世界で350個のみの限定生産!
VINEGAR WORKS ANTIQUITY V2 RDTAのレビューです!
※商品提供 Vaper’s Nest
VINEGAR WORKS ANTIQUITY V2 RDTA製品詳細
スレッド | 510 |
本体材質 | 316L |
タンク材質 | アクリル |
タンク容量 | 3.2ml |
ドリップチップ材質 | ブラックデルリン |
本体サイズ | 22 x 25mm(ドリップチップ除く) |
デッキ内径 | 12mm |
デッキ外径 | 16mm |
エアホール | 3.5 x 1.2 3.0 x 1.2 2.5 x 1.2 2.0 x 1.2 1.6 x 1.2 1.2 x 1.2 1.0 x 1.0 0.8 x 0.8 |
セット内容
ANTIQUITY V2 RDTA x 1
ブラックデルリンドリップチップ x 1
スペアOリング x 12
スペアビス x 3
ANTIQUITYとは?
ANTIQUITY V1 RDA
ANTIQUITY(アンティクィーティー)はVINEGAR WORKSのVAPEアトマイザー。
「直径22mmのルックスでありながらデッキ内径12mmの味わい」という一貫したコンセプトを基に、これまでにV1 RDA、V2 RDA、V1 RDTAがリリースされています。
ANTIQUITY V1 RDTA
純粋なMTLを追求した設計と繊細な味わい、シンプルでカッコいいデザインに超豊富なオプションパーツラインナップなどなどその魅力の数は枚挙にいとまがなく、世界中のベイパーから高い評価と支持を得ています。
ANTIQUITY V2 RDA
あの素晴らしいエアフローをもう一度
毎回趣向を凝らしたパッケージングでベイパー達を楽しませてくれるVINEGAR WORKS。
今回のパッケージはコーヒー豆でも入ってるんじゃないかと思わせる麻袋!
真ん中には新しいVINEGAR WORKSのロゴが入っていてとてもかわいくおしゃれに仕上がっています。
こちらがANTIQUITY V2 RDTA。
ANTIQUITY V2 RDAの素晴らしいエアフローコントロールシステムはそのままに、RDTA化にあたってデッキのリファインが施された、全く新しいアトマイザーです。
※ANTIQUITY V2 RDAについて詳しく知りたい方はまずこちらをご覧ください。
トップキャップとブラックデルリンドリップチップはANTIQUITY V2 RDAと完全互換。
トップキャップはインナーとアウターの2ピース構造。
インナーにはサイズの異なるエアホールが8つあり、アウターのエアホールに合わせてエアフローコントロールを行います。
各エアホールのサイズは下記の通り。
3.5 x 1.2
3.0 x 1.2
2.5 x 1.2
2.0 x 1.2
1.6 x 1.2
1.2 x 1.2
1.0 x 1.0
0.8 x 0.8
激重MTLからイイ感じのRDLまで、ドローの幅は実に豊かです。
インナーとアウター下部は花形になっているのでガッチリ固定。
さらにインナーキャップ内部の切り欠きがデッキの突起と噛みあうようになっており、使用しているうちにホールの位置がズレるなんてことは一切ありません。
さらに言うとANTIQUITY V2 RDTAをMODから取り外す時はトップキャップを掴んで容易に脱着が行えますし、デッキにトップキャップを被せる時も「カチッ」とハマってくれるのがとても心地よい。
底面にはビネガーのロゴとシリアルナンバーを刻印。
ポジティブピンは調節不可です。
リファインされたデッキ
ANTIQUITY V2 RDTAとANTIQUITY V2 RDAのデッキを比較してみましょう。
上:ANTIQUITY V2 RDA
下:ANTIQUITY V2 RDTA
前作と大きく異なるのがポストの位置と間隔。
ポストの位置はデッキの中央に寄り、両ポストの間隔が1mmほど広くなりました。
また、コイルの足を押さえつけるためのガイドが両ポストともに取り付けられ、ビルドしやすさが一層増しています。
そしてRDTA化にあたってはウィックホールとエア抜き用のホールを新規追加。
前作に比べるとほんの少しだけコイルスペースが削られましたが、必要最低限な機能を限られた空間に違和感なくレイアウトさせる手腕はさすがVINEGAR WORKS。
ちなみにポストの位置が変わった理由は、リキッドチャージホールを設けているからでしょう。
両ポスト間にあるピンを引き抜くと、ユニコーンボトルのノズルがすっぽりと入るチャージホールが出現し、リキッドを簡単にチャージできます。
ANTIQUITY V1 RDTAのチャージホールはとても小さな蓋で閉じられていましたが、本作は掴みやすいピンに変更されていてとても使いやすい。
それでもちいさなパーツなので紛失には気を付けて。
※万が一紛失してもオプションでピンのみ購入可なのであんしん!
