換装可能パーツもりだくさん!!
こだわりのセッティングが楽しめるRTA「BPMODS Pioneer V1.5」のレビューです!
※商品提供 Sourcemore
BPMODS Pioneer V1.5製品詳細
サイズ 22 x 53.4mm
材質 SS
重量 47g
タンク容量 3.7ml
タンク材質
スレッド 510
セット内容
1 x BPMODS Pioneer V1.5 RTA
1 x Pioneer RTA V1.5
1 x Chimney
1 x DL Drip Tip
4 x Post Screws
1 x DL Positive Contact
1 x DL Positive Post (Airflow 4mm)
2 x Gaskets (for Tank)
1 x Gasket for Top Cap Slider
1 x O-ring Pack
5 x Airflow Pins (1 / 1.2 / 1.5 / 2 / 2.9mm)
1 x Single coil 28Ga + 2+40Ga ni80, RDL
1 x Single coil 28Ga A1 x 2+40Ga Ni80, RDL
1 x Single coil 26Ga A1 x 2 +40Ga Ni80, RDL
無印PioneerとPioneer1.5の違い
本レビューの最重要事項、それは前作PioneerとPioneer1.5の違い。
大きく異なるのは下記の5点です。
タンクパーツ
無印Pioneerはクリア、ブラッククリア、ウルテムタンク各1種同梱だったのに対し、V1.5はブラッククリアタンク(PCTG)のみ同梱。
※但し無印Pioneerタンクと完全互換性あり。
ドリップチップ
無印PioneerはPEEK、クリア、ウルテムの3種同梱。
V1.5はブラッククリア2種同梱。
※前作と同じくドリップチップにスレッドが切られていて、ベースにねじ込んで換装できるタイプです。
チムニーパーツ
無印PioneerはMTLチムニーのみ同梱、V1.5はMTL、DLチムニー各1個同梱。
スペーサー
無印Pioneerはデッキに固定、V1.5は脱着可能。
エアフローピン
無印Pioneerは0.8 / 1.2 / 1.5mmの3本同梱。
V1.5は0.8 /1 / 1.2 / 1.5 / 2 / 2.9mmの5本同梱。
※いずれも0.8mmピンは本体にプリセット済み。
ポジティブポスト
無印Pioneerはノーマルポストのみ。
V1.5はエアホールサイズ4mmのDL向けポジティブポストが付属。
V1.5は無印Pioneerと比較するとタンクパーツとドリチのバラエティは少なくなりましたが、もともとオプション扱いだったDL向けチムニーや豊富なエアフローピンが同梱され、MTL~DLまで幅広い吸い方に対応できるようになりました。
また、ビルド時に大変邪魔だったスペーサーが脱着できるようになった点も非常にポイントが高いです。
ディテール
こちらがPioneer V1.5 RTA。
直径22mm、ボトムエアフロー、タンク容量3.2ml。
ルックスは前作と全く変わりません。
底面にはロゴ。
0.8mmのコンタクト兼エアフローピンがプリセット済です。
ピンはマイナスドライバーで簡単に取り外し可能。
同梱されている様々なエアフローピンに換装し、基本的なエアーの吸気量をチェンジできます。
ちなみにインシュレーターはPEEK材です。
本体下部に搭載されているエアフローコントロールは無段階式。
DL向けのスロットと、
MTL向けのエアホールが6ホール搭載されています。
前作でも同じでしたが、0.8mmという激重エアフローピンがプリセットされているため、デフォルトではエアフローコントロールは全く効果ありません。
トップキャップを反時計回りに回すとシリアルが刻印されたトップキャップスライダーが出現。
リキチャはこのスライダーをスライドさせないといけないのが実に面倒。
しかもこのスライダーの中心にスレッドが切られているので、リキチャが終わったらちゃんとアトマイザーの中心にスライダーを戻さないとなかなかトップキャップがはめられません。
ちなみにスライダー横の2つのビスはチムニー固定用。
このビスを取り外すとチムニーの交換ができます。
先述の通り、MTLチムニー(写真左)とDLチムニー(写真右)が同梱されていますのでお好きな方を使用しましょう。
