Taifun GTR レビュー

ドイツの名匠「Smoker Store」が作リ出す傑作アトマイザー「Taifun」シリーズ最新作、「Taifun GTR」のレビューです。

 

Taifun GTRスペック


直径:23mm
長さ(ドリップチップを含む):50mm
長さ(ドリップチップを除く):35mm
タンク容量:4ml
スレッド:510
材質:ステンレススチール(1.4301)
タンク材質:PSU
重量:60g
エアフローコントロール:7段階
ジュースコントロール:無段階

 

特徴


・ボトムエアフローのMTL向けRTA
・直径23mm、シングルコイル専用デッキ
・7段階のエアフローコントロール
・ジュースコントロール搭載
・トップリフィル

 

Taifun GTR 初回限定版セット内容


Taifun GTR
SS304/Ni80クラプトンプリメイドコイル
オーセンティシティカード
Kapka’s Flava Reaper’s Juice 20ml
PJ Empire High Roller 20ml
※リキッドはいずれも3倍濃縮。
※ファーストバッチは上記がセットになったSPECIAL EDITION

Taifun GTR 同梱物


Taifun GTR本体
6角レンチ
予備イモネジ
予備Oリング
マニュアル
オーセンティシティカード

 

ディテール


Taifun GTRはGTシリーズ中、最もローハイトなRTA。

 


トップキャップにはTaifun GTRのエングレービング。
ドリップチップはMTLに特化した細いフォルムですが、内径はしっかり5mmとってあるのでクールミストが楽しめそう。

 


スレッドは510、コンタクトピンは調整不可。
レギュレーテッドで使用するのが吉。
シリアルナンバー入りです。

 


リキッドはトップリフィルでラクラク。

 


分解してみました。
左からデッキ、チューブ、チムニー、トップキャップ、ドリップチップ。
普段のメンテはこれで十分。

 


【出典】Taifun GTR manual

上図のように、コンタクトピンを外せばデッキの取り外しも可能です。

 


チムニーは理想的なドーム型。
ミストに乗った濃厚なフレーバーをドリップチップへとスムーズに運んでくれるでしょう。

 

エアフローコントロール


Taifun GTRのエアホールは1.0mmと1.2mmの合計2つ。
AFCリングを回転させ、全閉から全開放まで1/2ホール単位で7段階のエアフローコントロールが可能です。

 


【出典】Taifun GTR manual

 


それぞれのエアホールはデッキ中央のエアホールへと繋がっています。

 

ジュースコントロール


デッキのスレッドには大小1個づつ、合計4つのジュースチャンネルが設けられています。

 


これらのチャンネルにチムニーのスロットを合わせることでジュースコントロールが出来る仕組み。
リキッドの粘性やビルドに応じて大小のジュースチャンネルを使い分けましょう。
吸わないときは全閉にしてリキッド漏れを完全に防げます。

 

PSUタンク


Taifun GTRのタンクは聞きなれないPSU製。
その強度について調べてみました。

 

PSUとは?

PSU(ポリスルホン)とはスーパーエンジニアリングプラスチックの一つ。
多くのVAPEアトマイザーに使用されているPEEKやウルテム(PEI)等と同じく耐熱性と耐薬品性に優れ、かつ透明度の高い組成が特徴。
主なスーパーエンジニアリングプラスチックの耐薬品性については下図を参照のこと。

プラスチック名有機溶剤アルカリ酸類鉱物油植物油
PSU ポリスルホン14433
PES ポリエーテルスルホン23333
PPS ポリフェニレンサルファイド44344
PAR ポリアリレート122-333
PAI ポリアミドイミド44444
PEI ポリエーテルイミド34434
PEEK ポリエーテルエーテルケトン44344
LCP 液晶ポリマー43-43-444
PTFE ポリテトラフロロエチレン44444

4段階評価。数字が大きいほど耐薬品性に優れる。
【出典】タキロン工業用材料「物性と設計」

 