大解剖!ANTIQUITY V2 RDTA
ANTIQUITY V2 RDTA大解剖への入り口はポジティブピン。
ポジティブピンを緩めるとデッキとタンクパーツが二つに分かれます。
前作と同じくポジティブピン先端にOリングがちゃんとハマっていて、分解時にパーツが脱落するのを防ぐと同時にポジティブピンからのリキッド漏れをシャットアウトしてくれます。
タンクの材質はアクリルで容量は3.2ml。
嬉しいことにタンクパーツはANTIQUITY V1 RDTAと完全互換。
豊富にラインナップされているANTIQUITY V1 RDTAのウルテムタンクやガラスタンク、ショートタンクへと換装可能。
前作のパーツを流用できるのってめちゃくちゃ嬉しいですよね。
こういうユーザーフレンドリーな点も大変好感が持てます。
次はデッキを分解してみましょう。
デッキ裏側にあるネガティブポスト固定用ビスを外すと全分解できるようになっています。
こちらが完全分解したデッキ。
インシュレーターはPEEK材。
パーツ数が少なく、なおかつ組み間違いようのない構成のため組み立ても超簡単。
また、Oリング、ビス、インシュレーターがセットになったサービスキットもオプションで販売されていますので安心して長く使うことができます。
誰でも簡単キレイにビルドできるデッキ!
ANTIQUITY V2 RDTAはシングルコイルビルド専用デッキ。
先述の通り、コイルの足を抑えるガイドがポストの両方に備わっているためビルドは非常に簡単。
両足が同じ方向を向くようにコイルを巻いたら、ビスを緩めたポストとガイドの間にコイルの両足を差し込んで固定しましょう。
固定したらちょっとテンションかける感じで引っ張って微調整するもよし。
小さいデッキながら、コイルの高さと位置の微妙な違いで味に変化が生まれます。
筆者はコイルの位置をエア抜きホールとポストの中間あたり、高さをリキッドチャージホールのピンとほぼ同じくらいにセットしてみました。
ちなみに写真のビルドはカンタル26G 2.5mm 6wrapで0.76Ω。
単線で26G~28Gあたりのワイヤーがしっくりくると思います。
キモはウィッキング
ANTIQUITY V2 RDTAの運用のコツは何かと聞かれたら、筆者は迷わず「ウィッキング」と答えるでしょう。
実はウィッキングが一番悩みました。
初めの頃はタンク内にコットンを無理やり垂らしてたんですが、どうも供給がうまくいかなかったんですよね。
思い悩んだ末にVaper’s Nestさんに助けを求めたところ、コットンをタンク内に垂らす必要は全くなくて、RDAと同じようにモフッとクルっとデッキの上に乗せるだけでOKとのこと。
リキッドはVapingする際の傾きによってウィックへと供給される仕組みのようです。
正直これは目から鱗。
実際にやってみたらタンク内のリキッドがごくわずかになるまで、ちゃんとウィックへと供給されてるではないですか。
さすがに最後の1滴まで吸い切るには意図的にアトマイザーを傾ける必要がありますが、だいたいそうなる前にそろそろかな?と直感してリキチャしますよね。
ラクラクウィッキングで供給もバッチリ、これはRDTAに対する考え方も変わった瞬間でした。
合わせやすさ抜群のスタイル
まずは小さなレギュレーテッドMODの定番、iStick Picoに乗せてみました。
どノーマルでこれだけ素敵なアトマはそうはありません。