デッキは前作と同じ2ポストのGTAタイプ。
シングルコイルビルド専用です。
V1.5ではエバポレートスペーサーにビスがハマっており、取り外しができるようになっています。
ビルドしてみました。
カンタル26G ID2.5mm 4wrap micro 0.6Ω。
あと1wrap巻くの忘れました。
デフォルトのMTLチムニーでビルドする場合、スペーサーより高い位置にコイルが来るとショートする危険性があります。
あまりコイルを上げすぎないように注意。
漏れると言われていたPioneer RTA。
ジュースホールが広くてウィックで蓋をしにくい位置にあるのが原因だと思われます。
そのためコットンは多めにコイルへ通し、ピンセットでウィックをデッキの内側からジュースホールの外側に向けて蓋をするようにしています。(上図赤丸)
この方法だとリキッドを満タンにして立てておいても倒しておいてもリキッドの漏れは皆無。
個体差もあるかもしれませんがお試しください。
フィッテイング
Hiltとのフィッティングはこんな感じ。
色の質感が微妙に違いますがこれはこれでよし。
しかしグリーンのHiltの方がより似合う気がします。
ガンメタフレームのWapari Nanoとのフィッティング。
うん、これはこれでなかなか良いんじゃないでしょうか。
しかしMODとの合わせやすさに重きを置くのであれば、DLCではなく無難なシルバーモデルのほうがオススメです。
使用感
筆者が愛してやまないリキッド、Tom Klark’s Tom Sawyer Classicをドリップ&チャージ。
たぶんこのアトマはトムのリキッドのフレーバーを十二分に引き出してくれる、そんな気がします。
16WのMTLで早速吸ってみましょう!
「スコーー、プハーー!!」
めっちゃ旨いやんけ。
フルフレーバーな味わいかつ極上ドロー。
意外や意外、結構びっくりするくらい美味しいです。
ちゃんと「タンクの味」なんですが、フレーバーの出方がかなりダイレクト。
コントラストが高いのにベタっとしてなくて広がりがある。
ぶっちゃけ高価なアトマイザーにも引けを取らないくらいのポテンシャルがあるんじゃないかと思わされる美味しさです。
供給も良くて漏れやジュルりもなし、イマイチまゆつばなヒートシンクが効いているのかチェーンしても熱を持ちません。
しかしデフォルトのままではぜんぜん微妙だったんですよね。
若干軽めのMTLが好きな筆者にとってはデフォルトのままではドロー重すぎでした。
いろいろいじくりまわして気に入ったベストセッティングは下記の通り。
・DLチムニーへ換装
・スペーサー取り外し
・2.0mmエアホールピン使用
・エアホール2穴
これね。
DLチムニーに変えたのは単にショートするのが嫌だったから。
スペーサーはビルドしにくかったので取っ払いました。
MTL派なんだけど重すぎるのは嫌って方、かといってDLは嫌という方、ぜひお試しください。
総評
ものすご気に入った。
まさかこんなに気に入るとは思ってもみませんでした。
リキチャは手間かかるしウルテムタンクは同梱されてないし、やたらエアフロー関係のパーツが多くて最初は面倒くさいアトマだなと思ったんですよ。
しかし、いろんなパーツをとっかえひっかえしていると「あなた好みの女になるわ」とでも言われてるかのようで、幅広いニーズに柔軟に対応できるそのポテンシャルの高さにだんだんと好感が持ててきました。
もちろん、「これだ!」というセッティングが決まってからはもう愛着がわいてしょうがない。
変なロゴも入ってなくてシンプルなルックスというのも非常に良い。
こんなミドルエンドのアトマイザーがもっと出てきたらいいなと、心底思いました。
あまりに気に入ったのでウルテムパーツ買っちゃった。
ドリチも黒Eboshiに変更済。
Pioneer V1.5は、「VAPEの吸い方」、特に「アトマイザーのエアフローに対する考え方」が決まっている人なら、まるでガンプラを組み立てるが如く好みのパーツを組み込んでいって理想的なアトマイザーに仕上げることができるでしょう。
逆に初心者の方はあまりのパーツの多さに面食らってしまうと思いますが、トライ&エラーを繰り返して自分の好みを見出すことができる、ある意味「アトマイザーの教材」にもなりえるという面も兼ね備えていると思います。
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