クラックテスト

VAPEのタンクに使用される素材としては、ウルテムに比べてあまり知られていないPSU。
リモネンとメンソールを含むリキッドをチャージし、クラックテストをやってみました。

 


使用したリキッドは以下の3つ

リキッドをチャージし、それぞれ8時間以上放置。
テスト結果は上々で、全くクラックは確認できませんでした。

 

しかしSmoker StoreのFBグループでは何かしらのリキッドを使用してクラックが発生したという報告もあるようなので、思いがけないリキッドでクラックが発生する可能性があります。
フルーツ系リキッドは特に注意したほうが良いかもしれません。

 

デッキを見てみよう


Taifun GTRはシングルコイルビルド専用デッキ。

 


ワイヤースロットは4つ。
コイルの正巻き逆巻きを問わないのが嬉しい。
ワイヤーはイモネジで固定させます。

 


ビルドしてみました。
カンタル26G 2.5mm 7wrapsで0.88Ω。

 


コイルの高さはポストの高さくらいに調整。

 


ドライバーンして…

 


コットンをコイルに通し、くるっと丸め込めば出来上がり。
ビルドとウィッキングはめちゃくちゃ簡単!
RBA初心者でも問題なく組めるでしょう。

 

フィッティング


Smorker Storeにあった写真をマネて、シンプルなレギュレーテッドチューブ「EHPRO MOD101」に乗せてみました。

 


これなかなか良い。
350で使っても絶対良い。

 


そしてこちらはDOMINO。
GTRはGTシリーズのタンクの中では最もローハイト。
しかしそれでも高さを感じさせるデザインなので、ちょっと大き目のMODに良く似合います。

 


ちなみにKitchenに乗せようと思ったらサイズオーバーで乗せられませんでした。

 

吸ってみた

テイスティングしたリキッドはニコチンを添加したDr.Jekyll、Pink Punch Lemonade、SNOW QUEENの3つ。
先ほどのセッティングに15W~20Wで、それぞれMTLでテイスティングを行いました。

 

タンクでありながらドリッパーに近い味の出方。
適当にビルドしても、安定した濃い味が楽しめます。
これはやはりボトムエアフローとドーム型のチムニーが成せる業なのでしょう。
複雑なタバコリキッドとの相性はもちろんOKですが、爽やかなフルーツリキッドも美味しく吸えます。

 

ミスト

熱さを感じないきめ細やかなミスト。
マイクロボア過ぎないドリップチップがミストの体感温度を下げる良い仕事をしています。

 

ドロー

最もエアホールを絞った状態でも激重にはなりません。
かつフルオープンの状態でもスカスカになることはありません。
重めのDL一歩手前の、MTLに適したドローを緻密にコントロールできます。
セッティングにもよると思いますが、今回のビルドではエアホールフルオープンの「ラクラク軽めMTL」が大変気に入りました。

 

使用感

漏れないしイガらない。
筆者の適当ビルド&ウィッキングでもちゃんと使える柔軟な良い子です。

ジュースコントロール全開時にエアフローコントロールを絞るとややジュルっときましたが、双方を調整することで解決。
各コントロールの操作性も良く、トップキャップのスレッドが浅くてすぐに取り外せるのも好印象。
もちろんチェーンしてもアトマイザー自体が熱を持つと言う事もありません。
特に気になるところが見つからない、良いアトマイザーだと思います。

 

総評

 

気軽に使えるMTLタンクです。

 

かんたんビルドでウマウマ
心地よいMTL
見た目がカッコいい

3拍子揃ってとってもカジュアル。
気兼ねなくデイリーユーズにガンガン使えるのが○。
ちょっと大きなMODのほうが似合うので、フィッティングを気にされる方はよくご検討ください。

ラクに使えて美味しいMTLタンク、Taifun GTRはSmoker Storeにて絶賛発売中。
お買い求めはこちらからどうぞ!

Smokerstore
 

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