Schwarzer Hahnと同時発売!
Tom Klark’s初のタバコリキッド、「Weißer Hahn」のレビューです!
※商品提供 Tom Klark’s & Vaper’s Nest
Tom Klark’s Weißer Hahn 製品詳細
原産国 | ドイツ |
内容量 | 60ml |
ニコチン | 0mg |
VG/PG比 | 非公開 |
市場価格 | 2948円 |
トムによるフレーバー解説
Weißer Hahnは、Schwarzer Hahnと同様に異なるタバコ・フレーバーを組み合わせて作られたタバコ・リキッドです。
クラシックで繊細なタバコの香りを楽しむことができるため、通常のニコチン濃度を3分の1まで下げても何の問題もありません。
このリキッドを吸う際には、より低いニコチン量で吸うことをお勧めします。
Weißer Hahnは、Schwarzer Hahnよりも明るく変化に富んだ形で展開され、噛みしめるようなスモーキーさを持っています。
その香りは、フローラルなものからわずかにスパイシーなものまで多岐にわたります。
さまざまなタバコの香りが絡み合うことで、驚くほど多様なアロマが生まれそこから繊細な新鮮さが生まれます。
ビロードのような蒸気を吐き出すときには、何とも言えない親しみと深みのある味わいが感じられ、穏やかな気持ちになります。
”タバコは世界各地の文化に深く根付いた伝統的なものです。
タバコと社交性、楽しみ、そして瞬間を祝うことには深いつながりがあります。” – トム・クラーク
テイスティング
Weißer Hahnは同時発売のSchwarzer Hahnと対をなす、トムクラーク初のタバコリキッド。
本作「白い雄鶏」は「黒い雄鶏」とどのような違いがあるのでしょう。
いつものようにニコチンを添加し、1.1ΩのAntiquity RDAに12Wでパフってみました。
「スコーー、プハーー!!」
こっちはこう来たか!
トップはエキゾチックなサンダルウッドやパチュリーのノート。
それはまるで高尚な寺院・仏閣を彷彿とさせるスパイシーなお香の香り。
ベースにあるのはSchwarzer Hahnと同じ、なんとも趣のあるダークでウェットなウッドのボディ。
そしてミドルノートの柔らかな甘さがそれらを絶妙にまとめ、芳しくかつ旨味のあるテイストに昇華しています。
実に若々しくてエネルギッシュ、そして清々しい。
吸うたびに真新しさを感じ、何度でも吸いたくなる。
複雑なフレーバーながら個々のフレーバーがはっきりしているので、Schwarzer Hahnよりも分かりやすくて明るい味です。
しかしSchwarzer Hahnと同様に、紙巻きたばこやシガー、パイプタバコなどの味を再現したリキッドではありません。
タバコという概念を一旦ブッ壊し、トム流の解釈を経て再構築されたリコンストラクションタバコリキッド。
リアリティの表現ではなく、タバコを吸う事によって感じうる様々な感覚に焦点を当てた、人の内面に迫るアプローチ。
それはトムが生涯を捧げるAROMENシリーズの研究にも通ずるものがあると言えます。
※AROMENシリーズの研究についてはこちらをご覧ください
Weißer Hahnはドリッパーで吸ってももちろん美味しいですが、タンクで吸うのもおススメ。
1.0ΩのFev VS Dualに12WでMTLがもうたまらない。
しかしやはりこちらも周囲に広がる匂いがかなり独特なので屋外で吸うようにしています。
ちなみにガンクはSchwarzer Hahnと同様、全くつきません。
総評
トムにしか作れない。
これは間違いありません。
フレーバリングのチョイス、センス、発想力、独創性、全てにおいてトムクラークならではのリキッドに仕上がっています。
個人的にパチュリーの香りが大好きで、そんなニュアンスのリキッドがあったらいいなと思ってたらまさかのどストライク。
これは大変嬉しかった。
またひとつ、大切にしたいリキッドが増えました。
黒い雄鶏と白い雌鶏は、いずれもウッドをベースにしていながらその方向性は全く異なります。
落ち着いた味わいの黒は、じっくりダラダラとチェーンするのが実に旨い。
清々しさのある白は、パッと気分を変えてリフレッシュしたい時に最高。
いずれもハマったらもう最後。
極めて中毒性の高いフレーバーのため、他のリキッドを吸っていても常にこのニワトリたちの事が頭をよぎります。
どっちがおススメかと聞かれたら両方おススメと答えるでしょう。
Tom Klark’s Weißer HahnはVaper’s Nestさんにて好評発売中です!
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