PODデバイスが市場に溢れかえる2020年の中華マスプロVAPEシーン。
今や猫も杓子もPODデバイス。
ほとんどの中華系VAPEメーカーはMODからPOD中心の生産へとシフト。
中華系VAPE通販サイトに入荷される新製品のはほとんどはPODデバイス。
挙句の果てに510規格の生みの親であるJoyetechですら今年リリースしたのはPODのみというまさかの事態に陥っています。
しかしそんな状況下でもいくつかのメーカーは良質なMODをリリースしており、筆者を含めて従来のように510アトマでVAPEを楽しみたいファンからは歓喜の声が上がっています。
というわけで今年もやります、年末恒例のベストオブ企画。
「Vapezineが選ぶ超個人的ベストオブMOD 2020-2021」、早速ご覧ください!
Innokin Kroma-R
気軽に使える満足度の高い一台。
頼もしさと高い質感が感じられるメタルボディ。
TCをオミットしたシンプルなスペック。
エルゴノミクスデザインによる抜群のグリップ感。
恐らく今年一番持ち出し回数が多かった、超普段使い用シングルバッテリーMODです。
microUSB(タイプB)ながら2A高速充電に対応している点、26mmまでのアトマイザーをはみ出さずに載せられ、シンプルなものからちょっとゴテゴテしたデザインのアトマまで似合う絶妙なデザインが実に取り回しやすい。
また、パフボタンを兼ねた樹脂製フェイスプレートは一体どういう素材なのかキズ一つつかない。
樹脂ってティッシュで拭いただけでもキズつくものなのにそれが一切ないのはホントに驚き。
長く使える一台だと思います。
Innokin Kroma-Rの詳しいレビューはこちら
Innokin Coolfire Z50
サイズもフォルムも素晴らしい。
ちょっと買い物に行く時とか、小さなMODを使いたくなった時にお呼びがかかるのがこれ。
何と言ってもこのサイズにこのフォルム。
背の低いドリッパーを合わせてコンパクトにいきたい時に絶大なポテンシャルを発揮します。
VAPEモードはVW/VVのみ、ビルトインバッテリー2100mAhというスペックにどうしても「サブ機」的なイメージを持たれ気味ですが、細い単線カンタルワイヤーに1Ω周辺のビルドでMTL運用であればメインとして十分使えるスペック。
COOLFIREシリーズのお約束、本体底面に電源スイッチが設けられてるのもナイス。
Innokin Coolfire Z50の詳しいレビューはこちら
Cthulhu Hastur Mod
ルックス重視、質感極めて高し。
メタルチューブにコンパネBOXをガッチャンコ。
実に分かりやすいデザインコンセプトを極上の質感で具現化してしまったのがHastur Modです。
手にするとずっしりと感じる重み、商品名やロゴが一切ないボディはさながらハイエンドの風格。
TCの信頼度が微妙だったり、ファームウェアの更新が一筋縄ではいかなかったりいろいろアラがあるものの、これほどお洒落でリーズナブルなマスプロMODはそうはないと断言できます。
シンプルなアトマイザーと合わせてVW運用がイイ感じ。
たまには雰囲気を変えたいという時に持ち出すお気に入りMODです。
Cthulhu Hastur Modの詳しいレビューはこちら
Vaporesso GTX One
スリムなアトマをそのままで。
質感の良いメタルフレームとラバーグリップ、そしてシンプルなデザインが高級感を醸し出すGTX Oneはスリムなアトマユーザーに捧ぐ名機。
本体幅こそ22.7mmあるものの、上部がラウンドエッジになっているので直径の細いアトマイザーがナチュラルにフィット。
高さもそこそこあるので細長いタンクを乗せたとしても綺麗なシルエットに見せることができます。
16mmや17mmのアトマイザーをお持ちで、他社のスリムなMODに乗せてもルックスがイマイチだった方はGTX Oneならしっくりくるかもしれません。
機能面ではMAX40WのVWとVVに加えてスマートVWを搭載。
ビルトインバッテリーは2000mAhと、やはりMTL運用であれば十分なスペック。
2A高速充電に対応したタイプCポートも嬉しい。
筆者は細いタンクにタバコ系リキッドを入れて、お酒を飲む時のお供にほぼ毎日使ってます。
さらに細いCBDカートリッジを吸う時にも便利。
Vaporesso GTX Oneの詳しいレビューはこちら
いかがだったでしょうか。
VWのMTLで普段使いするなら?という筆者の独断で選んだ超個人的MODチョイス。
今年もいくつかのMODをレビュー&使用してきましたが、最終的に気に入ったのはこの4機種。
筆者とVAPEの吸い方・使い方が近い方であれば、これらのMODはきっとあなたのお気に入りになってくれることでしょう。
また来年も素敵なMODと出会えると良いな。
どの機種も気に入ってTPOによって使い分けてるので、ランキングのように順位付けはしてません。
ちなみに筆者はMTL派かつレギュレーテッド好きです。