【ジェネシス】かんたん美味しいメッシュビルドのススメ

メッシュは良いぞ!

リキッド本来のクリアな味わいを楽しむことができるメッシュビルド。
ちょっと前までは難しそう、面倒くさそう、そもそもジェネシス持ってないから関係ないと思ってました。

でも違うんです。

ジェネシスタイプのアトマじゃなくても、簡単にメッシュビルドを楽しむ事ができるんです!

JAQ’sPERCHさんで習ったよ!

筆者がメッシュビルドに興味を持ったキッカケは、QPさんによって書かれたこの記事。
http://fareastvapealliance.com/tutorials/mesh-wick-genesis
これ読むや否やJAQ’s PERCHに走ったところ、すでにQPさんは北国へ旅立った後。
でも大丈夫、ポップでキッチュな店長の那須さんがやさしくメッシュビルドを教えてくれました。


ポップでキッチュな譲二那須

今日は筆者の備忘録も兼ねて、かんたんメッシュビルドについてまとめてみました!

メッシュビルドに必要な物

アトマイザー
ステンレスメッシュ
バーナー
コットン
ワイヤー
セラミックピンセット
ハサミ
プロピレングリコール

メッシュビルドの行程

1.アトマイザーをビルドする
2.メッシュを切って炙る
3.メッシュを丸める
4.メッシュウィックをコイルに通す
6.ホットスポット除去
7.供給用コットンを設置

※メッシュビルドには様々なやり方があります。
本記事はあくまで一例として御覧ください。

アトマイザーをビルドする

メッシュビルドするのは、日本では未だに人気の高いMTLなアトマイザー『Amerpoint Nectar Micro Steel』
まずはNectarを普通にビルド。
Kanthal 26G 2.5mm 8wrapで1.03Ωでした。

メッシュを切って炙る


用意したのは300番のステンレスメッシュ。
那須さんが325番を使ってたので近い番手の物をFTで購入したんですが、Promistさんに325番売ってたのね(泣


Nectarのジュースホールの幅に合わせてステンレスメッシュをカット。

次は炙り。
バーナーがオススメですがターボライターや家庭用コンロでも代用可能とのこと。


ただし写真のように青い炎が出る事が必須条件。
黄色い炎だとススがついてしまうため不向きだそうです。


ステンレスメッシュを炙ると黒い酸化被膜が形成されます。
炙ってないメッシュと比べると一目瞭然。

メッシュを丸める

メッシュに折り目がつかないよう慎重に丸めていきます。
指の腹や両手を使ってメッシュをコロコロ転がす感じ。
ちなみにメッシュのささくれ部分が刺さると、カンタルワイヤーが刺さるよりも激痛ですので要注意。


メッシュがコイルに通るか確認してみましょう。
狙うのは、スカスカでもギュウギュウでもなく「メッシュウィックの表面にコイルが触れている」状態。

PG焼き


次に用意するのはPG(プロピレングリコール)。


丸めたメッシュをPGに浸し、


ライターで着火!
火が消えるまでの時間がリキッド保持量の目安となります。
筆者が作ったメッシュウィックは10秒燃え続けました。
どれだけ長くても10秒以上パフし続けることなんてまずないので、概ねこれでOKですね。
PGに浸しては着火を2~3回繰り返します。

メッシュウィックをコイルに通す


出来上がったメッシュウィックをコイルに通してみましょう。

★譲二那須のワンポイントアドバイス


ウィックをコイルに密着させるにはゼムクリップが便利!


ゼムクリップの足をウィックに突っ込み、内側から外側へなじませるように広げていくといい感じになるようです。
こういうアイデアを教えてもらえるのはほんとに嬉しいですね。

ホットスポット除去

この時点で通電すると、コイルの一部だけが赤熱する状態にあると思います。
通電オンオフを繰り返しながら、セラミックピンセットでコイルをつまんだりこすったりしてコイル全体が赤熱するようホットスポットの除去を行いましょう。


うまくいくとこんな感じに赤熱化。
ここで抵抗値も要チェック。
1.03Ωに近い(目安として±0.05Ω)抵抗値であれば問題ありませんが、大幅に異なるようであればショートしていますので再度ホットスポットの除去を行い、抵抗値を安定させましょう。

供給用コットンを設置


最後にリキッド供給用のコットンを設置します。
設置と言ってもメッシュウィックにたすき掛けし、コットンの両足をジュースホールへ落とすだけ。


リキッドチャージすれば完成です。

御覧のように、コットンはリキッドをメッシュウィックに供給するだけの役割。
加熱されるのはコイルとメッシュウィックだけですので、所謂ジェネシスと同じくクリアなフレーバーが楽しめます。

ちなみにこのビルドは手軽にメッシュの味を楽しめる上、コットンでジュースホールが塞がってるのでちょっとやそっと横倒しにしてもリキッドが漏れないというメリットも。
メッシュウィックをUの字に作る「U-ウィック」であればコットンも不要なのですが、作るのがかなりホネらしいですね。
U-ウィックはもうちょっとスキルアップしてからチャレンジしてみたいと思います。

メッシュビルド まとめ

難しそう、面倒くさそうと思っても、まずはやってみることが大事。
トライ&エラーを経て、美味しいフレーバーが味わえた時にはちょっと感動します。
RDAだけでなくRTAにも応用がききますので、いろんなアトマイザーでメッシュビルドを試してみましょう!

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