オプションのショートタンクに換装するとさらにカッコよくなります。
大き目サイズのDOMINOにもイイ感じにフィット。
ANTIQUITY V2 RDTAの絶妙な高さと、シンプルだけど印象的なデザインは乗せるMODを選びません。
使用感
先ほどのビルドでテイスティングしてみましょう。
リキッドは筆者が愛してやまないTom Klark’s Dark Menthol、ワッテージは16Wで約3.6Vです。
「スコーー、プハーー!!」
めちゃくちゃ旨い。
穏やかに口の中へと運ばれてくるクールなミスト。
ひとたびミストを吐きだせば、繊細なトップノートを皮切りに凝縮されたフレーバーが口の中いっぱいに満たされ、一気に鼻腔へと駆け上ります。
これぞMTL Vapingの神髄。
実になめらかでスムーズなフレーバー展開。
狭小デッキ&サイドエアフローが生み出すその味わいは、リキッド本来の持ち味をストレートに再現していると言って間違いありません。
個人的にはANTIQUITY V2系で吸うダークメンソールの味が一番のお気に入り。
ANTIQUITY V2 RDTAは、もともと「神リキッド」と言っても過言ではないでダークメンソールを、誰でも確実に美味しく吸えるポテンシャルを秘めています。
もちろん、ほかのリキッドに関してもその再現性はピカイチ。
最近お気に入りのペリックタバコリキッド「The Druid’s Brew GOTHIQUE」や、「MONKEYS FIST」、フルーツ系なら激ウマ苺味が楽しめる「Tom Klark’s AROMEN #1」 などなど、様々なフレーバーのリキッドをワンランク上の味わいで楽しむことができます。
また、RDAだとどうしても物足らなかったタンク容量が増加したおかげでリキチャの回数が極端に少なくなって運用ラクラク。
しかもちょっとやそっと傾けたくらいではリキッドが漏れることもありません。
これならポケットの中にMODを入れて持ち運んでもあんしん。
スタイルや味だけでなく、使いやすさにも細かな配慮がなされた大変使いやすいアトマイザーだと思います。
ちなみに筆者のANTIQUITY V2 RDTAはステンタンク換装&Eboshi DT装着でダークメンソール専用アトマになりました。
もうね、これほんと最高です。
総評
最高傑作。
ANTIQUITY V1 RDAのタンク容量を補って運用しやすくしたANTIQUITY V1 RDTA。
ユーザーの声をプロダクトにフィードバックしたANTIQUITY V2 RDA。
これら3つのアトマイザーの頂点とも言えるのが、今作ANTIQUITY V2 RDTAです。
一切の妥協を許さず貫き通されたシリーズコンセプト。
新作がリリースされるごとにどんどん美味しく、使いやすくなっていくプロダクト。
VINEGAR WORKSの信念と熱意、そして確かな製品クオリティーには感動すら覚えます。
ANTIQUITY V2 RDTAはまさに22mmという羊の皮をかぶった12mmの狼。
2022年現在、これほどまでに狭小デッキでのMTLにこだわり、スタイリッシュかつ運用しやすいアトマイザーはほかにはありません。
せっかくVAPEしてるなら、このアトマイザーを使わないのはもったいない!
ANTIQUITY V2 RDTAは2022年11月12日 18:00よりVaper’s Nestさんにて発売開始です。
世界限定350個、お買い逃がしなく!!