイルを上から設置、あとはイモネジを締めるだけ!
ビルドはラクラクです。


コイルの高さはデッキのガイドに合わせてこんな感じ。


コットンウィックをふんわりとセットすれば完成!
コイルとウィックがチャンバーに蓋をする形になるため、エアフローからのエアーは必ずコイルかウィックに当たります。
フレーバー最優先、よく考えられた作りです。

フィッティング


SpruzzaとONI ONEのフィッティングは超クール!
デザイン、質感ともに素晴らしい完成度。
所有感が満たされるスコンカーキットです。


ウッドパネルはかなりきめ細かくて高級感が漂います。
漆黒のトップキャップの下にシルバーのデッキがチラ見えするOni Oneも大変セクシー!

吸ってみた&使ってみた

BARISTA BREWのCinnamon Glazed Blueberry Sconeをチャージし、30Wでパフってみました。

 

「スコーーー、
プハ・・・ぬおおおおっ!?」

 

もうね、びっくりしました。

ONI ONE RDA、旨すぎ。

これ、濃厚とかそういうレベルじゃありません。
フレーバーが口の中でダイレクトに再現され、まるでリキッドを飲んでいるかのような錯覚に陥ります。

ドローはややひっかかりのあるDLで、ほど良い吸いごたえ。
ミストは冷たくシルキーで喉越し抜群、なおかつチェーンしまくっても熱を持ちにくく、使い勝手もバッチリ。

筆者が知る限り、ONI ONEはこれまでのASMODUSのアトマの中で最高傑作。
ノーマルピンもつけてONI ONE RDAの単体発売を激しく望みます。

Spruzzaの機能、特にチップの性能に関しては同社の傑作機「Colossal」とまったく同じですので申し分ありません。
タッチスクリーンの感度は心なしかColossalよりSpruzzaの方が良い気がします。

問題なのはSSS。
ボトル自体はしっかりしていて、ガラスさえきっちり締めればリキッド漏れの心配はまずないでしょう。
しかしボトルを本体にセットするのが非常にやりにくい。
下手するとSpruzza本体のノズルがポンプ先端内部のOリングを外してしまい、スコンクの度にリキッドがだだ漏れに。
できる限りボトルを本体から外さずにリキッドチャージするのが吉です。

SSSの取り扱いに気を使わないといけないのが最大の難点ですが、きちんと使いこなせればばこれほど便利なものはありません。

Spruzza 80W Squonk Kit 総評

Spruzzaは、ある程度スコンカーやMODに関しての知識がある方向けのキット。
SSSの取り扱いだけクリアできれば、Spruzzaの素晴らしいポテンシャルを最大限に引き出す事ができると思います。
Spruzzaを使いこなせてる方は、ある意味プロフェッショナルと言えるでしょう。
ONI ONEの性能も大変素晴らしく、しつこいようですが単体発売してほしいなあ。

Spruzza 80W Squonk Kitは大好評発売中!
お買い求めはこちらからどうぞ!

※2018年5月現在Oni One RDAバンドル版は国内未発売
今後American Vapeさん、Dr.Vaporさん(実店舗販売のみ)に入荷されるかもと思われますので要チェックです!

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